メインで使用している携帯電話サービスで、ドコモ、au、ソフトバンクに次いで堂々の4位に浮上したワイモバイル(Y!mobile、マーケットシェア:5.7%)。
(出処:MMD研究所による調査(2019年9月18日)
TVのコマーシャル効果もあって、ワイモバイルへの乗り換えを検討されている方も多いことでしょう。
そこで気になるのが、実際にワイモバイルを利用されている方の口コミや評判です。
ここでは、ワイモバイル(Y!mobile)の口コミ・評判についてまとめてみました。
ワイモバイル(Y!mobile)の実際の口コミや評判は?
格安スマホの口コミや評判で多いのは、
- 料金
- 通信速度・通信の安定性
- サポート
に関するものです。
ワイモバイルについても、まず、この3点について重点的に取り上げてみました。
料金に関する口コミや評判
まず、ワイモバイルの料金プランをみてみましょう。
Y!mobileのスマホ向け料金プランは、とてもシンプルです。
月間のデータ通信量ごとに、3つのプラン(「S」「M」「R」)が用意されています。
スマホ ベーシック プラン | S | M | R |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 10GB | 14GB |
通話 | 1回10分以内の国内通話し放題:0円 | ||
容量超過時の 通信速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
データ増量 キャンペーン※ | 3 → 4GB | 10 → 13GB | 14 → 17GB |
翌月から 6ヶ月まで (新規割適用)※ | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
7ヶ月目以降 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
注)
データ増量キャンペーン:
データ増量オプションの月額料500円が1年間無料になるというキャンペーン。
新規割について:
新規契約、他社からの乗り換え(MNP)、または契約更新は「新規割」適用により、翌月から6ヶ月間700円割引になります。
このワイモバイルの料金プランを、同じくソフトバンク回線をサポートするmineo並びにLINEモバイルと比較してみました(↓↓↓)。
条件をできるだけ同じにするために、
- ソフトバンクには5分かけ放題、mineoとLINEモバイルには10分かけ放題のオプション料金を加算しています。
- ワイモバイルには、2年目以降の料金を使用しています。
データ通信容量が10GB以下の場合、「ソフトバンクの料金と比較してMVNOの料金が非常に安い!」というのが分かります。
しかし、MVNO3社の中で料金を比較してみると、「ワイモバイルの料金がとりわけ安い!」ということはありません。
良かったという口コミ・評判(料金について)
ただ、ワイモバイルの場合、携帯キャリアからの乗り換えが多いせいか、キャリアとの料金を比較して非常に安くなった!という口コミや評判が多いようです。
以下、Twitter・インスタの口コミです。
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(インスタグラムより引用。実際の投稿は、こちら)
最近、総務省をはじめ3大携帯キャリアの間で、月額のデータ容量20GBに対するスマホ代が加熱していますが…
そもそも、毎月20GBも消費するという方はそれ程多くありません。
(20GBってどれ位か?:フルHDの動画を1時間鑑賞して1GB程です。つまり、フルHDの高画質動画を毎日40分程鑑賞して、やっと20GB/月に達する感じです。動画をこんなには観ない!という方は、毎月高額のスマホ代を支払い続けていると言えるかも?!節約する余地は十分あります!)。
一般的には、「スマホの月間データ容量は平均約7GB」(出典:ITmedia Mobile)と言われています。
従って、上記にあるように、ワイモバイルに乗り換えるだけで、約5,000円/月(年換算だと60,000円)も節約できる!これは、とっても大きい!
一度、毎月のデータ消費量をチェックされてみては如何でしょうか?
「エッ!実際、これだけしか使っていなかったのに、毎月こんなに支払っていたの?」と思われる方も少なくないのでは?!
あまり良くなかったという口コミ・評判(料金に関して)
ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」の料金を見ていただくとお分かりのように、契約期間が長くなっていくと徐々に料金が高くなっていきます。
例えば、「S」プランの場合、
- 翌月から6ヶ月まで:1,980円(新規割:700円割引、データ増量割:500円割引)
- 8ヶ月以降:2,680円(新規割700円消滅、データ増量割:500円割引)
- 2年目以降:3,180円(新規割700円消滅、データ増量割500円消滅)
このことを指摘されている口コミがありました。
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
ワイモバイル料金で、もう一つデメリットを挙げるとすると…
ワイモバイルのプラン料金は、他の格安SIMと比べると決して安いという訳ではありません。他の格安SIMには無い「10分以内の国内通話がかけ放題」が予め含まれているから、というのも理由の一つだと思います。
短時間の通話を頻繁に行うという方には、ワイモバイルは最適ですね。でも、通話で利用することは殆どないという方には、あまり意味が無いと言えるでしょう。
それでも携帯キャリアよりは安い訳ですから、ワイモバイルへの乗り換えは十分検討に値すると言えるでしょう。
通信速度に関する口コミ・評判
次は、通信速度についてです。
MMD研究所が、「2019年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」というレポートを発表しています。
このレポートによれば、「全日平均値」に関するワイモバイルの通信速度は3位。ソフトバンク回線系の中では、mineoやLINEモバイルより速いようです。
通信速度に関する口コミを見てみましょう。
良かったという口コミ・評判
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
以上のように、通信速度に関しては、概ね満足されている評判や口コミが多いようです。
理由は、他のMVNOと違ってワイモバイルはMNOだからです。
MVNOは、携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から携帯の回線を借りてサービスを提供していますが、ワイモバイルは、自身がネットワークの運用者であり管理者です(MNO)。加入者の増加に合わせて回線設備の増強や拡張をタイムリーに行うことができ、トラブルにも迅速に対応できます。
サポートに関する口コミ・評判
ワイモバイルには、以下のようにいくつかの問い合わせ窓口があります。
1. 自動応答ガイダンス(通話料無料)
ワイモバイルの電話から:116
他社の携帯や固定電話から:0120-921-156
通話料は無料になっていますが、あくまでも自動応答によるガイダンスです。オペレーターと話をすることは出来ません。
2. 総合窓口(通話料有料)
ワイモバイルの電話から:151
他社の携帯や固定電話から:0570-039-151
通話料は有料になってしまいますが、オペレーターと話をすることができます。
3. チャットサポート
ワイモバイル契約前のご相談については、こちら。
ワイモバイル契約者向けのご相談は、My Y!mobileにログインすると、チャットサポートの案内があります。
My Y!mobileから
4. ワイモバイルショップ
対面でのサポートが受けられます。
サポートに関する良かったという口コミ・評価
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
サポート関するあまり良くなかったという口コミ・評価
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
サポートに関する口コミ・評判まとめ
上記のように、ワイモバイルにはいくつかのサポート(問い合わせ窓口)があります。
それはそれで良いのですが、逆にたらい回しにされる危険性もあるようです。
問い合わせする内容を分類してみてどのカテゴリーに入るか、そしてカテゴリーごとに問い合わせ先を選んでみるというのも良いのではないでしょうか。
- 販売や契約に関すること:総合窓口(電話)かワイモバイルショップ
- システム的なこと:総合窓口(電話)かワイモバイルショップ
- 契約前の技術的なこと:チャットサポート
- 契約後の技術的なこと:チャットサポート
など。
ワイモバイルに限った話ではなく、どこの携帯キャリアや格安SIMでも、サポートスタッフによって対応力が違ってきます。当然当たり外れが出てくるので、予めご承知おきください。
その他の口コミ・評判
無料で「Yahoo!プレミアム会員」になれる(良い口コミ・評判)
お得な特典が盛りだくさんの「Yahoo!プレミアム(月額462円の有料サービス)」が、スマホベーシックプランを契約すると無料で利用できます。
Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACOでのお買い物で、いつでも対象金額の5%相当(Tポイント1%+PayPayボーナスライト4%)が戻ってくるのでお得です!
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
国内通話かけ放題が充実(良い口コミ・評判)
ワイモバイル(Y!mobile)は、通話に関して格安SIMの中で一番充実しています。
具体的には、
■ スマホベーシックプラン「S」「M」「R」どのプランにも、10分以内の国内通話かけ放題が予め組み込まれている。
■ 月額1,000円のオプション追加で、国内通話がかけ放題になる。この月額料金は、携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)よりも安い。
■ しかも、上記のオプション料金は、ガラケーにも適用される。
■ 60歳以上の方であれば、「かんたんスマホ」のご購入で国内通話かけ放題が無料となる。
と、とても充実しています。詳細は、こちらをご覧ください。
ワイモバイルも良いことばかりではありません。デメリットとなる評判や口コミを幾つか挙げてみました。
データの繰越ができない(良くない・悪い口コミ・評判)
UQモバイルに有ってワイモバイルには無い機能に「データの繰越」があります。
当月余ったデータ容量を翌月に繰り越して有効的に使うというものですが、この点を指摘されている方も意外と多いようです。
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
128kbpsに制限される(良くない・悪い口コミ)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
2020年7月1日より、ワイモバイルでもプランの見直しが行われ、プラン「M」「R」の場合、データ容量を使い切った時の速度制限が、12kbpsから1Mbpsに改善されました。 しかし、プラン「S」は対象外です。
上記の口コミは、「どうせやるなら、「S」含めて全プランで改善して欲しかった!」という口コミ・評判です。
差別化を図るためにも、プラン「S」も速度規制1Mbpsにしてくれると有り難いですよね。
(2020年10月14日より、プラン「S」の規制速度が、128Kbps -> 300kbpsに改定されています)
大容量プランが欲しい(要望的な口コミ・評判)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
最近の傾向として、スマホ(テザリング機能を利用してモバイルWiFiルーターとしても使う)も含めて、モバイルルーターの大容量化のニーズが高まっています。
映画や動画を観る方が増えてきたのと、テレワークが進みスマホをモバイルルーターとしても使いたい、という方が増えてきたからです。
今のところ、ワイモバイルスマホの上限は、プラン「R」でデータ容量を追加しても17GBですが、これでも足りないという方が増えてきているようです。
ただ、注意していただきたいのが、ワイモバイルというブランドを含めたソフトバンク全体の戦略です。
(ソフトバンク(株):2019年3月期第3四半期決算説明会資料より引用)
上図のように、現在のところ、17GB位までの小・中容量ユーザー(ライトユーザー)はワイモバイル。それを超える大容量ユーザー (ヘビーユーザー)はソフトバンクという棲み分けになっています。
これから大容量を消費するユーザーが増えてくると、「ワイモバイルでは足りない、でも、ソフトバンクでは料金が高すぎる」と思われるユーザーの方が増えてきて、他のモバイルサービスに乗り換える方が増えてくるかもしれません。
そこに目をつけた他のモバイルサービスの中には、20~50GBの容量で安い料金のサービスを提供してくるところが出て来るかもしれません。
「携帯キャリアと格安SIMに、次の変化が訪れてくるのは時間の問題」のような気がします。
電波のカバーエリア(良くない・悪い口コミ・評判)
意外と電波のカバーエリアに関して不満を持っている方もいるようです。
例えば…
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
(Twitterより引用。実際のツイートは、こちら)
地方にお住まいの方は、ドコモに比べると電波状況が良くないところがあるかもしれないですね。
口コミ・評判のまとめ
他のMVNOでは、
- 特定の時間帯(昼:12:00~13:00、18:00以降など)で通信速度が出にくい
- リアルな店舗が少ない
といった問題を抱えるところが多い反面、ワイモバイルは、ソフトバンクのサブキャリアであるしリアルな店舗も多いので、満足度が高いように思われますが、意外にもそれ程ユーザーの満足度は高くないようです。
理由は、ドコモやau、ソフトバンクといった携帯キャリアから乗り換える人が多く、比較の対象がこれらのキャリアになるから、ということもあるようです。
ただ、口コミのところでもご紹介したように、
- 通信速度や通信の安定性が、比較的好評。
- キャリアと同様の国内通話かけ放題が可能。
- しかも、月額料金は1/2から1/3に抑えることも可能。
ですので、毎月の高額なスマホ代に悩みできるだけ通信費を抑えたいという方には、是非、おすすめしたい格安スマホと言えるでしょう。
尚、UQモバイルとどっちが良いかお悩みの方は、

の記事も参考にしてみてください。
ワイモバイルについて
ワイモバイルのメリット
- 口コミのところでも取り上げましたが、ワイモバイルの通信速度は比較的速くしかも安定していると評判が良い。
- リアル店舗が充実しています。ただ、訪問のタイミングによっては結構待たされることもあるようなので、その点は注意が必要です。
- 2019年10月に改正電気通信事業法が施行されてから、ワイモバイルでも2年縛りがなくなりました。いつでも解約出来るようになりました。
- 「Yahoo!プレミアム」会員になれます。さらにEnjoyパック会員なら最大10%相当が戻ってきます!
- 国内通話機能が充実しています。国内通話かけ放題(オプション:月額1,000円)は、携帯キャリアよりも安くなっています。
- お申込み・契約には、3つの経路があります。ワイモバイル公式サイト、Yahoo!モバイル、そしてヤングモバイルです。おすすめは、ヤングモバイルです。
Y!mobileの回線サービスや端末は、ワイモバイルのオンラインストア以外にも、
- Yahoo!モバイル
- ヤングモバイル
といった、ワイモバイルの販売代理店経由で購入できます。
それぞれ、独自のキャンペーンを打ち出していて、例えば、
■ ヤフーモバイルの場合、5のつく日(5日、15日、25日)やゾロ目の日(11日、22日)にSIMカードをご契約頂くと、最大14,000円相当のPayPayボーナスライトがもらえる!
■ ヤングモバイルの場合、端末セットをご契約頂くと、最大で20,000円のキャッシュバックがもらえる!
など、他の格安SIM(MVNO)ではご覧いただけないセールやキャンペーンがあるので、是非チェックしてみてくださいね!
併せてお読みいただきたい記事:

ワイモバイルのデメリット
- 新しいiPhone(iPhone11、iPhoneX、iPhone8)を購入することができません(使うことは出来ます)。ワイモバイルで購入できるのは、iPhoneSE 64GB/128GB、iPhone7のみです。
- スマホベーシックプラン「S」「M」「R」には「10分以内の国内通話がかけ放題」が予め組み込まれているが、あまり通話しない方にはメリットが無い。その分、料金を安くして欲しい。
- 毎月のデータ通信量が20GB、30GB、50GBのようなヘビーユーザーには、ワイモバイルはおすすめできません。ヘビーユーザーやビジネスユーザーの方は、ソフトバンクのご利用をおすすめします。
- ワイモバイルは、データの繰り越しができません。よく、UQモバイルと比較されますが、データアクセス中心の方は、UQモバイルの方がおすすめです。
ワイモバイルへの乗り換えの方法
ワイモバイル(Y!mobile)は、ソフトバンクのサブキャリアという位置づけ。なので、ワイモバイル自身携帯回線を保有し自らが運用者でもあります。
他のMVNOは、ドコモやau、ソフトバンクから携帯回線を借り受けて運用しています。ここが大きく違います。
従って、
- 他のMVNOと比較しても通信速度や通信の安定性において評判が良い
- リアル店舗も充実している
毎月のデータ容量が10GB程度までであれば、携帯キャリアよりも月額料金が安いのでおすすめです。
では、ワイモバイルへの乗り換えはどうやって行えば良いのでしょうか。
ソフトバンクからの乗り換えの方法になってしまいますが、

で詳細にご紹介していますので、是非、ご覧ください。
まとめ
ソフトバンクのサブキャリアであるワイモバイル。
ワイモバイル自体が携帯網の運営者(MNO)なので、加入者の伸びに合わせて携帯網を拡充・強化できます。これが、他のMVNOと比較して通信速度や通信の安定性が好評という口コミにつながっているようですね。
加えて、国内通話かけ放題のオプションも用意されているので、スマホを通話メインで利用しようという方にもおすすめです。
お申込み・契約にも幾つかの方法があり、それぞれ独自のキャンペーンが用意されていますので、うまく利用されると良いでしょう。
ヤングモバイルは、ワイモバイルの正規代理店です。最大23,000円のキャッシュバックを実施中!ワイモバイルの格安スマホならヤングモバイルがおトクですよ!