自宅等からインターネットに簡単接続!そんなモバイルWiFiルーターが人気です。
その背景にあるのが、
- テレワークの浸透。
- Youtube動画やNetFrix等の映画を、スマホで長時間視聴する方が増えている。
ただ、そのまま携帯キャリアを使っていてはデータ通信容量が大幅に増えてしまい、毎月の通信料金が高額になってしまいます。
モバイルWiFiルーターなら、この月額料金を大きく削減できます。しかも、導入時の設置や設定は簡単。固定の光回線と違って開通するまで数週間も待つ必要はありません。届いたその日から使い始めることもできます。
このような背景から、今では、多くのプロバイダーからいろんな種類のモバイルWiFiルーターが販売されるようになりました。
今回、このサイトの管理人である私が注目したのは、「WiMAX」。その理由は、
- 全国規模で使える
- 通信速度が高速
- 導入実績が豊富(既に2,000万件を突破)
だから。「GMOとくとくBB」経由で契約しました。
ネット上での評判や口コミでは、「遅い」「繋がらない」「解約したい」といった投稿が見受けられますが、実際に使ってみて解ったことは、ポイントを事前に押さえておけば、これらのトラブルは未然に防ぐことが出来ます。
ここでは、私が「WiMAX実際に使ってみた」口コミや、ネット上のWiMAXの評判・口コミをレビューした記事を掲載しています。
WiMAXの導入をお考えの方は、是非、参考にしてみてください。
評判・口コミ:WiMAXルーター「W06」を使ってみた
GMOとくとくBBを選んだ理由
WiMAXの回線及びルーターは、提供元のau及びUQコミュニケーションズ以外にも、「プロバイダー」と呼ばれる販売代理店を経由して契約することが出来ます。
よく知られているプロバイダーには、
- GMOとくとくBB
- Biglobe WiMAX2+
- BroadWiMAX
- カシモWiMAX
などがありますが、今回、「GMOとくとくBB」の「低額月額料金プラン」経由で契約しました。
その理由は、
- 2年間及び3年間で発生するトータルの費用が、上記プロバイダーの中で最安級。
- GMOとくとくBBには、「高額キャッシュバックプラン」と「低額月額料金プラン」があり、後者の低額月額料金プランの方が費用を抑えられる。
- LTEオプション(ハイスピードプラスエリアモードを使用した月にのみに発生するオプションで、通常1,105円/月)が無料。
- 20日間のお試しができる(但し、条件があります)。
と、料金面での優位性と「お試し」が出来るからです。
料金が安い上に「20日間のお試し」が出来れば、万が一、WiMAX2+の電波状況が悪くて通信が出来なかったり通信速度が遅すぎるような場合、解約金なしで解約できます。結果がOKであれば、そのまま使えます。
また、万が一WiMAX2+のエリア外となっても、LTEオプションが無料であれば、料金を気にすることなくauの4G LTE網を使用してデータのアクセスができます(但し、データ容量は、「ギガ放題」であってもWiMAX2+通信含めて7GB/月に制限されてしまうので、この点は要注意)。
WiMAXルーター「W06」を設定
今回、私が契約したWiMAX2+ルーターは、モバイルタイプの上位機種「W06(HUAWEI製)」です。
5月25日に契約を申し込んだところ、在庫不足がタイミングよく解消しつつあったようで、1週間後の6月2日には自宅に届きました(思ったより早く到着!)。
WiMAX2+用のSIMカードも同梱されています。
こんな感じ(↓↓↓)で本体のSIMスロットカバーを開け、SIMを挿入します。
以上で準備ができました。早速W06の電源を入れます。
メニューは2画面あって(↓↓↓)、いろいろと設定が必要に思えますが、
その中で設定や確認が必要なのは、以下の3点くらいです。
- Wi-Fiの設定
- 通信モードの設定(「ハイスピード」か「ハイスピードプラスエリア」か)
- 通信量カウンターの設定
「1. WiFiの設定」では、スマホ等の端末からこのW06ルーターに接続するためのSSIDとパスワードが表示されています。
この表示をもとに、スマホ側でSSIDとパスワードを設定します。
次が、「2. 通信モードの設定」です。
最初は、初期設定の「ハイスピード」モードのまま、WiMAX2+のみ使用する設定にしておき、その電波状況と通信速度を確認します。
WiMAX2+がエリア圏外(WiMAX2+の電波が届きにくい地下街で使用する場合など)の場合は、「ハイスピードプラスエリアモード」を選択すると、自動的にau 4G LTE網につながります。
ただ、この「ハイスピードプラスエリアモード」を選択した場合、
- WiMAX2+含めて、月間のデータ使用量が7GBに制限される。
- 購入先のプロバイダーによっては、LTEオプションとして月額1,105円が課金される場合がある(「GMOとくとくBB」の場合、無料です)。
ので注意が必要です。
3番目は、通信量カウンター表示の設定です。
WiMAX2+の場合、「ギガ放題」プランであっても、データ使用量が3日間で10GBを超えると速度制限がかかります(翌日の18:00から26:00まで、速度が最大1Mbpsに制限されます)。
また、ハイスピードプラスエリアモードの場合、WiMAX2+含めて月間のデータ容量が7GBに制限されてしまいます。
このような理由から、使用した通信データ容量は結構気になりますので、カウンター測定の期間を「1ヶ月」か「3日」かを選べるようになっています。
WiMAX2+の電波は意外にも敏感だった!
準備が出来たところで、自宅の中で電波の受信状態が良さそうな場所を探してみました。
このサイトの管理人である私の自宅は埼玉県内。14階建ての約500世帯が住む集合住宅にあります。
北側と南側にベランダがあり、それぞれの窓側とその近辺、部屋の奥の方など、W06のアンテナ表示の状態をみながらベストな場所を探します。
↓↓のようにアンテナが4本立つところもあれば、
↓↓のようにアンテナが2本しか立たないところもあります。
スマホのauの携帯網のアンテナも、部屋を移動するに従い同じように変化しますが、WiMAX2+の場合は、携帯の電波より変化の度合いが激しい(敏感)ような気がしました。
南側の窓際の受信状態が一番良く安定しているようだったので、WiMAXルーターW06の設置場所をそこに決めました。
HUAWEI HiLINKアプリについて
スマートフォンに「HUAWEI HiLINK」アプリをインストールすると(取扱説明書に記載されているQRコードを読み取ります)、W06に直接ログインすることが出来ます。
W06の状態や、W06を設置する場所のより詳細な電波の強さをこの「HUAWEI HiLINK」アプリのベストポジションで確認できます。
HUAWEI LiNKの管理画面の「ベストポジション」をタップすると、↓↓の画面のように、W06が受信している電波の強さを確認できます。
実際にW06を移動させながら、電波の受信状態を確認してみました(↓↓↓)。
W06の最新の電波状態が、一番右側の棒グラフに表示されます。2秒ごとに、棒グラフ全体が左側に流れていきます。
W06を移動させると、刻々と電波の受信状態が変わるので、何処がベストポジションかがわかります。
WiMAXの速度はどれくらい出る?
では早速、WiMAX2+(回線)とW06(ルーター)を試してみます。
自宅のネット環境について
上述のように、私の自宅は大規模な集合住宅の中にあります。
人口密度が高いので、ネットアクセス時の通信速度は、一戸建て環境に比べると遅いと言えるでしょう。
自宅には、NTTの「フレッツ光マンションタイプ」の回線を引き込んでいますが、上記のような理由から、それほど通信速度が速いわけではありません。また、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電波を使用したデータアクセスもそれほど速いわけではありません。
まず最初に、早朝5:30頃の一日でネットが空いている時間帯の通信速度を測定してみました。
NTTの「フレッツ光マンションタイプ」の場合、
と、39Mbps近くでした。
また、タイミングよくソフトバンクのPocketWiFiのモバイルルーター「601HW(HUAWEI 製)」が手元にあったので、通信速度を計測してみました。
と、3回の平均通信速度は、11.8Mbpsでした。
ソフトバンクのPocketWi-Fiも実際に使ってレビューしてみました。

も併せてご覧ください。
自宅で測定してみた!
では、同じ日の同じ時間帯に、WiMAX2+のモバイルWiFiルーター「W06」を使って通信速度を測定してみました。
平均通信速度は、32.3Mbpsとまずまずの結果です。
NTTの光回線の通信速度には当然かないませんが、まずまずの速度です!
ソフトバンクのPocket WiFiと比較してみた
参考までに、
- WiMAX2+のW06ルーター
- ソフトバンクのPocketWiFi 601HWルーター
の通信速度を同時に測ってみました。
下図(↓↓)は、
- 左半分がWiMAX2+の通信環境です。ルーターのW06と端末としてiPhone8を使用。
- 右半分がソフトバンクのPocketWi-Fiの通信環境です。ルーターの601HWと端末としてOPPO A 2020を使用。
して、同時に通信速度を測ってみました。
- WiMAX2+の場合、43Mbps、
- ソフトバンクのPocketWi-Fiの場合、24Mbps
でした。
念の為、端末を入れ替えてみました(↓↓)。
- WiMAX2+の通信環境(左半分)は、W06 + OPPO A 2020
- ソフトバンク PocketWi-Fiの通信環境(右半分)は、601HW + iPhone8
です。
- WiMAX2+の場合、32Mbps、
- ソフトバンクのPocketWi-Fiの場合、27Mbps
WiMAX2+の通信速度が結構早いのがわかります。
W06のMIMOとは?
今回使用したルーター「W06」の仕様をみていてちょっと気になったのが、「4 x 4 MIMO」という高速モード。
対象エリアは<東京都、埼玉県、愛知県、大阪府>の一部エリア、ハイパフォーマンスモードおよび4×4MIMO設定オンで利用すると、通信速度が向上するようだったので、ちょっと試してみました(ちなみに私の自宅は埼玉県内です。「一部のエリア」に該当するかどうかまでは不明でしたが…)。
4 x 4 MIMOとは?
データの送信側(基地局)と受信側(ルーター)のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、WiMAX 2+エリアでの通信時に、複数のデータを同時に送受信することで、下り最大220Mbpsの超高速通信を実現します。
そこで、W06の「ハイパフォーマンス設定」をこの「4 x 4MIMO」に切り替えてみました。
「4 x 4MIMO」の設定がオフの時は、
と平均通信速度26.3Mbpsだったものが、
「4 x 4MIMO」の設定をオンにすると、
と、平均通信速度が39.7Mbpsに向上!
この時のソフトバンクのPocketWiFiの通信速度は、
平均通信速度14.9Mbpsでした。
WiMAX2+って、結構速いですね!
ただ、ここまでの計測値は、あくまでも参考として捉えていただきたいと思いいます。
なぜなら、
- WiMAX2+がPocketWi-Fiより速いとは必ずしも断言出来ない。通信状況は、時刻や場所、周りの環境(特に電波の受信状況)にも大きく依存します。
- しかも、WiMAX2+の「4 x 4 MIMO」が利用できるエリアは限られている。
からです。
郊外では?電波の届きにくいところが結構ある!
以上、自宅にての測定結果でしたが、その他の場所ではどうでしょうか?
WiMAX2+のエリアマップを参考にしながら、自宅周辺を歩いてみました。
エリアマップでは、自宅周辺の殆どは、電波状態が良い「○」となっています。
でも実際に、歩きながらW06のアンテナの状態をチェックしていると、アンテナが4本たったり1本しか立たないところがあったり、結構変動します。
近くの公園まで足を伸ばしてみたら、↓↓のように、(アンテナが一本しか立たない。その時の通信速度は、5.7Mbpsだった)
遂には、↓↓のように圏外になってしまったり…
この公園は、エリアマップでみると電波状況は問題ないはずなのに…
場所によっては、アンテナが4本立って電波状態が良さそうなところもあります。その時の通信速度を測ってみると、
のように、平均46.6Mbpsの高速通信が出来ました。
でも数m移動しただけで、
のように、いきなり通信速度が低速になったりします。
同時に、iPhone8のauの携帯のアンテナも確認しながら歩いてみましたが、auの電波状況が良くてもWiMAX2+の電波状況が思わしくないところも結構ありました。
こちらの総務省の資料、
平成30年度携帯電話・全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果及び評価結果の概要
によれば、
- auのLTE/4G基地局数:119,100局
- UQのBWA基地局数:63,500局
と、UQWiMAXの基地局数はauの約半分!auのような繋がりやすさを期待してはいけないようですね。
WiMAXを実際に試してみた私の評判・口コミ
WiMAX2+という回線サービスとルーターを使ってみた私自身の口コミ・評判をまとめてみました。
1.WiMAX2+は、高速なデータ通信が可能
WiMAX2+は、電波の受信状況が良ければ、比較的高速のデータ通信が可能です。
ただ、WiMAXルーターの設置場所によって通信速度が微妙に変化する傾向があるので、設置には注意を払う必要があります。
2.導入前の「お試し」は欠かせない!
WiMAX2+は、携帯電話で使用されるau等の電波と比べて直進性が高い特性があります。
従って、部屋の奥まったところや途中に障害物等があると、受信状態が悪くなる場合があります。最悪、圏外になることも(地下街や地下鉄では使えなくなる場合あり)。
また、エリアマップ上OKであっても、実際WiMAXルーターを設置してみると受信状態が思わしくないところもあるようです。
従って、WiMAX2+を導入する場合は、事前の「お試し」でしっかりとテストしたほうが良いでしょう。
3.できるだけ契約期間の縛りがないプロバイダーを選ぶ
上述のように、契約する際には「お試し」が出来るプロバイダーを選びたいところですが、少なくとも、解約料金が0円もしくは安いところを選ぶようにしましょう。
契約して実際に使ってみてNGであれば、いつでも解約することができます。
多くのプロバイダーが、契約期間3年と長く、違約金も高価なところが多いので、プロバイダー選びは慎重に行いましょう。
4.ハイスピードプラスエリアモードについて
地下鉄や地下街等などでは、WiMAX2+の電波が届かないところがあります。その救済モードとして用意されているのが、この「ハイスピードプラスエリアモード」。
この設定を有効にすると、auの4G LTE網へ自動的につながるようになります。
このモードで使用すると、
購入先のプロバイダーによっては、月額1,105円の料金が発生するので、注意が必要です(GMOとくとくBBは、この費用は発生しません)。
また、「ギガ放題」で契約していても、月間のデータ容量は、WiMAX2+含めて7GB/月に制限されてしまいます。
WiMAX2+の電波が届きにくい場所でモバイルアクセスを行う可能性のある方や、月間7GB以上使ってしまうようなヘビーユーザーの方は注意しましょう。
WiMAXのネット上の評判や口コミ
以上、私が実際にWiMAXを試してみた評判・口コミをご紹介しました。
ただ、WiMAX2+のようなモバイル通信の通信速度や安定性は、使用する場所や時間帯に大きく依存します。
従って、WiMAX2+の評判や口コミを知りたい方は、多くの方の評判や口コミにも目を通したほうが良いでしょう。幸い、WiMAX2+の場合、ネット上に多くの方が評判や口コミを投稿しています。
ここでは、「WiMAXの良かったという評判」と「WiMAXのあまり良くなかった(悪い)評判」に分け、客観的にレビューしてみたいと思います。
WiMAXの良かったという評判や口コミ
■ 安定している
ブロードwimaxはほんと安定してるわ
通信速度数十メガはいくので何も不自由しない!— デジモノ好き男 (@dijitaro1974) June 3, 2020
■ 速い
WiMAXのホームルーターL02の不定期スピードテスト。今朝も快調です。下り88.6Mbps・上り1.59Mbps・Ping81ms。3日10GBに引っかかることは多いですが、夜以外は高値安定です。https://t.co/9XkRvJPxgf#ギガゴリWiFi #THEWiFi #めっちゃWiFi #よくばりWiFi #WiMAX #クラウドSIM pic.twitter.com/Frv1ejvs17
— ネット通 (@net_tuu) June 1, 2020
電波の受信状態が良ければ、
- やはり速い
- 安定している
といった口コミが多いです。
本格導入前に、しっかり「お試し」をして満足できる結果が得られれば、WiMAX2+は非常に使いやすいモバイルWiFiです。
WiMAXのあまり良くなかったという評判や口コミ
■ 通信制限・遅い
通信制限かかってめちゃ遅いノ)゚Д゚(ヽ
ほんとWiMAX解約しよかな… pic.twitter.com/P3tmANGpDi— Ꭿᶄ༐@禁煙中 (@AKi_Squamata) June 4, 2020
■ 遅い
wimaxは今日も遅い pic.twitter.com/AsZ1dUSuFi
— 御寿司 (@osushidaisukida) June 2, 2020
「あまり良くなかった(悪い)という評判・口コミ」をまとめると、以下の2つに大別出来るでしょう。
- WiMAX遅い
- 通信制限がかかってしまう
以下のような理由が考えられます。
1. WiMAXが遅いという理由
WiMAX2+の電波は、auの携帯用の電波とは別物です。「auの電波は良好に受信できているので、WiMAX2+も問題なく使えるのでは?」と誤解されている方が多いようです。
WiMAX2+は、au等の携帯(4G LTE)に比べて、
- 基地局の数が少ないので、サービスエリアに制限が出てくる。
- WiMAX2+の電波の特性から、障害物に弱く部屋の奥や地下街等にまで届きにくい。
という事情があります。
WiMAX2+を検討される場合は、まず、こちらでサービスエリア内であることを確認しましょう(住所を入力すると、ピンポイントでも判定もできます)。
サービスエリア内であっても、場所によってWiMAX2+の電波が届きにくい、最悪、届かない場合があります(特に、地下街や地下鉄などに移動した場合など)。
また、同じ住居内であっても、WiMAX2+ルーターの設置場所が窓際ではなく奥まった部屋や住居内に障害物があるような場合、電波の受信状態が悪くなって通信速度が遅くなる、最悪、通信できなくなってしまいます。
従って、まず「お試し」を利用して、通信状態が満足できる場所がみつけられるか?確認されることをおすすめします。
UQWiMAXには、「Try WiMAX」という15日間無料でお試しができるサービスがあります(但し、在庫がない場合があるので、在庫状況を確認してください)。
プロバイダーのGMOとくとくBBには、「20日間ならキャンセルOK」というサービスがあります。 これは、万が一、実際の通信に満足できない場合、解約違約金なしで解約できるというものです。
但し、このサービスを利用するには条件があり、 少なくとも、お申し込み時の登録住所が UQ WiMAX 2+ピンポイントエリア判定で「〇」であることが必要です。
他にも幾つか条件があるので、こちらでご確認ください。
各プロバイダーごとに、「お試し」の有り無しと契約期間・解約金をまとめてみました。
お試し | 契約期間 と解約金 (税込) | |
---|---|---|
UQWiMAX | 「Try WiMAX」で 15日間のお試し が可能 | ■2年契約自動更新 2年契約ありの場合 |
GMO とくとくBB | 8日間、 20日間 のお試しが可能 (但し条件あり) | 3年自動更新 1~12ヶ月: |
Biglobe WiMAX2+ | なし | 1年(自動更新無し) 1~12ヶ月: 1,100円 13ヶ月目以降: 0円 |
ブロードWiMAX | なし | 3年自動更新 12ヶ月以内: |
カシモ WiMAX | なし | 3年自動更新 12ヶ月以内: |
2. 通信制限がかかってしまう?
WiMAX2+の場合、2種類の通信制限があります。
- 10GB/3日
- 7GB/月
です。
10GB/3日は、その数値が示すとおり、3日間で10GB以上のデータ通信を行った場合、翌日の18時から26時まで通信に制限がかかってしまい、通信速度が最大1Mbpsに制限されます。
これは、UQWiMAX回線サービスの仕様であり、回線やルーターをどのプロバイダーと契約されてもこの制限は発生します。
3日間で10GB以上を消費するようなヘビーユーザーの方はご注意ください。
もう一方の7GB/月という制限(これもUQWiMAXの仕様)ですが、「ギガ放題」で契約していても、この制限が加わる場合があります。それは…
ルーターのパフォーマンスの設定を「ハイスピードプラスエリアモード」にすると、7GB/月の制限がかかるようになります。
このモードは、WiMAX2+が圏外になると自動的にauの4G LTE網へ切り替わるというもの。継続的な通信が可能になるというメリットがある一方、通信制限が発生してしまうというデメリットが生じてしまうのでご注意ください。
また、このモードで4G LTE網を使用すると、契約先のプロバイダーによっては、「LTEオプション」利用として1,105円/月(税込)が発生する場合があります。
キャリア及びプロバイダー | LTE オプション (税込) |
---|---|
| 1,105円/月 |
| 0円 |
| 1,105円/月 |
| 0円 |
カシモWiMAX
| 0円 |
WiMAXの評判・口コミのまとめ
WiMAXやWiMAX2+は、スマホやPCなどの端末からインターネットへ接続するためのアクセス回線として生まれた、auの4G LTE網とは異なる通信技術です。
既に10年近く前からauやUQコミュニケーションズでサービスを展開しており、累計契約者数は2,000万件を突破(2016年時点)するという実績豊富な確立されたサービスです。
実際に管理人である私も使ってみましたが、電波の受信状況が良好な場合、高速なデータ通信が可能になります。
ただ、
- 電波の特性上直進性が高いので、部屋の奥や障害物に弱い
- 基地局数がauの基地局数と比べて約半数程度
といった理由から、
- 電波が届かない・届きにくい場合が多いため、通信出来ない・通信速度が遅いといった状態を招きやすい。
- WiMAX2+のサービス圏外による通信不可の問題を回避するために、auの4G LTE網へ切り替えるモード(ハイスピードプラスエリアモード)を選択すると、データ容量に7GB/月という制限が付いてしまい、通信速度が制限されてしまう。
といった問題が発生してしまいます。
このようなトラブルを避けるためにも、事前の「お試し」で利用場所の電波状況と通信速度・通信の安定性を確認することが重要です。
WiMAX2+の回線サービスとルーターは、どこのプロバイダーと契約してもUQコミュニケーションズから提供されるものを使用するため違いはありません。
違いは、月額料金の他、契約の縛りや解約違約金、LTEオプションの有料/無料等にあります。
まずは、できるだけ経済的な負担がかからない方法で「お試し」をしっかりやってトラブルを未然に防ぎましょう。
このような理由から、WiMAXはプロバイダー選びが重要です。