LINEMOの登場で、SoftBankは、
- SoftBank(ソフトバンク)
- LINEMO(ラインモ)
- Y!mobile(ワイモバイル)
というの3つのブランドで、新しい料金プランがスタートしました。
ここでは、3ブランドのサービス内容をメリット・デメリット含めて徹底比較すると共に、どのような方がおすすめなのかもブランドごとにまとめてみました。
また、格安SIMの中で、ソフトバンク回線に対応しているmineoについてもご紹介しています。
得ダネ!
MNPワンストップに対応
★ MNPワンストップに対応 ★
MNPの手続きが、更に簡単になりました。予約番号の取得が不要になりました。
今まで、Aキャリア(転出元)からBキャリア(転出先)へ乗り換える(MNP)場合、
- まず、転出元のAキャリアで、MNPの予約番号の発行手続きをする。
- その後、転出先のBキャリアでMNPの契約手続きをする際、その予約番号を申請する。
という2段階の手続きが必要でした。
ソフトバンク、LINEMO、ワイモバイルは、既に、「MNPワンストップ」方式に対応済み!
転出元Aキャリアでの予約番号の発行手続きなしで、乗り換えが出来るようになっています。
ご注意)
MNPワンストップに対応している転出元事業者は、以下の通りです。
・ドコモ(eximo、ahamo、irumo)
・KDDI(au、povo、UQモバイル)
・ソフトバンク(ソフトバンク、LINEMO、ワイモバイル)
・楽天モバイル
・日本通信
MNPワンストップの乗り換え手続きの詳細は、

をご覧下さい。
キャリアメールが使える!
携帯キャリアを乗り換える際に大きな壁になっていた「キャリアメールが使えない問題」が、一気に解決しました!
LINEMOやワイモバイルでも、携帯キャリア各社のメールアドレス(@softbank.ne.jpなど)が使えるようになります。利用料は、月額330円。
- NTTドコモは、2021年12月16日から、
- KDDI(au)は、2021年12月20日から、
- ソフトバンクは、年額3,300円でも可能。2021年12月20日から、
から使えるようになりました。
3つのブランドを徹底比較
SoftBank(ソフトバンク)が提供する携帯・スマホの回線サービスのブランドには、
- SoftBank(ソフトバンク)メリハリ無制限
- LINEMO(ラインモ)
- Y!mobile(ワイモバイル)
があります。
全体的なサービスの比較
まず、これら3つを徹底比較してみました(料金は税込)。
SoftBank | LINEMO | ワイモバイル | |
---|---|---|---|
基本仕様 | |||
プラン名 | メリハリ 無制限 (※) | スマホプラン、 ミニプラン | シンプル S/M/L |
位置付け | 大容量 | 小 ~ 中容量 | 小 ~ 中容量 |
データ容量 | 0GB ~ 無制限 | スマホプラン: ミニプラン: | S:~ 3GB M:~ 15GB L:~ 25GB |
割引 適用前の 月額料金 (税込) | 7,238円 | スマホプラン ミニプラン | 「S」3GB: 2,178円 「M」15GB: 3,278円 「L」25GB: 4,158円 |
適用可能 な割引 | 新みんな おうち割 | なし | 家族割引 ▲1,188円 |
割引適用 後の 月額料金 | 4,928円 | – | 「S」3GB: 990円 「M」15GB: 2,090円 「L」25GB: 2,970円 |
特徴 | 動画・SNSも 3GB以下は、 | LINEの トーク/通話 /スタンプ が無料 | 家族割との 併用で、 990円/月 から利用可能 |
4G/5G | 5Gも無料で使える | ||
容量超過時 の通信速度 | (時間帯に よっては 速度制限 あり) | スマホプラン ミニプラン | シンプル シンプルSは、 |
専用の キャリア メール | あり | なし | あり |
eSIM | ○ | ||
各種割引 | ・学割 (期間限定)、 ・みんな割、 ・おうち割 光セット | なし | ・学割 (期間限定)、 ・家族割、 ・おうち割 |
通話 | |||
通話料 | 22円/30秒 | ||
国内通話 5分 かけ放題 | 880円/月 | 550円/月 | 550円/月 |
国内通話 完全 かけ放題 | 1,980円/月 | 1,650円/月 | 1,870円/月 |
留守番 電話 | ○ | ○ (留守電パック が追加された) | ○ |
各種サービス | |||
テザリング | 無料 (30GBを 超えると速度 制限あり) | 無料 | 無料 |
サービス関係 | |||
契約申込 み方法 | オンライン 及び 実店舗 | オンラインのみ | オンライン 及び 実店舗 |
サポート 対応 | 実店舗、 オンライン | オンライン のみ | 実店舗、 オンライン |
手数料 | 契約事務手数料0円 MNP転出料0円 契約解約料0円 | ||
Yahoo! プレミアム との連携 | あり | なし | あり |
端末 | |||
新しい iPhoneの 販売は? | iPhone14 シリーズ 全て、 iPhone13 シリーズ 全て、 iPhone SE3 全て | なし | iPhone12 iPhoneSE3 iPhone SE2 |
※)「メリハリ無制限」以外にも、「ミニフィットプラン+」があります。これは、~1GB:2,980円(税込3,278円)、~2GB:3,980円(税込4,378円)、~3GB:4,980円(税込5,478円)という料金プランです。
料金を比較
まず気になるのが、3プランドの料金。データ容量を横軸にとって比較してみました。
(SoftBankとは、3/17スタートの「メリハリ無制限」です。)
※ソフトバンクとワイモバイルは、割引適用前の料金で表示しています。
料金だけをみて言えることは、
- 月間のデータ使用量が3GB未満であれば、LINEMO(ミニプラン)が一番安い。
- 月間のデータ使用量が3 – 20GBであれば、LINEMO(スマホプラン)が一番安い。
- 月間のデータ使用量が20 – 25GBであれば、ワイモバイルがおすすめ。
- 月間のデータ使用量が25GB以上は、ソフトバンクのみの提供となる。
SoftBank メリハリ無制限について
SoftBank メリハリ無制限の特徴は?
- ソフトバンクのメリハリ無制限は、データ容量を気にすることなく使いたい放題(但し、テザリングは30GBまで)。
- みんな割(ご家族3人以上)やおうち割光セットとの併用で、ひとりあたり4,928円から利用可能。
- データ使用量3GB以下なら、勝手に1,500円引き。
- 最新のiPhone(iPhone14シリーズ)が購入できる。
メリハリ無制限のメリット・デメリット
メリハリ無制限のメリット
- 0GB ~ 無制限までデータ容量を広くカバー。
- 契約の申込みや購入後のサポートが、オンライン以外にも実店舗で受けられる。
- みんな割/おうち割光ゼット等の割引が受けられる。
- 以上のことから、ユーザー層を広くカバーしている。
- 「5G」端末を多く扱っているので、5Gの回線を利用したい方にはおすすめ。
- Yahoo!プレミアムが適用可能。
- 最新のiPhone(iPhone14シリーズ)が購入できる。
メリハリ無制限のデメリット
- 20GBを超える使い方をしないと、料金的なメリットを感じにくい。
- テザリングは無料で利用できるが、月間30GBまで(超過すると速度制限がかかる)。
SoftBankのメリハリ無制限。おすすめはこんな方!
- ヘビーユーザー(とにかく動画や映画を頻繁に視聴される方、テレワーク等お仕事で利用される方など)。
- 5Gのネットワークを活用したいという方。
- 最新のiPhone(iPhone14シリーズ)を購入して使いたい方。
ソフトバンクの公式サイトは、

LINEMOについて
LINEMOの特徴は?
- 月間のデータ使用量20GBまでが、月額2,728円で使える。
- 2021年7月15日から、データ容量3GB/月のミニプラン(月額料金:税込990円)がスタート。
- LINEのトークや音声通話/ビデオ通話はカウントフリー。LINEのスタンプも無料で使える。
- オプションで留守番電話機能もサポート(ahamoやpove2.0は、留守番電話未対応)
- 契約の申込みや契約後のサポートがオンラインのみでも問題ないという、デジタルネイティブ、20代の若い方などが主なターゲットといっても過言では無い。
LINEMOのメリット・デメリット
LINEMOのメリット
- 20GBまでは、月額2,728円で使える。料金体系がシンプルだから分かりやすい。
- 3GB:990円/月(税込)というミニプランが加わった。
- 20GBまでの月額料金は、ワイモバイルよりも安くなる(但し、ワイモバイルに割引を適用しない場合)。
- LINEのトーク/音声通話/ビデオ通話はカウントフリーで使い放題。
- 留守番電話も使える。
LINEMOのデメリット
- 端末は別に用意する必要がある(LINEMOオンラインサイトでの端末の販売はありません)
キャリアメールが使えない。(キャリアメールの持ち運びが出来るようになった)- 店頭でのサポートが受けられない。
- Yahoo!プレミアムの対象外。
- セット割(家族割やおうち割等)がない。
留守番電話機能がない(月額220円オプションで、留守電パックが利用可能になりました)。
LINEMO。おすすめはこんな方!
- 月間のデータ消費量が20GB未満の小~中容量ユーザー。
- 契約申込みやサポートがオンラインのみでも問題無いという方
- デジタルネイティブや20代の若い方
- LINEを使いこなす方
- 動画や映画をよく視聴される方
LINEMOのもっと詳しい情報は、

LINEMOの評判・口コミについては、

をご覧ください。
ワイモバイル(Y!mobile)について
ワイモバイルの特徴は?
- シンプルプランには、3つの料金プラン(税込)があります。
「S」3GB:2,178円
「M」15GB:3,278円
「L」25GB:4,158円 - 5G対応済!
- 家族割/学割/おうち割と併用できる。併用した場合、月額料金990円(シンプル「S」の場合)から利用可能。
- 実店舗のワイモバイルショップも利用可能。
- 60歳以上のシニア層、ガラケーユーザーなど利用者層を幅広くカバー。
- 端末が安く購入できる(キャンペーンが豊富。タイムセールも実施されている)
- 2つ折りタイプのガラケーの販売もある。
- Yahoo!プレミアムとの連携も可能。
ワイモバイルのメリット・デメリット
ワイモバイルのメリット
- 家族割や学割、あるいはおうち割と併用できるので、これらの割引を組み合わせると、月額990円(税込、シンプル「S」の場合)から利用可能。
- 契約の申込みや購入後のサポートが、オンライン以外にも実店舗で受けられる。
- 5Gも使える。
- 最近では、iPhone 12やiPhone SE3など、人気のiPhoneも購入できるようになってきた。
- 新しいandroid端末も安く購入できる(キャンペーンやタイムセールが利用できる)
ワイモバイルのデメリット
- 家族割やおうち割といった割引を適用しなければ、LINEMOよりも高くなってしまう。
- 他の格安SIM(mineo)と比較した場合、割安感は感じられない。
ワイモバイル。おすすめはこんな方!
ワイモバイルの詳細は、

ワイモバイルの評判・口コミは、

をご覧ください。
格安SIMのmineo
月額料金の面で、LINEMO(スマホプラン)やワイモバイルよりお得な料金プランを提供しているのが、格安SIMのmineoです。
mineo「マイピタ」の料金プラン
mineoの新料金プランである「マイピタ」の月額料金は、以下のようになっています。
1GB | 5GB | 10GB | 20GB | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
通話料 | 22円/30秒 | |||
通話 オプション (月額料金) | 10分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,210円 10分通話パック:110円 |
このmineo「マイピタ」の月額料金を、ソフトバンク(メリハリ無制限)、LINEMO、ワイモバイルと比較してみました。
※LINEMOは、スマホプランとミニプラン(3GBまで)をまとめて表示しています。
3GBまでは、LINEMOのミニプラン(3GB)が1番安くなっていますが、3GB以上20GBまでは、上のグラフのようにmineoのマイピタが1番安くなっています。
mineoのメリット・デメリット
mineoのメリット
- mineoという格安SIMのサービスを提供している会社は、(株)オプテージ。このオプテージは、関西電力100%出資の会社で、格安SIM以外にも、光回線やエネルギー関連のサービスを提供中。大手の会社が提供するサービスなので安心感がある。
- 通信料を節約したり、余ったデータ容量を有効活用出来るような様々なサービス(パケット放題Plus、マイそくなど)を提供。他の格安SIM(MVNO)とちょっと違ったユニーク性も魅力!
- iPhone13をはじめ、魅力的なandorid端末の購入が可能。
- 会員で作るコミュニケーションサイトの「マイネ王」というサイトは、質問や困った時の相談等ができるので利用価値が高い!
- 1,100円でmineoをプチ体験出来る!
mineoのデメリット
- MVNO(ソフトバンクから回線を借りてサービスを提供)なので、MNOであるソフトバンク、LINEMO、ワイモバイルと比較すると、通信速速度や通信の安定性が劣る場合がある。
mineo。おすすめはこんな方
- ソフトバンク回線を少しでも安い料金で利用したいという方。
- データ通信は、殆ど会社や自宅のWiFiを利用するので、MVNOでもあまり不便を感じない方。
mineoの詳細は、

をご覧下さい。
乗り換え方法
SoftBankのメリハリ無制限やドコモのギガプラン、auの使い放題MAXから、LINEMO等の新料金プラン・ワイモバイル等の格安SIMへ乗り換えるには、幾つかの障壁がありましたが、徐々に解決されてきました。
乗り換えがとてもやりやすくなってきました。
★MNP転出料が「無料」に! ★
2021年4月1日より、MNP(※)転出手数料が無料となっています。
NTTドコモやauから、SoftBank /LINEMO /ワイモバイルへのMNPが、更にやりやすくなりました。
※)MNP:Mobile Number Portability。電話番号はそのままで携帯電話会社のサービスを乗り換えること。
◆ 契約解除料の免除について ◆
SoftBankは、解約金や解約金留保の廃止を発表。2022年2月1日より適用されています。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
NTTドコモも、2021年10月1日より解約金を廃止すると発表しています。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
auも、2022年3月31日をもって契約排除料を廃止すると発表しました。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
◆ LINEMOやワイモバイルでも、そのままキャリアメールが使える! ◆
携帯キャリア各社は、キャリアメールの持ち運びを可能にするサービスを開始しました。利用料は、月額330円。
- NTTドコモは、2021年12月16日から、
- KDDI(au)は、2021年12月20日から、
- ソフトバンクは、年額3,300円でも可能。2021年12月20日から、
これで、LINEMOやワイモバイルへ乗り換えても、今まで使っていたキャリアメール(@softbank.ne.jpなど)をそのまま使い続けることが出来るようになりました。
ただ、注意しておきたいのが、
- 現在の契約を解約される場合は、端末料金の残債もご確認下さい。
- NTTドコモあるいはauから端末を持ち込んで乗り換える場合、乗り換え先のSoftBank/LINEMO/ワイモバイルで動作確認済みの端末であるかどうか、事前にご確認下さい。
- NTTドコモあるいはauから端末を持ち込んで乗り換える場合、SIMロックの解除が必要な場合があります。NTTドコモあるいはauにご確認下さい。
乗り換えには、
- NTTドコモやauから乗り換え
- あるいはSoftBankブランド間の乗り換え
の場合がありますが、いずれも、
- 端末を持ち込んでMNP(番号持ち込み)で乗り換え
- 新規に端末を購入してMNP(番号持ち込み)で乗り換え
- 新規に携帯番号を取得して乗り換え
のケースが考えられます。
NTTドコモ、auから乗り換える
- NTTドコモ(MVNO含む)➡ SoftBank / LINEMO / ワイモバイル
- au(MVNO含む) ➡ SoftBank / LINEMO / ワイモバイル
の場合です。
1. 端末を持ち込んでMNP(番号持ち込み)で乗り換える
- 端末の残債が残っていないかの確認
- 端末の動作確認が取れているかを、移転先のSoftBank / LINEMO / ワイモバイルのサイトで確認する。
- 端末を持ち込む場合、SIMロック解除が必要な場合があります。
- MNP移転の手続き
を行う必要があります。
2. 新規に端末を購入してMNP(番号持ち込み)で乗り換える
- 今まで使っていた端末の残債が残っていないかの確認
- MNP移転の手続き
を行う必要があります。
3. 新規に携帯番号を取得して乗り換える
上記の手続きは、殆どの場合不要です(但し、乗り換え後、以前の契約を解約する場合は、その解約手続きを行って下さい)。
ご参考サイト
他社からSoftBankへ乗り換える場合、こちらをご覧ください。
他社からLINEMOへ乗り換える場合、こちらをご覧ください(現在、準備中です)。
他社からワイモバイルへ乗り換える場合、こちらをご覧ください。
SoftBank間で乗り換える
同じSoftBankのブランド間で乗り換える場合です。
SoftBankからLINEMOへ乗り換える場合、こちらをご覧ください。
SoftBankからワイモバイルへ乗り換える場合、こちらをご覧ください。
ワイモバイルからSoftBankへ乗り換える場合、こちらをご覧ください。
ワイモバイルからLINEMOへ乗り換える場合、こちらをご覧ください。