格安SIMの通話料を節約して快適に使うテクニックが、これだ!

格安SIMの通話料を節約して快適に使うテクニックが、これだ!

メールやSNSアプリ全盛の時代、スマホを電話として利用する頻度がどんどん減っています。

しかも、格安SIMの場合、大手キャリアのような「完全なかけ放題プラン」が用意されていないMVNOが殆どなので、格安SIMを使用してついつい話し過ぎると、思わぬ通話料の高さに請求書を見て驚くことになってしまいます。

格安SIMをできるだけ安く使うためにも、まだまだ通話は控える方がベターといえます。ただし、どうしても音声通話が必要な場面は出てきます。

そこで、格安SIMで通話料を節約するテクニックをいくつかご紹介します。

ガラケー、スマホの通話料のしくみ

まず、ドコモの2019年10月からスタートした新プランの通話料のしくみを見てみましょう。

スマホを利用する場合、月額のデータ通信量が一番少ないギガライト(~1GB)の基本料金は、月額:2,980円(但し、dカードお支払い割適用後または2年景気契約の場合)。

これに、国内通話かけ放題オプション:月額1,700円

合計の月額料金は、4,680円となります。

ケータイを利用する場合、ケータイプランの月額料金は、1,200円。

これに、国内通話かけ放題オプション:月額1,700円

合計の月額料金は、2,900円です。

ここで注目したいのが、ドコモの場合、スマホでもケータイでも国内かけ放題オプションが、月額1,700円だということ。

格安SIMの場合、最近では、いろんなタイプの通話かけ放題オプションが出てきて、通話も大変利用しやすくなってきています。しかし、これらのオプションを追加しないと、20円/30秒の通話料金が発生してしまいます。

ドコモと格安SIMを通話時間で比較してみると、

のように、毎月の合計通話時間が42分以内であれば格安SIMのほうが有利ですが、42分をこえると、キャリアを利用したほうが有利であることがわかります。

通話に関して、格安SIMは不利と言われてきた理由がここにあるのですが、最近では、1回の通話時間が5分・10分以内であればかけ放題というプランや、次にご紹介している完全な国内通話かけ放題サービスも出てきて、格安SIMでも通話料金を節約することが可能になってきています。

 

 

Y!モバイルやUQモバイルの「かけ放題サービス」を利用する

コマーシャルでおなじみ、ソフトバンク系のY!モバイルの格安SIM。非常に人気のようですが、その理由のひとつが、他の格安SIMと違う「通話かけ放題」のサービスにあると言えるでしょう。

Y!モバイルの料金プランは、非常にシンプルで、

□スマホベーシックプランS(月々最大3GB)
□スマホベーシックプランM(月々最大9GB)
□スマホベーシックプランR(月々最大14GB)

の3種類があり、月単位のデータ容量に伴う料金が違うだけ。ここで注目したいのは、各プランとも、1回10分以内の通話であれば、通話し放題というサービスがあらかじめ含まれているということ。

格安SIMを、通話としても頻繁に利用したいという方にとっては、このサービスは、非常にお得と言えるでしょう。

ただ、1回の通話が10分を超えることが頻繁にある、という方も結構いらっしゃるのでは?

そこでお勧めしたいのが、「スーパーだれとでも定額」というオプションサービス。

このオプションは、上記のプランに月額1,000円を追加すれば、通話時間・回数とも無制限になるというもの。国内通話が「かけ放題の通話完全定額サービス」というオプションなのです。

誰とでも、何時間でも、何回国内通話してもかけ放題という、非常に有り難いサービスです。

3GBのスマホベーシックプランSの月額料金が2,680円ですので、これに月額1,000円をプラスすれば(合計:月額3,680円)、24時間国内通話かけ放題が可能になります。

 

最近では、au回線を利用したUQモバイルもかけ放題サービスを開始しました。

ワイモバイルと似たプランですが、

□スマホプランS(月々最大3GB)
□スマホプランR(月々最大10GB)

の2種類だけ。ただし、このプランには、国内通話のかけ放題サービスは含まれていません。このままだと、20円/30秒の通話料が発生してしまいます。

そこで用意されているのが、次のような3種類の通話オプション。

  • 国内通話し放題:1,700円/月
  • 10分以内の国内通話し放題:700円/月
  • 最大60分/月の通話パック:500円/月

スマホプランS(3GB)の月額料金が1,980円ですので、これに月額1,700円をプラスすれば(合計:月額3,680円)、キャリアやワイモバイルと同様の24時間国内通話かけ放題が可能になります。

ただ残念ながら、ドコモ回線系の格安SIM(MVNO)で、ワイモバイルUQモバイルのような24時間国内通話かけ放題が可能となるところは、まだありません。

 

ワイモバイルでガラケー!?

格安スマホでガラケーが使えるってご存知でしたか?

しかも、通話だけなら月額の通信料は2,000円(税抜、端末料は含まず)以下!

詳細は、

ワイモバイル(Y!mobile)でガラケーを使うには?持ち込みは可能?
ワイモバイル(Y!mobile)には、ガラケー端末と通話中心の方のための格安料金プランが揃えてあります。従来のガラケーを持ち込むことはできませんが、あの使い勝手の良い二つ折りが手放せないという方のための機種がちゃんと用意されています。

をご覧ください。

 

シニア層なら通話が格安に!

“スマホの使いみちは、遠方にいる子供や孫との通話が中心。ネット利用は、LINE、ニュース、地図をみるくらい。簡単操作できるスマホが欲しい!”

そんなシニア層におすすめなのが、「かんたんスマホ」。

しかも60歳以上なら、かけ放題の通話料が、

ワイモバイルの場合、ずーっと無料。詳細は、

60歳以上で通話がずーっと無料!?ワイモバイルのかんたんスマホってどうなの?
60歳以上の方なら通話無料となるスマホが登場!ワイモバイルのかんたんスマホです。ベーシックプランに端末代金をあわせても、月額3,000円ちょっとから。しかも、60歳以上のシニア層なら、国内通話がズーッと無料。大変お得な格安スマホです。

UQモバイルの場合、大幅割引で使えます。詳細は、こちら

 

 

格安でんわ

インターネット回線ではなく、電話回線を利用して安く通話できる通話アプリもあります。

格安でんわと呼ばれるもので、『OCNでんわ』などが代表的です。

電話回線を自動でレンタルして携帯や固定電話にかけるイメージを持つとわかりやすいでしょう。IP通話アプリより通話品質が良く安定していているので、人気が高まっています。

 

OCNでんわ

OCNモバイルONEが提供する格安でんわで、格安SIMの通話でも30秒10円で通話できます。月額850円の「10分かけ放題オプション」に入れば、国内通話は10分以内無料です。

ただ、これらの通話は電話回線を使用します。格安SIMのうちデータ通信専用SIMでは利用できませんので注意してください。

詳細は、

格安SIM(MVNO)も通話「かけ放題」。必見はワイモバイルとUQモバイル、楽天モバイル
格安SIMでは、かけ放題プランを提供するMVNOも増えてきました。中には、ワイモバイルやUQモバイルのように完全なかけ放題を提供するMVNOも現れています。この記事では、格安スマホのかけ放題について解説します。

をご覧ください。

 

 

電話アプリを利用して通話料を抑える!

【2020年4月12日追記】
2020年4月8日、楽天モバイルは新しく「UN-LIMIT」というサービスを開始しました。データ容量無制限、無料で国内通話かけ放題、しかも月額2,980円(税抜)というサービスです。詳細は、こちら

 

格安スマホのみで生活していくのであれば、第一に通話機能は使わず、待受専用として考えましょう。そのうえで、発信用にはIP電話のアプリを積極的に利用するようにします。

そこで最近注目されているのが、電話アプリです。代表的なサービスに『LINE Out』『050 plus』『LaLa Call』などがあります。

 

これは、専用アプリを使ってインターネット回線を経由した通話をすると、格安スマホの標準通話より大幅に安く利用できるものです。

携帯電話への通話料は1分あたり15円前後、固定電話への通話なら3分8円程度が相場です。

電話アプリ最大のメリットは、この安さです。反面、携帯回線ではなくインターネット回線を使って通話するというデメリットもあります。通話環境などにより雑音が入ったり、たまに途切れたりすることがあります。

 

LINE Outとは

LINEには、LINEユーザー同士なら無料で使える無料電話があります。

インターネット回線を使用して通話をするため、通話品質はネット環境次第。時には音声が途切れてしまったり突然通話が切れてしまうことも。

実はLINEにはもう一つ、「LINE Out」と呼ばれる電話回線を使用して、携帯電話や固定電話にもかけられる有料の通話サービスがあります。
(ただし警察、消防・救急といった緊急機関などは除きます)

料金プランには、2種類あります。

◆コールクレジット
チャージタイプの料金プランです。チャージされた料金のことをコールクレジットと呼びます。

このプランの通話料金は、携帯電話へ1分あたり14円、固定電話へ1分あたり3円です。

◆30日プラン
30日ごとに料金が発生します。720円コースなら携帯と固定に120分まで、390円コースなら携帯と固定に60分まで、120円コースなら固定のみ60分まで通話できます。

ちなみに30日プラン・390円コースの場合、1分あたりの通話料金は携帯6.5円、固定2円です。

実はこの「LINE Out」には、無料版の「LINE Out Free」というのがあります。無料である分、いくつかの制限が付きます。

  • 電話を掛ける前に、15秒ほどの広告を視聴する。
  • 一日の利用回数は5回まで。
  • 1回の国内通話時間は、相手が携帯電話なら1分、固定電話の場合は3分。

このような制限がついてしまいますが、うまく使いこなせば通話料金を大幅に削減できます。

ご参考:LINE Outとは?

050 plusとは

OCNモバイルONEが提供しています(月額:300円。別にパケット通信料がかかります)。050Plus同士なら無料、携帯へは1分あたり16円、固定電話なら3分8円で掛けられます。

魅力的なのは、050から始まる電話番号を持てること。仕事は携帯電話番号、プライベートなどには050番号と使い分けできます。

無料で留守番電話機能が使えます。伝言を音声ファイル化したメッセージで届けてくれるので、スマホやパソコンから留守電を聞くことができます。不在着信をメールで知らせてくれる機能もあり便利です。

ご参考:OCN 050Plus

LaLa Callとは

オプテージのmineoが運営するIP電話サービスです。月額基本料100円(eo光/mineo契約者なら無料)とリーズナブルに利用できます。

携帯電話へは1分16円、固定電話へは3分8円で、キャリアの通話料金より大幅な節約となります。無料の留守番電話機能や、LaLa Call同士なら最大で30人までテキストや画像がやりとりできるチャットサービスを提供しています。

ご参考:LaLaCall

 

 

通話はガラケーで、通信は格安SIMで!

仕事で頻繁にやりとりするのであれば、大手キャリアのガラケーとこの格安スマホの2台持ちをした方が、通話料を抑え、トータルでスマホ代を安くすることができるでしょう。

というのも、多くの格安SIMの通話料は、上記のように割高(20円/30秒というのが主流)に設定されていますので、「通話はガラケー、データ通信は格安スマホ」と使い分ける方が、一ヶ月あたりのトータルのスマホ料金は安くなるケースが多いからです。

詳細は、

ガラケーユーザーが格安SIMへ乗り換える際のポイント
ガラケーを使ってきたユーザーが、格安SIMへ移行するメリット/デメリット、及び移行する際の端末やMVNO選定のポイントとうについて解説します。

をご覧ください。