楽天モバイル自身が提供する楽天回線「アンリミット(UN-LIMIT)」のサービスエリアが、どんどん拡大しています。
私の自宅は埼玉県内ですが、予定通り、2020年10月末にサービスエリア内に入りました。
早速、楽天モバイルで購入した「OPPO A5 2020」を使って通信速度や通話の品質をチェック。自宅内だけでなく郊外にも出かけて、電波の受信状況や回線の切り替わり等も確認してみました。
アンリミットを色々と細かく試してみたので、私自身が感じたことをご紹介します。
楽天モバイルの「アンリミット」エリアが拡大中!
■■ 4Gの人口カバー率96%達成! ■■
2022年2月4日、楽天モバイルは、「4Gの人口カバー率が96%を達成!」と発表しました。プレスリリースの内容は、こちら。
現在のサービスエリアの状況については、こちらで確認いただけます。
楽天モバイルがアンリミットのサービスを開始したのは、2020年4月8日。
サービス開始のその日に、注文していた上記OPPOが到着。でもこの時は、残念ながら私の自宅は、まだ楽天回線「アンリミット」のサービスエリア外でした。
仕方なく、埼玉県の「上尾市」と「さいたま市」まで出向き、通信速度等を計測しました。その時両市は、既にサービスエリア内に入っている所が結構ありました。
詳細は、

をご覧ください。
その後は、「私の自宅がアンリミットのサービスエリア内になるのはいつ?」と、楽天モバイルの公式サイトにあるサポートエリアマップをちょくちょくチェック。予定は「2020年10月末」となってました。
(楽天モバイルの公式サイトで公開されているサポートエリアマップ)
「どうせ予定より遅れるだろう!?」と、あまり期待はしていなかったのですが、10月31日にこのサービスエリアマップをチェックしてみると、予定通りサービス圏内に入っていたんです(正直、驚きました。エリア拡張は順調に進んでいる!?)。
「本当に?」と思って、楽天で購入したOPPOを使って受信可能な電波をチェック。すると、確かに楽天モバイルの電波が受信可能になっていました(↓↓。 確認方法の詳細は、こちら)。
同様にiPhone8を使って受信可能な電波を確認しても、楽天モバイル(楽天回線)の電波が受信可能になっていました(確認の仕方は、こちら)。
(iPhoneの「設定]画面からたどっていくと、上図のように受信可能な携帯キャリアが確認できる)
「ついに自宅が楽天回線unlimitのサービスエリア圏内に入った!」と驚くと共に、早速、通信速度を計測してみることにしました。
早速自宅内で通信速度を計測
私の自宅は大規模マンション内にあり、北側と南側にベランダがあります。サービスエリアマップによれば、北側でも南側でも受信可能のようだったので、まず、北側からfast.comという通信速度測定アプリを使って通信速度を計測しました。
すると、いきなり、
- 下り:53Mbps
- 上り:23Mbps
と、今まで自宅ではあまり経験したことのない高速の通信速度を計測。「南側だともっと良いかも!」と南側の部屋に移動し、同じように通信速度を計測してみました(計測時刻は、AM7:00ころ)。
下り | 上り | |
---|---|---|
1回目 | 110Mbps | 48Mbps |
2回目 | 99Mbps | 32Mbps |
3回目 | 78Mbps | 45Mbps |
平均 | 95.7Mbps | 41.7Mbps |
携帯キャリア(au、ソフトバンク)の電波を使用した通信では、見たことのないすごく速い通信速度です。
今まで、WiMAX2+、クラウドSIM方式、SoftBankのPocket WiFiなど、いろいろな方式のいろんなモバイルWiFiルーターの通信速度をチェックして来ました。でも、ここまで高速の通信速度を記録した端末やルーターは初めてです。
私の自宅近くの楽天回線は開通したばかり!おまけにユーザー数も多くないからか、回線は「スカスカ」状態?!
楽天回線を独り占めしているような感じでした。
モバイルWiFiルーターとして使える!
以上のように、
- データ容量が無制限に使える
- 高速通信も可能
とくれば、思いつくのが「このOPPOをモバイルWiFiルーターとして使う」ことです。
OPPOのテザリング機能をオンにして、iPhone8をWiFiで接続。実際どれくらいの通信速度が出るのか計測してみました。
(OPPO A5 2020のテザリング機能をオンにして、iPhone8からWiFi接続します。)
iPhone8を実際にOPPOに接続して、fast.comで通信速度を計測している様子です(↓↓)。
通信速度を3回計測してみました。
下り | 上り | |
---|---|---|
1回目 | 38Mbps | 28Mbps |
2回目 | 40Mbps | 22Mbps |
3回目 | 37Mbps | 26Mbps |
平均 | 38.3Mbps | 25.3Mbps |
- 下り平均:38.3Mbps
- 上り平均:25.3Mbps
十分な通信速度です。モバイルWiFiルーターとしても十分使えます。
通話の品質は?
アンリミット(UN-LIMIT)のもう一つの大きなメリットは、「Rakuten Link」というアプリを使えば、通話も話し放題であること。ただ、20円/30秒の通常の通話方式とは違いデータをパケット化する方式なので、通話の品質が気になります。
そこで、「Rakuten Link」経由で実家に電話をかけ、母親と10分ほど話をしてみました(実家が所有している携帯は、VoLTE対応のガラケーです)。
いつもは、VoLTE経由で通話するのでとても良い音声品質です。夏は、母親が扇風機にあたって通話しているのがわかるくらい。風を切る音までしっかり聞こえるくらい高音質なので、VoLTEの通話品質はとても良いです。
今回は、Rakuten Link 経由の通話なので、そこまでの通話品質は期待できません。実際話をしてみると、3Gの端末経由で話をしているくらいに通話品質は落ちます。
でも、通話が途切れることはありません。遅延を感じることもありませんでした。会話はしっかり聞き取れる品質です。
Rakuten Link の通話品質は、「さすがにVoLTEにはかなわないが、3Gの端末経由で話をしてる位の通話品質は期待できる」というところでしょう。
Rakuten Link の通話品質について(2021年4月追記)
楽天モバイルを使い始めて1年が経過。自宅で楽天回線が使えるようになって約半年が経過しています。
私の場合、通話で楽天モバイルをよく利用します。Rakuten Link 経由であれば、通話料は無料ですからね。
先日、自動車保険の更新を行おうと思って、自宅から保険会社にこのRakuten Link 経由で電話をしました。相手先は0120から始まるので通話料無料ですが、いつものクセでRakuten Link を使ってしまいました。
先方とは20分ほど話をしましたが、通話品質に違和感はありませんでした。相手の声ははっきり聞こえました。先方も私の声に違和感を感じることは無かったようです。聞き返されることはありませんでしたから。
郊外の受信状況は?
楽天モバイルの「アンリミット」サービスエリアをみてみると、関東圏は「時間の経過と共に、サービスエリアが東京都内から周辺の県に向かってジワジワと延びてきている」という感じです。
10月末時点の私の自宅周りのサービスエリアは、丁度、離れ小島といった感じ。表現を代えると、少し歩けばサービスエリア圏外になっています。
そこで、サービスエリアのイメージを頭に入れ、郊外に出かけて周辺を歩きながら楽天回線の電波の受信状況を確認してみることにしました。
併せて、回線の切り替わり(楽天回線 -> パートナー回線、パートナー回線 -> 楽天回線)がスムーズに行われるかどうかも確認してみました。
郊外を歩き回ってみて、私が感じた点は、以下の3点です。
- 実際のサービスエリアは、エリアマップより意外と広かった。
- 楽天回線(アンリミット)からパートナー回線(au)の切り替えは、自動で行えた。
- 逆に、パートナー回線から楽天回線への切り替えは、自動では行えなかった。
1. サービスエリアは、エリアマップより意外と広かった
楽天回線(アンリミット)のサービスエリアマップをみると、私の自宅周りは、2020年10月末現在、東京都心から延びてきた楽天回線の網から離れた「離れ小島」のような形状になっています。従って、郊外に出て少し歩くとすぐに「圏外」になりそうです。
そこで、Youtubeの動画音楽を継続的に聴きながら、2時間ほど歩き回ってみることにしました。
歩いてみて分かったことは、サービスエリアマップで圏外となっているところでも、しっかり受信できている(スマホのアンテナが4本立っている)ところが結構あったことです。
途中、エリアマップ上ではサービス圏外となっている公園に寄り、fast.comを使って通信速度を計測してみました。すると、
さすがに通信速度は落ちますが、それでも普通に通信できています。
つまり、私の自宅周辺では、エリアマップ圏外となっていても、実際はちゃんと受信できている所が結構あるようでした。
ただ、Twitterの口コミをみると、
楽天モバイルの端末を持って市内から郊外に移動し、どこで楽天回線からパートナー回線へ切り替わるか試してみました。公式のエリアマップは結構誇張されているようで、実際はかなり内側でエリアから外れます。次は、楽天回線しか掴まないように設定した端末で試したいと思います。 pic.twitter.com/Bd4oMDZHdb
— HPPS@平和荘 (@HPPS_HEIWASOU) August 17, 2020
のように、逆に、サービスエリア内と表示されていても、楽天回線の電波を掴むことが出来ないところもあるようです。
私は確認していませんが、実際には、地下街や基地局からみてビルの影になっているエリア、あるいは同じ住居内であっても部屋によってエリア外になるところもあるようです。
調べたい場所が楽天モバイルのサービスエリアに入っているかどうかを確認したい場合は、お手持ちのスマホを使って確認することができるので、試してみると良いでしょう(詳細は、こちら)。
2. 楽天回線からパートナー回線の切り替えは、自動で行えた
歩き回っている途中、一瞬音が途切れた(数秒間)のでスマホで確認してみると、楽天回線 -> パートナー回線に自動で切り替わっていました。
つまり、
- 楽天回線 -> パートナー回線の切り替えは、自動で行われた
- 但し、切り替えには一瞬「通信断」が発生するようだ
と言えそうです。
Twitterにも次のような書き込みがありました。
第4キャリアへの道険し?楽天モバイル無料サポーターで味わった天国と地獄 | ギズモード・ジャパン https://t.co/wDZMQMyuzu 『どうやら楽天とauの回線が切り替わるときには、音声通話も切れる仕様のようですね。』ただのローミングだからPGWから繋ぎ直しになるので、シームレスにはいかないもんなあ
— ktgohan (@ktgohan) January 23, 2020
3. 逆に、パートナー回線から楽天回線への切り替えは、自動では行えなかった
上記のパートナー回線に切り替わった状態を維持してさらに歩き回り、楽天回線の電波が届きそうなところまで移動。でも、スマホはパートナー回線を掴んだままでした。
ある地点で手動で楽天回線に切り替えたら、切り替わりました。
つまり、私の体験では、「パートナー回線 -> 楽天回線へは自動で切り替わらなかった」と言うことです。
Twitterにも、同様の投稿がありました。
自宅のエリアは楽天モバイルのバンド3が吹いている地域だけど、移動とかして一旦auのバンド18に切り替わると自宅に帰っても楽天モバイルのバンド3に戻らないのが不便。
— Kaz-S (@kz_sh) April 14, 2020
1ヶ月程使ってみた
2020年10月末に私の自宅でも楽天回線(unlimit)が使えるようになり、その後は、パートナー回線ではなく「アンリミット」を毎日使用しています。
使い方は、OPPO A5 2020のテザリング機能をオンにして、自宅にあるPCをWiFi経由でこのOPPOに接続。まさにモバイルWiFiルーターとして使用しています。
一般的なWebの閲覧(俗に言う「ネットサーフィン」)からYoutubeの動画閲覧までいろいろと使っています。
上記のように、まだ私の自宅周辺で楽天回線を使用されている方が少ないからか、通信速度は全く問題ありません。速いです。ただ、通信断がしばしば発生します。
使い始めて1ヶ月が経過しますが、通信できない日が4日ほどありました。「My 楽天モバイル」というアプリが使えなくなり、「サーバーに接続できません」というエラーメッセージが表示されました。
契約して1年間は無料で利用できるので文句は言えませんが、通信の安定性には、まだ、問題があるようです。
楽天回線をメインとして使うにはまだ不安があるので、サブ回線的な位置づけで使われることをおすすめします。
楽天アンリミットのサービスまとめ
以上、自宅がアンリミットのサービスエリア内になったので、楽天モバイルの公式スマホを使って、通信速度をはじめ移動に伴うパートナー回線との切り替わりをチェックしてみました。
大手3大キャリアと比較するとまだまだサービスエリアが狭いので、エリアによっては受信できたり出来なかったりといった問題が頻発します。
また今回は、端末としてOPPO A5 2020のみでの検証になってしまいましたが、スマホによっては機能制限があるようです(特に、iPhoneについては、未だに動作保証外端末となっています)。
★ ★ iPhoneの正式サポートについて ★ ★
遂に、楽天モバイルでもiPhoneが正式にサポートされます。詳細は、

をご覧ください。
ただ、使い方をある程度限定すればある程度は問題なく使えます。私の場合、OPPOのテザリング機能をオンにして、モバイルWiFiルーターとして使ってみました(たびたび通信断が発生しましたが…)。
今後のサービスエリアと動作保証対象端末の拡充、そして通信の安定性に向け、楽天モバイルには頑張って欲しいと思います。
サービスエリア内か?を確認する方法
実際に楽天モバイルと契約していなくても、お手持ちのスマホから楽天回線(アンリミット)の電波をキャッチできるかどうかを知る方法があります。
以下、
- iPhone
- Android端末
に分けて説明します。
iPhoneでは?
トップメニューから「設定」アイコンをタップすると次のような画面が出てきますね。
そこで「モバイル通信」をタップします。
「モバイル通信」の設定画面が出たら、「ネットワーク選択」をタップします。
すると、下記の「ネットワーク選択画面」が表示され、受信可能なキャリアが表示されます。
この時、「自動」をオフしてください。
ここで、「440 53」とか「440 11」と表示されていますが、これはPLMN番号といって、日本における公衆陸上移動体ネットワーク番号(Public Land Mobile Network Number)を表します。
最初の3桁の番号(440)は国識別コードで、日本の識別コードは「440」もしくは「441」になります。後半の2桁は、事業者識別コードです。
こちら総務省の資料の19ページをご覧頂くと、「440 11」は、楽天モバイルネットワーク株式会社となっていることがお分かりいただけるでしょう。
Android端末では?
Android端末の場合、端末の種類によって「設定」のページ構成が微妙に異なるようです。以下、OPPO A5 2020の「設定」画面に従って説明しますので、ご了承ください。
トップメニューから「設定」をクリックすると、以下のような画面が表示されます。「SIMカードおよびモバイルデータ」をタップしてください。
「SIM1」をタップします。
[SIM情報と設定」の画面が表示されますので、画面一番下の「通信事業者」をタップしてください。
すると、利用可能なネットワーク(通信事業者)が表示されます(この時、「自動選択」をオフにしてください)。
OPPO A5 2020でも、楽天回線(Rakuten 4G)の電波がキャッチできることがお分かりいただけると思います。
楽天アンリミットのエリアまとめ
- 月額2,980円(税込:3,278円)で、データも通話も使いたい放題(無制限)
- 料金プランは至ってシンプル。アンリミットは、上記のプランだけだからシンプルで解りやすい!
- いつでも解約可能。解約料も発生しない
という楽天モバイルの「アンリミット V」。
ただ、第4の大手携帯キャリアとなり得るかどうかは、
- 今後のサービスエリアの拡大が順調に進むか
- 端末のサポートが順調に進むか?特にiPhoneのサポートが今後の課題
と言えそうです。
今のところ1年間は無料で使えるので、使い方を工夫すれば満足できる使い方ができます。私の場合、OPPO端末のテザリング機能をオンにして、高速通信が可能なモバイルWiFiルーターとしても使ってみようと思っています。
楽天回線アンリミットのサービスエリアが近くまで来ているけど、まだ使えないのかなぁ~?」という方は、既にお持ちのスマホを使って、上述の方法で楽天回線が受信出来ないかチェックしてみてください。
受信できるようであれば、アンリミットを契約し、最初はサブ回線的な位置づけで使ってみるというのもアリだと思います。月額の回線使用料は、今なら3ヶ月間無料になっています!