2020年12月頭の「ahamo」の発表以降、携帯キャリア3社だけでなく格安スマホ・格安SIM各社も新しい料金プランを次々と発表。料金の低廉化に拍車がかかっています。
特に、ここで注目したいのが、月間のデータ容量が20GB以下の小・中容量の料金です。
実は、スマホユーザーの約8割が月間のデータ使用量は7GB以下という調査データがあるように、多くの方は、20GBというデータ容量よりも、月間データ容量1桁という小容量の料金の方に関心が高いのではないでしょうか?
ahamoやpovo2.0、LINEMOという携帯キャリア3社から発表のあった新プランは、20GBに焦点が当たっていますが、これほどのデータ容量を使用するユーザーは、殆どがデジタルネイティブの方や20代の若い方々。他の多くの方は、7GB以下なのです。
ということで、ここでは、月間のデータ容量20GB以下の格安SIM各社の新料金プランを比較してみました。
朗報!乗り換えが更にやりやすくなった。
数年前まで、格安SIMなどに乗り換えるには、
- MNP(Mobile Number Portability、携帯番号を持ち込んでの乗り換え)の手続きを行うだけで、3,300円の手数料が発生していた。
- 契約中の携帯・スマホサービスを解約するために、最大10,450円の解約料が発生していた。
- キャリアのメールアドレスが持ち運び出来なかった。
等の高い壁があり、格安SIMへの乗り換えがなかなか進まないという問題が発生していました。
でも、以下のように、これらの問題は解決済み!格安SIMのサービスや新しい20GBプラン(ahamo、povo2.0、LINEMO)への乗り換えが更にやりやすくなりました。
★ MNP転出料が0円に! ★
2021年4月1日より、MNP(※)転出手数料が無料となりました。
NTTドコモやau、ソフトバンクから格安SIM等へのMNPが、更にやりやすくなりました。
※)MNP:Mobile Number Portability。電話番号はそのままで携帯電話会社のサービスを乗り換えること。
◆◆ 契約解除料の免除について ◆◆
NTTドコモは、解約金や解約金留保の廃止を発表。2021年10月1日より適用されています。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
SoftBankも、2022年2月1日より解約金を廃止すると発表しています。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
auも、2022年3月31日をもって契約排除料を廃止すると発表しました。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
■ 格安SIMでも、そのままキャリアメールが使える! ■
携帯キャリア各社は、キャリアメールの持ち運びを可能にするサービスを開始しました。利用料は、月額330円(ドコモ、KDDIの場合)。
- NTTドコモは、2021年12月16日から、
- KDDI(au)は、2021年12月20日から、
- ソフトバンクは、年額3,300円で2021年12月20日から、
これで、格安SIMへ乗り換えても、今まで使っていたキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)をそのまま使い続けることが出来るようになりました。
携帯キャリアの新料金プランか?それとも格安SIMか?
NTTドコモのahamo、KDDIのpovo2.0、ソフトバンクのLINEMOという携帯キャリアの新料金ブランを格安SIMと比較してみました。
- 料金差はどれくらい?
- ターゲット層は?
をチェックしてみました。
料金差はどれくらい?
月間のデータ容量に応じて料金を比較してみます。
データ 容量 | ターゲットと する月間容量 | ブランド | 月額料金 |
---|---|---|---|
大容量 | 20GB超 | ・NTTドコモ 及び | 6,580円 楽天モバイルは、 |
中容量 | 20GBまで | ・ahamo ・povo2.0(※1) ・LINEMO スマホプラン ・楽天モバイル | 2,480円 (税込2,728円) から 2,700円 (税込2,970円) |
小容量 | 10GB 位まで | ・ドコモエコノミー ・HISモバイル | 3GBの場合 770円 (税込)から |
(※1)2021年9月29日にスタートした新しいpovo
(※2)2021年7月15日にスタートした小容量ユーザー向けLINEMO
冒頭でご紹介したこちらの調査データによれば、日本のスマホユーザーの
- 約60%は、月間データ容量3GB以下
- 約80%は、月間データ容量7GB以下
です。
どう頑張っても月間で3GBを超えることがないという方には、料金の安い格安SIMを使った方が大変お得です。
しかも、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド、UQモバイルはauのサブブランドなので、通信速度や信頼性はLINEMOやpovo2.0とほぼ同じです。
ターゲット層について
携帯キャリアの新料金プランは?
携帯キャリアの新料金プラン(ahamo、povo2.0、LINEMO)では、月間データ容量20GBを謳っていますが、一般的には結構大きなデータ容量です。動画や映画を頻繁に観ない限り、これ程のデータ容量を必要とはしません。
また、申込み・契約及び購入後のサポートは、オンラインのみ。店舗でのサポートはありません。
このような理由から、ターゲット層は、スマホを十分に使いこなせるデジタルネイティブ層、及び20代の若い方が中心となるでしょう。
また、メインブランドや格安SIMで用意されている学割、家族割、おうち割(固定光回線等を所有していれば適用される割引)がありません。基本的に「お一人様による契約」が中心となります。
一番人気のahamo:
ahamoの契約者が300万件に迫る勢い(2022年3月現在、詳細はこちら)。povoやLINEMOより一歩リードしているようです(詳細は、こちら)。
そんなahamoを実際に使ってみた方の評判や口コミを徹底レビュー。
ahamoの詳細は、

をご覧ください。
povo2.0がスタート:
2021年9月29日、今までのpovo(povo1.0)が大きく進化したpovo2.0のサービスがスタートしました。
3GB/30日間のトッピングが990円で購入可能に!
povo2.0の詳細は、

をご覧ください。
LINEMOのミニプラン:
2021年7月15日、LINEMOから3GB/月:月額税込990円の「ミニプラン」の提供がスタートしました。NTTドコモのahamoには無いプランです。
詳細は、

をご覧ください。
格安SIMは?
一方の格安SIMですが、
冒頭で述べたように、日本のスマホユーザーの約8割は7GB以下です。殆どの方が、格安SIMが注力している10GB以下のデータ容量で十分!と言えます。
しかも、ワイモバイルやUQモバイルには実店舗もあるので、実店舗でのサポートも受けられます。
そしてもう一つ、ワイモバイルをはじめとする幾つかの格安SIMには、学割、家族割、おうち割も用意されています。ご家族で利用するとさらに料金が安くなるというメリットもあります。
20GB以下の小・中容量で月額料金を比較
携帯キャリア3社から新プランの発表が相次いだ時は、「これで格安スマホ・格安SIMは終わりだ!」という声があちこちで聞かれました。
しかし、その後、サブブランドを含む格安SIM各社からも新料金プランの発表が次々に行われました。特に、20GB以下の小・中容量ユーザーに焦点を当てた料金体系になっており、これこそ、多くのスマホユーザーが待ち望んでいた発表だったのではないでしょうか?
2020年末から2021年の6月にかけて、発表があった格安SIM(サブブランドや楽天モバイルも含む)は以下のとおりです。
分類 | 使用回線 | いつから | |
---|---|---|---|
楽天モバイル | MNO | 楽天回線 | 2021年4月1日 |
UQモバイル | MNO | au | 2021年2月1日 |
ワイモバイル | MNO | SoftBank | 2021年2月18日 |
OCNモバイル ONE | MVNO | NTTドコモ | 2021年4月1日 |
mineo | MVNO | NTTドコモ au SoftBank | 2021年2月1日 |
イオンモバイル | MVNO | NTTドコモ au | 2021年4月1日 |
IIJmio | MVNO | NTTドコモ au | 2021年4月1日 |
HISモバイル | MVNO | NTTドコモ | 2021年6月28日 |
注)
MNO:Mobile Network Operator。自ら回線を所有し、自ら運用・拡張・サポートができる運用者。
MVNO:Mobile Virtual Network Operator。ドコモ/au/SoftBankから回線を借り受けている運用者。運用・拡張・サポートは、ドコモ/au/SoftBankに依存する。
以上の格安SIM8社の20GB/月以下の料金を比較してみました。
ただ、以下の点にご注意下さい。
- SIMには幾つかの種類がありますが、下表は通話機能付きのSIM(通話+SMS+データ通信)で料金を比較しています。
- 通話料金は含まれていません。下表の料金では、通常、22円/30秒の料金が発生します。
- ご参考までに、携帯大手3社新ブランドの20GB以下の月額料金(税込)は、以下のとおりです。
・NTTドコモ「ahamo」:2,970円。5分かけ放題含む。・KDDI「povo」:2,728円。(povo2.0で料金体系が大幅変更)
・SoftBank「LINEMO」:2,728円。
■ 料金比較1:月間20GB以下の場合
■ 料金比較2:月間7GBまでの場合(上のグラフから、データ容量0 – 7GBを拡大してみました(↓↓))
単純に料金だけをみて、この表から言えることは、
- 7GB/月以下では、HISモバイル、OCNモバイルONE、IIJmio、楽天モバイルもしくはイオンモバイルがおすすめ。
- 3GB/月以下であれば、HISモバイル、OCNモバイルONE、IIJmio、楽天モバイルが安い。
- UQモバイルとワイモバイルを比較してみると、0~20GB/月全般に渡ってUQモバイルの方が安くなっている。
各社の具体的な料金プラン
各社の音声通話SIMの具体的な料金プランは、以下のとおりです。
■ 楽天モバイルの料金
- 0 ~ 3GB:980円(税込:1,078円)
- 3GB ~ 20GB:1,980円(税込:2,178円)
- 20GB以上:2,980円(税込:3,278円)
■ HISモバイルの料金
HISモバイルが、2022年5月に新しく始めた「自由自在290」という新プランの月額料金(税込)は以下のとおりです。
音声通話 | 音声通話 + 5分かけ放題 | 音声通話 + 完全かけ放題 | データ 通信専用 | |
---|---|---|---|---|
SMS | ○ | ○ | ○ | ☓ |
100MB (※) | 290円 | 790円 | 1,770円 | – |
1GB | 550円 | 1,050円 | 2,030円 | 440円 |
3GB | 770円 | 1,270円 | 2,250円 | 580円 |
7GB | 990円 | 1,490円 | 2,470円 | 880円 |
20GB | 2,190円 | 2,690円 | 3,670円 | 2,080円 |
50GB | 5,990円 | 6,490円 | 7,470円 | 5,880円 |
通話料 | 9円/30秒 | 5分を超えた 国内通話は、 9円/30秒 | 国内通話は 無料 | – |
データ チャージ | 200円/GB(最大100GBまで) | |||
SMS 追加 | – | 50円/月 |
(※)データの上限を100MBに設定することはできません。100MBを超過した場合は550円(税込)での請求となります。
HISモバイルの「自由自在290」で注目したいのは、通話かけ放題サービスです。
- 5分かけ放題:500円/月
- 完全かけ放題:1,480円/月
とこちらも格安。上表には、これらを組み合わせた料金も併記していますが、例えば月間のデータ容量が3GBの場合、
- 3GB+5分かけ放題:1,270円(税込)
- 3GB+完全かけ放題:2,250円(税込)
- 通話料金:9円/30秒(税込)
と、格安を越して爆安!のサービスを提供中です!
■ UQモバイルの料金
くりこし プラン S | くりこし プラン M | くりこし プラン L | |
---|---|---|---|
基本 データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
余ったデータ容量は、翌月に繰り越しできます! | |||
月額料金 ()は税込 | 1,480円 (1,628円) | 2,480円 (2,728円) | 3,480円 (3,828円) |
容量超過時 及び 節約モード 通信速度 | 最大 300kbps | 最大 1Mbps | 最大 1Mbps |
節約モードなら、どれだけ使ってもデータ消費量ゼロ! | |||
通話 | 別途、22円/30秒の通話料金が発生しますが、
| ||
契約解除料 | なし |
■ ワイモバイルの料金
シンプル S | シンプル M | シンプル L | |
---|---|---|---|
月間の データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額の利用 料金 | 1,980円 (税込2,178円) | 2,980円 (税込3,278円) | 3,780円 (税込4,158円) |
おうち割 あるいは 家族割 適用後 (注1) | 900円 (税込990円) | 1,900円 (税込2,090円) | 2,700円 (税込2,970円) |
データ容量 超過時の 通信速度 | 最大 300kbps | 最大 1Mbps | 最大 1Mbps |
対応 通信方式 | 4G/5G | ||
通話 | 別途、22円/30秒の通話料金が発生しますが、
|
注1)おうち割光セット(A)または家族割引サービス(2回線目以降)適用時、1,188円割り引かれます。
■ OCNモバイルONEの料金
月間データ容量 | 音声対応SIMカード ()は税込 |
---|---|
0.5GB (ドコモ エコノミーMVNO) | 500円(550円) |
1GB | 700円(770円) |
3GB | 900円(990円) |
6GB | 1,200円(1,320円) |
10GB | 1,600円(1,760円) |
毎当月余ったデータ容量は、翌月に繰り越し可能です。
■ mineoの料金:()は税込
月間データ容量 | 音声対応SIMカード※ ()は税込 |
---|---|
1GB | 1,180円(1,298円) |
5GB | 1,380円(1,518円) |
10GB | 1,780円(1,958円) |
20GB | 1,980円(2,178円) |
※)ドコモ、au、ソフトバンク、各プランに共通の料金です。
■ イオンモバイルの料金
(但し、60歳以上の方の料金、20GBを超える料金は省略しました)
月間データ容量 | 月額料金()は税込料金 |
---|---|
500MB | 730円(803円) |
1GB | 780円(858円) |
2GB | 880円(968円) |
3GB | 980円(1,078円) |
4GB | 1,080円(1,188円) |
5GB | 1,180円(1,298円) |
6GB | 1,280円(1,408円) |
7GB | 1,380円(1,518円) |
8GB | 1,480円(1,628円) |
9GB | 1,580円(1,738円) |
10GB | 1,680円(1,848円) |
12GB | 1,780円(1,958円) |
14GB | 1,880円(2,068円) |
20GB | 1,980円(2,178円) |
注)ドコモ、au共通の料金です。
■ IIJmioの料金
月間データ容量 | 音声通話SIMの月額料金 ()は税込 |
---|---|
2GB | 780円(858円) |
4GB | 980円(1,078円) |
8GB | 1,380円(1,518円) |
15GB | 1,680円(1,848円) |
20GB | 1,880円(2,068円) |
注)タイプD(NTTドコモ)、タイプA(au)共通の料金です。
各社の特徴は?
料金だけをみると上表のようなことが言えますが、単に料金だけで格安SIMの会社を決めるのは避けたほうがいいでしょう。各社、サービス内容に違いがあり、メリット・デメリットを理解した上で格安SIMを決めると後悔も少なさそうです。
ここからは、各社の「おすすめのポイント」と「こんなところは要注意」についてまとめてみました。
楽天モバイル
おすすめのポイント
- まだ利用者が他の携帯キャリアほど多くなく、楽天回線網は他社の網より余裕があるようです。高速のデータ通信が可能です。
- 無制限に近いデータ量の使い方をしても、月額料金は2,980円(税込で3,278円)に抑えることができます。
- UN-LIMIT VIIのサービスが2022年7月からスタート。20GB以下であれば、使ったデータ容量に応じた料金が適用されます。
使用量が月によって大きく変動するという方(例えば、出張等で殆ど使用しない月があったり、月によっては20GBを超えるようなデータ量が発生するなど)は、効率的な利用ができます。 - 2021年4月30日から、iPhone6s以降の機種が正式にサポートされています。
- iPhone14シリーズやiPhoneSE(第3世代)が購入可能。
- Rakuten Link というアプリを使えば、通話は無料でかけ放題
- 端末の同時購入で、最大24,000の楽天ポイントがもらえます(2022年10月現在)。料金の支払いには楽天ポイントも使えます。
他にも、いろいろな特典があります。詳細は、



をご覧ください。
こんなところは要注意
- 現在、サービスエリアを拡大中。エリアによっては未だ利用できない場合もあるので、事前にサービスエリアを確認しておく必要があります(サービスエリアは、こちらで確認できます)。
- 使用できる端末に制限があります。端末を同時購入する場合が殆どと言ってもいいでしょう。
HISモバイル
HISモバイルは、旅行業務を行うあのH.I.Sと、格安SIMサービスを手掛ける日本通信が主要株主という格安SIMの会社で、「格安!」にこだわってサービスを提供しています。
おすすめのポイント
- 2022年5月に提供開始した新料金プラン「自由自在290」では、更に、月額料金を値下げ。1GB:550円/月、3GB:770円/月は、最安級!
- 通話料9円/30秒は、大手携帯会社の半額以下と爆安!しかも、専用アプリ不要、プレフィックス番号不要なので使いやすい。
- 更に、通話かけ放題も格安。5分かけ放題:500円/月、完全かけ放題:1,480円/月と、こちらも格安!
- データ容量チャージ料金も200円/GBと格安(携帯大手3社のチャージ料金は550円/GB)
HISモバイルの詳細は、

こんなところは要注意
- 新料金プラン「自由自在290」で対応している回線はNTTドコモのみ。KDDIやソフトバンク回線には未対応。
- NTTドコモの回線は、MVNOの日本通信から借り受けているので、ドコモ自体の通信速度や安定性と比較すると劣るところがある。
- 次世代通信規格の5Gには対応していません。
- 販売している新規端末の種類が、他の格安SIMと比較して少ない。
UQモバイル
おすすめのポイント
- 携帯の回線にはau網を使用。全国的にカバーされているので、使用できるエリアが広いです。
- KDDIのサブブランドなので、格安SIMでよく言われる「通信速度が遅い」「通信が不安定」という不評は少ないです。
- 使用できる端末も豊富。
- 人気のiPhone12、iPhone12 mini、iPhone11、iPhoneSE(第3世代)が購入可能。
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越しが可能。データ容量を有効的に活用できます。
- 月額1,870円(税込)の追加で、国内通話がかけ放題に!
- 60歳以上の方には、操作が簡単な「おてがるスマホ」が用意されています。また、上記の国内通話かけ放題が、770円(税込)で利用できます。
UQモバイルの詳細は、

UQモバイルの口コミや評判は、

こんなところは要注意
- 使用できる携帯の回線はau網だけ。NTTドコモやソフトバンクには対応していません。
- 2021年2月以降の新料金プランから、UQ家族割がなくなりました。ご家族でご利用の場合は、ワイモバイルの方が安くなる場合があります。
ワイモバイル
おすすめのポイント
- 携帯の回線にはソフトバンク網を使用。全国的にカバーされているので、使用できるエリアが広いです。
- ソフトバンクのサブランドなので、格安SIMでよく言われる「通信速度が遅い」「通信が不安定」という不評は少ないです。
- ワイモバ学割の適用で1,000円割引(翌月から1年間。但し、シンプル「S」は除く)、家族割(2回線目以降)適用で1,080円割引。両者の適用で月額900円(税込990円)からご利用可能!
- 使用できる端末も豊富。
- 人気のiPhone12、iPhone12 mini、iPhone SE(第3世代)が購入可能。
- スマホの使い方に自信のないの方には、操作が簡単な「かんたんスマホ2」が用意されています。
- 60歳以上の方は、どのスマホでも国内通話がかけ放題になる「スーパーだれとでも定額「S」(税込月額1,870円)」が、770円/月で利用できます。
- 2つ折りのガラケーも販売されています。通話が中心で殆どデータアクセスはしないという方は、国内通話かけ放題込みでも、税込月額2,127円(端末代は含みません)から利用可能!
ワイモバイルの詳細は、

ワイモバイルの口コミや評判は、

「ワイモバイルでガラケー」の詳細は、

こんなところは要注意
- 使用できる携帯の回線はソフトバンク網だけ。NTTドコモやauには対応していません。
- 新料金プランは、従来のプランから「国内通話10分かけ放題」を切り離しただけ。UQモバイルと比べても、全体的に高めの料金になっています。
- 余ったデータ容量の繰り越し機能はありません。
OCNモバイルONE
おすすめのポイント
- 携帯の回線にはNTTドコモ網を使用。全国的にカバーされているので、使用できるエリアが広いです。
- 2021年4月1日からの新料金プランでは、格安SIMの中で最安値級(但し、10GBまで)となっています。
- 2021年10月22日、ドコモ エコノミーMVNO 550円/月がスタート。月間0.5GBで550円/月という格安のサービスです。
- 格安SIMの中では、販売されている端末の種類が多い!
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越すことが出来ます。
- 人気のミュージックサービスが、通信容量を消費せずに使用できます(カウントフリーサービス)。
OCNモバイルONEの詳細は、

OCNモバイルONEの口コミや評判は、

こんなところは要注意
- 使用できる携帯の回線はNTTドコモ網だけ。ソフトバンクやauには対応していません。
- UQモバイルやワイモバイルと異なり、NTTドコモから回線を借りてサービスを提供するMVNOなので、通信速度や通信の安定性は、この両者に劣るかもしれません(最近は、かなり改善されているようです)。
- UQモバイルやワイモバイルのように、60歳以上のシニア層の方に優しい端末や料金プランは用意されていません。
mineo
おすすめのポイント
- NTTドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応しています。しかも、新プラン(マイピタ)では、同じ料金に統一されています。
- 格安SIMの中では、mineoの新料金プランは安い方だと言えるでしょう。
- データ容量を節約できるパケットギフト、パケットシェア、フリータンクというサービスが無料で利用できます。
- 全てのコンテンツが、最大500kbpsの通信速度でデータ使いたい放題という設定も可能。
- mineoのコミュニティーサイト「マイネ王」はよく知られています。分からないことがあれば、こちらのサイトを利用しましょう。
mineoの詳細は、

こんなところは要注意
UQモバイルやワイモバイルと異なり、3大携帯会社から回線を借りてサービスを提供するMVNOなので、通信速度や通信の安定性は、この両者に少し劣るかもしれません。
イオンモバイル
おすすめのポイント
- 日本全国に展開している200以上の店舗で、契約の申込みやスマホの設定等のサポートが対面形式で受けられる。
- 特に60歳以上の方にはおすすめ。専用の「やさしい料金プラン」や端末が用意されている。
- また、月間のデータ使用量が12GB未満の方にもおすすめ!
特に、3.について簡単に説明すると、イオンモバイルは、
- 10GB以下の音声SIMの料金プランが、1GB刻みで設定されている。
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越せる
- データ容量のプラン変更が月単位で可能
となっているので、
- データ消費の無駄を極力減らすことができます。
- 出費の無駄も極力抑えることができます。
詳細は、

でもっと詳しく説明していますので、是非、ご覧ください。
こんなところは要注意
使用できる携帯の回線はNTTドコモとau網。ソフトバンクには対応していません。
IIJmio
おすすめのポイント
- 2021年2月24日の新料金プランが発表され、格安SIMの中では最安値級の料金になっています。
- NTTドコモ、auに対応しています。
- データ繰り越しができるので、当月余ったデータ容量を翌月に繰り越せます。
- 容量のシェアもできるので、ご家族で容量を分け合えます。ファミリー向けの格安SIMです。
- 音声通話SIM以外にも、SMS SIM、データSIM、eSIMに対応するなど、細かい対応になっています。
IIJmioの詳細は、

こんなところは要注意
使用できる携帯の回線はNTTドコモとau網。ソフトバンクには対応していません。
まとめ
3大携帯キャリアに続き、格安スマホ・格安SIMの各社からも新しい料金プランが発表され、既に運用が開始されています。
特徴は、0~20GB以下の小容量から中容量に焦点を当て、従来より料金が大幅に安くなっていることです。
ただ、料金が安いからと言って安易に飛びつくのは危険。各社料金以外にも魅力的なサービスを提供していたり、逆に、欲しいサービスがなかったり、別途オプション料金が発生するという場合もあります。
各社サービス内容を充分理解し、快適なスマホ生活を送りたいですね。