iPhoneを格安SIMで使う。乗り換え方法や注意点などを徹底解説

iPhoneを格安SIMで使う。乗り換え方法や注意点などを徹底解説

日本で、二人にひとりが使っていると言われるiPhone。なぜここまで人気があるのでしょう?そこには、

  • ブランド力
  • 高級感と見栄を張りたい
  • 友達が使っているから
  • 使いやすいから

などの理由があるようです。

もう一つ、iPhoneに関する動向として、格安スマホ格安SIM)を活用して月額料金を出来るだけ抑えたいという方が増えてきているようですね。

iPhone自体が高額なことに加え、携帯キャリアの月額料金も高いというのが理由です。せめて格安SIMに乗り換えて、少しでも費用を抑えたいというのがあります。

では具体的にどれくらい安くなるのでしょうか?

この他にも、乗り換えに際していろんな疑問や不安をお持ちだと思います。

ここでは、

  • 私のiPhoneって格安SIMで使える?
  • どうすれば、格安SIMに乗り換えられるの?
  • どれくらい安くなるの?
  • 乗り換えの際の注意点は?
  • 最新モデルのiPhoneを格安スマホで使いたい…

のような疑問や不安にお答えしていきます。

 

どれくらい安くなる?

まず、携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と格安SIMそれぞれがターゲットとするユーザー層には違いがあります。

  • 携帯キャリア:毎月のデータ容量を15GB以上使用するヘビーユーザー
  • 格安SIM:多くても10GB、またはそれ以下のライトユーザー

格安SIMの価格的優位性が顕著に表れるのが、毎月のデータ容量が10GB未満くらいのライトユーザーです。毎月30GBや50GBも消費されるヘビーユーザー方には、格安SIMの価格的メリットは殆どありません。乗り換えは止めたほうがいいです。

では、毎月のデータ使用量が小・中容量の場合を例にあげて、具体的にどれくらい安くなるかをみてみましょう。

ここでは、ワイモバイル及びUQモバイルと、3大携帯キャリアの新ブランド(ドコモ【ahamo】、au【povo】、ソフトバンク【LINEMO】)の料金を比較してみました(ワイモバイル、UQモバイルの料金は、格安SIMの中で普通です。もっと安い格安SIMは幾つもあります。)

月間のデータ容量が3GB未満の場合、「国内通話かけ放題」のオプション有り・無しのそれぞれの場合について、「2年間のトータルの料金がどれくらい違うか?」を比較してみました。

■ データ容量:3GB時 + 国内通話かけ放題オプション無し
()は税込表示

キャリア名+
サービス名
かけ放題
月額
月額料金2年間
合計
ワイモバイル
シンプル「S」
 –1,980円
(2,178円)
47,520円
(52,272円)
UQモバイル
くりこし「S+5G」
 –1,480円
(1,628円)
35,520円
(39,072円)
NTTドコモ
「ahamo」
 –2,700円
(2,970円)
64,800円
(71,280円)
au
「povo」
 –2,480円
(2,728円)
59,520円
(65,472円)
SoftBank
「LINEMO」
 –2,480円
(2,728円)
59,520円
(65,472円)

 

■ データ容量:3GB時 + 国内通話かけ放題オプション有り()は税込表示

キャリア名+
サービス名
かけ放題
月額
月額料金2年間
合計
ワイモバイル
シンプル「S」
1,700円
(1,870円)
1,980円
(2,178円)
88,320円
(97,152円)
UQモバイル
くりこし「S+5G」
1,700円
(1,870円)
1,480円
(1,628円)
76,320円
(83,952円)
NTTドコモ
「ahamo」
1,000円
(1,100円)
2,700円
(2,970円)
88,800円
(97,680円)
au
「povo」
1,500円
(1,650円)
2,480円
(2,728円)
95,520円
(105,072円)
SoftBank
「LINEMO」
1,500円
(1,650円)
2,480円
(2,728円)
95,520円
(105,072円)

 

■ データ容量:7GB時 + 国内通話かけ放題オプション無し()は税込表示

キャリア名+
サービス名
かけ放題
月額
月額料金2年間
合計
ワイモバイル
シンプル「M」
 –2,980円
(3,278円)
71,520円
(78,672円)
UQモバイル
くりこし「M+5G」
 –2,480円
(2,728円)
59,520円
(65,472円)
NTTドコモ
「ahamo」
 –2,700円
(2,970円)
64,800円
(71,280円)
au
「povo」
 –2,480円
(2,728円)
59,520円
(65,472円)
SoftBank
「LINEMO」
 –2,480円
(2,728円)
59,520円
(65,472円)

 

■ データ容量:7GB時 + 国内通話かけ放題オプション有り()は税込表示

キャリア名+
サービス名
かけ放題
月額
月額料金2年間
合計
ワイモバイル
シンプル「M」
1,700円
(1,870円)
2,980円
(3,278円)
112,320円
(123,552円)
UQモバイル
くりこし「M+5G」
1,700円
(1,870円)
2,480円
(2,728円)
100,320円
(110,352円)
NTTドコモ
「ahamo」
1,000円
(1,100円)
2,700円
(2,970円)
88,800円
(97,680円)
au
「povo」
1,500円
(1,650円)
2,480円
(2,728円)
95,520円
(105,072円)
SoftBank
「LINEMO」
1,500円
(1,650円)
2,480円
(2,728円)
95,520円
(105,072円)

 

月間のデータ容量が3GB未満であれば、2年間の合計出費額は、国内通話かけ放題オプションの有り・無しに関わらず、ワイモバイルUQモバイルともに、大手携帯キャリアよりも安いことがわかります。

ところが、月間のデータ容量が3GB以上から7GB近くになると、2年間の合計出費額は、ワイモバイルUQモバイルともに、大手携帯キャリアよりも高くなってしまうことがあります。

 

 

iPhoneを新規で購入する?それとも継続して使う?

iPhone格安SIMの会社(MVNO)で使用する場合、2つのケースが考えられます。

iPhoneを新規に購入する場合

最新のモデルを使いたいという方!

キャリアから格安SIMの会社(MVNO)に乗り換えるにあたり、新しいモデルのiPhoneを使いたいという方もおられるでしょう。

TVのコマーシャルでも良く見かけるように、最新モデルは、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリアで購入することができます。しかし、格安SIMの会社(MVNO)では購入できません。

ドコモやau、ソフトバンクでは、サービスも同時に契約することが前提となっていますので、MVNOで最新モデルのiPhoneを使うとなると、Apple Store で購入するか、Appleの実店舗で購入するしか方法はありません。この場合、SIMフリーの端末を購入することになります。

■ iPhone12やiPhoneSE2が格安SIMでも買える

最近では、格安SIMでもiPhone12やiPhoneSE2が購入できるようになっています。

ワイモバイルでは、iPhone12 / iPhone12 mini及び iPhoneSE2 64GB/128GBが購入できます。

UQモバイルでは、iPhoneSE2 64GB/128GBが購入できます。他にも、mineo、OCNモバイルONE、Biglobeモバイル、IIJmioなどでも新しいiPhoneを購入することができます。

 

型落ちiPhoneでも良いという方

各格安SIMの各社では、型落ちや中古品のiPhoneも含めて下表のように購入可能です(2021年3月中旬現在。入荷待ちや中古品の機種も含みます。)

搭載メモリや価格については、各格安SIMの公式サイトでご確認ください。

MVNO販売中のiPhone
楽天モバイルなし
UQモバイルiPhone SE2 64GB/128GB
iPhone 7 32GB/128GB(店舗のみ)
Y!モバイル

iPhone12 / iPhone12 mini
iPhoneSE2 64GB/128GB

mineo

(入荷待ちを含む)
iPhone SE2 64GB/128GB/256GB
iPhone 11 64GB/128GB/256GB
iPhone XR 64GB/128GB
iPhone XS 256GB
iPhone 8 64GB

OCNモバイルONE

iPhone 11 Pro Max 64GB
iPhone 11 Pro Max 256GB
iPhone 11 Pro Max 512GB
iPhone 11 Pro 64GB
iPhone 11 Pro 256GB
iPhone 11 Pro 512GB

iPhone 11 64GB
iPhone 11 128GB
iPhone 11 256GB

iPhone XR 64GB
iPhone XR 128GB

iPhone SE2 64GB
iPhone SE2 128GB
iPhone SE2 256GB

BIGLOBEモバイルiPhone SE2 64GB/128GB
IIJmioなし
LINEモバイルなし
イオンモバイルiPhone 8

 

各MVNOで購入するメリットは、

  • 既に動作が確認されている
  • 型落ちや中古品なども扱っており安く購入できる
  • 分割で購入できる
  • 新規購入なので、SIMロック解除手続きの必要がない

といったことがあげられます。

 

iPhoneを継続して使う場合

現在、大手キャリアでお使いのiPhoneを、乗り換え先の格安SIMに持ち込んで使用する場合、まず、そのiPhoneが乗り換え先で動作確認済であるかどうかを確認しましょう。

特に注意したいのが、乗り換え前後で回線キャリアが異なる場合。例えば、

  • 今までドコモを使っていた方が、UQモバイルmineoau回線を使う、
  • auを使っていた方がY!モバイルLINEモバイルソフトバンク回線を使う

といったパターンです。

例えば、IIJmioはドコモ回線とau回線に対応していますが、現在、ドコモを使っている方が、IIJmioのドコモ回線に乗り換える場合は、同じキャリアを使用することになります。

ところが、IIJmioのau回線に乗り換える場合、キャリアをまたぐことになります。

各MVNOのホームページには、「動作確認済端末」のリストがあり、キャリア別にiPhoneの動作検証が行われています。ドコモで使っていたiPhoneの場合、auで使っていたiPhoneの場合というふうに。

必ずチェックしましょう。リストに掲載されていないiPhoneは使えません。

同時にSIMロック解除の要/不要やテザリングの可否も分かるので、必ず動作の確認を取りましょう。

 

例えば、ワイモバイルの場合の動作確認済み機種は下表のようになります。
注)2021年3月現在のものす。
下表には、SIMロック解除やテザリングの状況は反映していません。
契約される前に、必ずこちらで再度ご確認ください。

機種SIM
フリー
ドコモで
使用して
いた場合
auで
使用して
いた場合
ソフトバンク
で使用して
いた場合
iPhone SE2
iPhone11
Pro Max
iPhone 11
Pro
iPhone 11
iPhone XR
iPhone XS
Max
iPhone XS
iPhone X
iPhone 8
Plus
iPhone 8
iPhone 7
Plus
iPhone 7
iPhone SE
iPhone 6s
Plus
iPhone 6s
iPhone 6
Plus
iPhone 6
iPhone 5s

出典)ワイモバイルの「動作確認済端末」から

 

 

乗り換えの注意事項

1. キャリアメールが使えなくなる

格安SIMに乗り換えると、大手キャリアで使用していたメールアドレス、

@docomo.ne.jp
@ezweb.ne.jp
@softbank.ne.jp

が使えなくなります。使えなくなることで不都合が生じるようであれば、乗り換えはできません。

また、乗り換え後は、多くの場合、gmail等のフリーメールを使うことになるようですが、知り合いの方にメールアドレスの変更をお知らせする必要があります。

 

2. 乗り換えには費用がかかる

乗り換えには、別途、費用が発生します。

現在のキャリアに対しては、

  • 契約解約金(違約金)01,100円(税込)
    契約更新月であれば0円です。新プランからの乗り換えの場合、最大で1,100円ですが、旧プランから乗り換えると9,500円(税込10,450円)が発生します。必ず新プランに移行しておきましょう。
  • MNP転出料2,200円3,300円(税込)
    電話番号を継続して使用する場合は、このMNP手続きが必要です。
  • SIMロック解除料3,300円(税込)
    端末を継続して使用する場合は、SIMロック解除料が発生します。ご自身で解除手続きを行う場合は、無料です。

乗り換え先のMVNOには、

登録手数料3,300円(税込)

このように、乗り換えるだけで10,000円ほどの費用が発生してしまいます。

 

3. 乗り換える前に新プランに移行しておく

2019年10月に改正電気通信事業法が施行され、解約料金(違約金)が従来の9,500円から1,000円(税抜)に値下げされました。

これを受け、各キャリアでは同じタイミング(2019年10月)で「新プラン」をスタートさせました。この新プランからの乗り換えであれば、1,000円以下の解約料で済みます。

しかし、2019年9月30日以前に契約された方(旧プラン)が、契約更新月以外のタイミングで解約しようとすると、9,500円(税込10,450円)が発生してしまいます。

つまり、解約料を最悪1,000円に抑えるためには、新プランに移行しておく必要があります。

ドコモの場合、新プランに移行しても、旧プランの契約更新月を迎える前に解約すると9,500円(税込10,450円)が発生しますので、これも注意してください。

 

4. 電話番号を引き継ぐならMNP手続きが必要

MNP(Mobile Number Portability)とは、電話番号を引き継ぐ際に必要となる手続きで、

現在のキャリアに対してMNP転出手続きを行い、「MNP予約番号」を取得します。

スマホ端末を新規に購入する場合でも、電話番号を引き継ぐ場合は、この手続きが必要になります。

乗り換え先の格安SIMの会社(MVNO)に申込み・契約する時に、そのMNP予約番号が必要になります。
端末が届いたら、同封の書類に記載されている電話番号に電話して開通手続きを行って下さい。これで、旧キャリアとの回線は、自動的に解約となります。

 

 

乗り換えの手順

現在の携帯キャリアから格安SIMの会社(MVNO)に乗り換える手順は、次の通りです。

① 新プランに移行しておく
② 乗り換え先の格安SIM(MVNO)を決める
③ 格安SIMの契約プランを決める
④ 動作確認済みの端末かどうかをチェック
⑤ SIMロックの解除
⑥ MNPの予約番号を取得(電話番号を引き継ぐ場合)
⑦ 契約プランの申込み
⑧ SIMが届いたら

それぞれについて詳しくご紹介します。

① 新プランに移行しておく

すでに、こちらで説明していますが、契約更新月以外のタイミングでキャリアとの契約を解約する場合、解約料1,000円以下が適用されるのは、2019年10月以降にスタートした、新プランからの乗り換えのみです。

2019年9月30日以前に契約荒れているプラン(旧プラン)からの乗り換えでは、解約料金1,000円以下は適用されません。

解約料0円、もしくは1,000円でMVNOに乗り換えるためには、次の点にご注意ください。

  • 旧プランから新プランに移行しておく
  • 解約料1,000円が適用されるのは、新プラン適用されてから
  • ドコモの場合は、新プランに移行しても旧プランの契約更新月以前に解約すると9,500円(税込10,450円)が発生してしまうので、乗り換えは契約更新月まで待ったほうがよい

 

② 乗り換え先の格安SIM(MVNO)を決める

乗り換え先のMVNOでも、ドコモ系、au系、ソフトバンク系の回線を選ぶことが出来ます。

今お使いのiPhoneを継続して使用する場合は、出来るだけ同じキャリア系の回線を使用するようにすると(ドコモ -> ドコモ回線系、au -> UQモバイルなど)、手続きが楽になったりトラブルを防ぐことができます。

MVNOでもマルチキャリア、トリプルキャリアに対応しているところがあります。

まず、一つの回線のみに対応しているMVNOは、

■ ドコモ回線のみに対応:OCNモバイルONE

■ au回線のみに対応:UQモバイル

■ ソフトバンクのみに対応:Y!モバイル

■ 楽天回線に対応:楽天モバイル

 

ドコモ回線、au回線に対応しているMVNOは、

BIGLOBEモバイル

IIJmio

イオンモバイル

 

ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線に対応しているMVNOは、

mineo

LINEモバイル

 

まず、乗り換え先の回線系としてどこのキャリアが良いのかを選びます。その後、スマホの使い方でMVNOとプランを決めていきます。例えば、

  • 通話中心であれば、UQモバイル(au系)やワイモバイル(ソフトバンク系)がおすすめ。24時間国内かけ放題のオプションがあります。
  • 毎月の通信データ量が多いなら、mineoがおすすめ。
  • エンタメ系であれば、BIGLOBEモバイル
  • SNS中心であれば、LINEモバイル
  • 家族で乗り換えを検討しているなら、IIJmio

などですね。

 

③ 格安SIMの契約プランを決める

②でMVNOが決まったら、毎月のデータ通信容量に応じてプランを選択します。

UQモバイルワイモバイルIIJmioLINEモバイルには、「small」「medium」「Large」のようなシンプルなスマホプランがあって分かりやすです。

データ容量が20GB、30GBと大量に使いそうな方は、BIGLOBEモバイルイオンモバイルがおすすめです。

 

iPhoneを継続して使用する場合や、Apple Store やAppleのショップでSIMフリーのiPhoneを購入される場合は、SIMのみを購入します。

SIMのタイプには、通話機能付き、SMS付きデータSIM、データ専用SIMの3種類があるので、ご注意ください。

あとは、iPhoneも同時に購入する場合は、スマホセットを選択します。

 

④ 動作確認済みの端末かどうかをチェック

各MVNOのホームページには、動作確認端末のリストが掲載されています。

スマホセットで同時にiPhoneを購入される場合は問題ありませんが、今お使いのiPhoneをMVNOに乗り換えても問題なく使えるかどうか、「動作確認端末」のリストで確認しておきましょう。

特に、回線キャリアが異なる場合(ドコモ -> au回線系、au -> ソフトバンク系など)は、十分注意してください。

同時に、テザリングが気になる方もチェックできます。SIMロック解除が必要かどうかもチェックできます。

 

⑤ SIMロックの解除

キャリアから格安SIMの乗り換える場合、多くの場合、キャリア側にてSIMロックの解除を行う必要があります。

SIMロックの解除についての詳細は、

SIMフリーって何だ?SIMに関する疑問に答えます!

をご覧ください。

 

ドコモ、au、ソフトバンクいずれも、SIMロックの解除は、

  • ショップで行う
  • 電話で行う
  • 自分自身でWEB経由で行う

ことができます。ショップや電話でSIMロックの解除を行うと、3,300円(税込)の費用がかかります。

各キャリアでのSIMロック解除の具体的な方法は、下記を参照してください。

NTTドコモ

au

ソフトバンク

 

⑥ MNP予約番号を取得する(番号を引き継ぐ場合)

電話番号をそのまま引き継ぐ際には、現キャリアに対してMNP転出届けが必要。「MNP予約番号」の取得がそれに該当します。

取得した予約番号は、格安SIMの申し込み・契約時に必要になります。

各キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)とも、

  • ショップ
  • 電話
  • WEB

のいずれかで行なえますが、手数料として3,300円(税込)が発生します。

 

各キャリアのMNP転出手続き手順の詳細は、以下をご覧ください。

ドコモの場合
携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法

auの場合
au MNPお手続き

ソフトバンクの場合
ソフトバンク 解約・MNPについて (下の方に説明があります)

 

⑦ 契約プランの申込み

  1. iPhoneは新規購入?それとも継続して使う(MVNOで新規購入の場合は、スマホセットが利用できます)
  2. 毎月の通信データ容量はだいたいどれくらい?
  3. SIMのタイプ(音声通話機能付き/SMS付きデータ/データ専用)
  4. SIMの形状(標準/mini/nano)
  5. その他必要なオプション

が決まったら、いよいよプランを契約します。

各MVNOのホームページでもできますが、実店舗で契約を行うことも出来ます。

実店舗の詳細は、こちらをご覧ください。

 

⑧ SIMが届いたら

WEB経由で申し込みが完了すると、数日後(2日程度)にはご自宅にSIMが届きます。

SIMカードが届いたら、

  • MNPの切り換え手続き
  • APNの設定

を行います。

MNPの切り換え手続き

電話番号を引き続き使用したい場合は、このMNP切り換え手続きを行う必要があります。新規申し込みやデータSIMの場合は、この手続は不要です。

各MVNOの開通受付センターに電話して、音声ガイダンスに従って開通作業を行ってください。数十分後には回線が切り替わります。

その後、SIMカードを入れ替えれば、新しい格安SIMで通話が可能になります。

 APNの設定

MNPの切り換え手続き完了で通話ができるようになりましたが、まだ、インターネットやLINEは使えません。

APN設定を行うことにより、インターネットが使えるようになります。

詳細は、送られてきたSIMに添付されている説明書や、各MVNOのサイトでご確認ください。

 

まとめ

日本で一番の人気スマホといえば、iPhoneです。そして、格安SIMMVNO)と契約して、iPhoneをご利用になっているユーザーもすでにたくさんいます。

残念ながら、MVNOで最新のiPhoneを購入することはできませんが、Apple Store や実店舗でSIMフリーのiPhoneを購入すれば、格安SIM(MVNO)でも最新のiPhoneを使うことが出来ます。

最新のiPhoneにこだわらなければ、型落ちのiPhoneをMVNOでも購入できます。面倒な手続きも一部省けますし、分割で購入することも可能です。

月額料金を大きく抑えながら、お気に入りのiPhoneでネットアクセス。

是非、iPhoneを格安SIMで使ってみてください!