- 自宅でも外出先でも、気軽にネットにアクセスできる
- しかも大容量。なのに、料金は携帯キャリアの約半額
それを可能にしてくれるのが、ここでご紹介するモバイルWiFiルーターです。形状はスマホ並のサイズ・重量なので、持ち運び・持ち歩き出来ます。
この様に大変便利で有り難いのですが、実際、機種やサービスを選ぼうとすると、いろんな方式のモバイルWiFiルーターが販売中で、どれが良いのか戸惑ってしまうことも…。
中には、通信速度がいまいちだったり、解約しようとしても高額な解約金を支払わなければならず、後悔してしまうことも多々あるようです。
なので、機種や回線の選定は慎重に行う必要があります。
ここでは、機種や回線の選定がスムーズに行えるよう、モバイルWiFiルーターと回線を徹底比較しました。そして、おすすめの機種・回線をランキングしてみました。
是非、参考にしてみて下さい。
モバイルWiFiルーターおすすめランキング!
おすすめランキングの基準は?
今では多くの携帯キャリアやプロバイダー(販売代理店)などが、モバイルWiFiルーターとその回線サービスを提供しています。
ここでは、おすすめのモバイルWiFiルーターをランキングするにあたり、価格以外にも以下の点を重視しました。
1. サービスエリアが広く、安定した通信が行えること
まず、モバイルWiFiルーターで重要なことは、つながるエリアが広いこと、そして安定した通信が行えその速度にも満足できることです。
モバイルWiFiルーターは、インターネットとの接続に「無線」という携帯キャリアが提供する電波を使用しますが、目に見えないだけに、場所によってつながる・つながらない、速い・遅いという問題が発生します。
しかも、持ち運び・持ち歩きができるモバイルWiFiルーターには、自宅だけでなく出張や旅行などの外出先でも出来るだけ安定して使えること、ビルの影や地下街であっても出来るだけ使えるサービスや方式であることが求められます。
特に、UQのWiMAXやワイモバイルのPocket WiFiは、auやSoftBankの5G及び4G/LTE網とは異なる独自のデータ回線も使用するので、利用可能なエリアには気を付ける必要があります。
総務省の資料(PDFファイルの16ページ目)によれば、これらのデータ通信を支える基地局数は4G/LTE網より少ないため、サービスエリアが狭まり・限定されます。
2. 契約の縛りがない、或いは契約期間が短い
モバイルWiFiルーターとその回線サービスは、日々進化しています。1年後には、さらに高速で安いルーターや回線サービスが提供されていることでしょう。
また、5Gという新しい高速・大容量のサービスも拡張されています。データ容量無制限で月額3,278円の楽天モバイルの「UN-LIMIT」も目が離せません。どちらも、現在はまだサービスエリアが限られるところがありますが、今後、これらのサービスエリアも大きく拡張されていることでしょう。
このような状況の中、より優れた機器やサービスに移行したいと考えるのは当たり前!その時に足かせになるのが「契約期間の縛り」であり「解約料」です。
ここでは、出来るだけ契約の縛りがないもの、契約期間の短いもの、解約金が安いものを重視しました。
モバイルWiFiルーターおすすめランキング
おすすめルーター:ギアWiFi 304ZT | |
使用する回線 | AXGP、 ソフトバンク 4G LTE |
送受信速度 | 下り速度 最大187.5Mbps 上り速度 最大37.5Mbps |
販売価格(税込) | 0円(レンタル方式) |
回線サービス:ソフトバンク(Pocket WiFi) | |
データ容量 | 100GB/月 300GB/月 |
月額料金 (税込) | 【縛りなし】 |
契約期間と 解約金 | 縛りなしの場合: |
メリット・デメリット: | |
メリット |
|
デメリット |
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おすすめルーター:それがだいじWiFi 「Master Roam T6」 | |
使用する回線 | ドコモ 4G LTE、 au 4G LTE、 SoftBank 4G LTE、 |
送受信速度 | 下り速度 最大150Mbps 上り速度 最大50Mbps |
販売価格(税込) | 0円(レンタル方式) |
回線サービス:クラウドSIM(ドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE) | |
データ容量 | 100GB/月 |
月額料金 (税込) | 縛りありの場合:3,267円 |
契約期間と 解約金 (税込) | 縛りありの場合: 縛りなしの場合: |
メリット・デメリット: | |
メリット |
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デメリット |
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おすすめポイント | |
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詳細は、こちら!
おすすめルーター:AiR-WiFi U2s | |
使用する回線 | ドコモ 4G LTE、 au 4G LTE、 SoftBank 4G LTE、 |
送受信速度 | 下り速度 最大150Mbps 上り速度 最大50Mbps |
販売価格(税込) | 0円(レンタル方式) |
回線サービス:クラウドSIM(ドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE) | |
データ容量 | 100GB/月 |
月額料金 (税込) | 縛りありの場合:3,278円 縛りなしの場合:3,608円 |
契約期間と 解約金 | 縛りありの場合: 縛りなしの場合: |
メリット・デメリット: | |
メリット |
|
デメリット |
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おすすめポイント | |
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おすすめルーター:Speed Wi-Fi Galaxy 5G mobile WiFi | |
使用する回線 | WiMAX 2+、 au 5G、 au 4G LTE |
送受信速度 | 下り: 上り: |
販売価格(税込) | 21,780円 |
回線サービス:WiMAX、au 5G、4G LTE | |
データ容量 | スタンダードモード: プラスエリアモート: |
月額料金 (税込) | UQコミュニケーションズ 期間条件なし: |
契約期間と 解約金(税込) | 契約期間の条件なし。 0円 |
メリット・デメリット: | |
メリット |
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デメリット |
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おすすめルーター:クラウドWiFi東京 U3 | |
使用する回線 | ドコモ 4G LTE、 au 4G LTE、 SoftBank 4G LTE、 |
送受信速度 | 下り速度 最大150Mbps 上り速度 最大50Mbps |
販売価格(税込) | 0円(レンタル方式) |
回線サービス:クラウドSIM(ドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE) | |
データ容量 | 100GB/月 |
月額料金 (税込) | 3,718円 |
契約期間と 解約金 (税込) | 契約の縛りなし |
メリット・デメリット: | |
メリット |
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デメリット |
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おすすめポイント | |
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おすすめルーター:Pocket WiFi 5G A102ZT | |
使用する回線 | AXGP、 ソフトバンク 5G、 4G LTE |
送受信速度 | 【5G】 【4G】 |
端末代金(税込) | 28,800円 (新規契約の場合割引あり) |
回線サービス:ワイモバイル | |
データ容量 | 無制限と7GBのサービスあり |
月額料金 (税込) | 無制限の場合:4,818円 (下記7GBにアドバンス オプション:752円を 追加します) 7GBの場合:4,066円 |
契約期間と 解約金 | 契約期間:なし 解約金:なし |
メリット・デメリット: | |
メリット |
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デメリット |
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モバイルWiFiルーターって何?
「モバイルWiFiルーター」と共によく耳にする言葉に、
があります。
まず、これらの言葉の意味や違いを整理しておきましょう。
その前に、「モバイルWiFiルーターとは何か?」についてご紹介しておきます。
モバイルWiFiルーターとは?
(各社から提供されているモバイルWiFiルーター)
モバイルWiFiルーターとは、携帯キャリア(ドコモ、au、SoftBank、ワイモバイル、楽天モバイル)が提供している回線(5G/4G・LTEなど)や、au及びUQコミュニケーションズのWiMAX2+、ワイモバイルのAXGPという独自のデータ専用回線などを経由して、ネットへのアクセスを可能にする接続機器(ルーター)です。
スマホをはじめタブレット、パソコン等は、主にWiFi(無線LAN)を経由してこのモバイルWiFiルーターに接続します。
このモバイルWiFiルーターは、小型・軽量でスマホのような形態(バッテリー搭載)をしているので、持ち運びや持ち歩きができとても便利です。
ご自宅だけでなく外出先でも動画等を観たい、アウトドア先の休憩中に動画や映画を視聴したいという方には、このモバイルWiFiルーターがおすすめです。
最近では、3大携帯キャリアの中から最適なキャリアを選んで、最適なアクセス環境を提供してくれるクラウドSIM方式を採用したルーターも脚光を浴びています。
参考記事:




同様の仕組みを提供する機器に、工事不要、コンセントに挿すだけ等のキャッチでよく知られ、自宅やオフィス等で使用する据え置き型のWiFiホームルーターもあります。
詳細は、

をご覧ください。
モバイルWiFiルーター導入のメリットは?
そもそも、このモバイルWiFiルーターは、なぜこんなに人気なのでしょうか?
理由は、次のようなことがあげられます。
1. 小型・軽量だから持ち運び持ち歩きが可能。外出先でも簡単にモバイルアクセスができる
2.携帯キャリアより回線利用料が非常に安い。月額料金が2/3から1/2になることも!
詳細は、

をご覧ください。
3.届いたその日から使える。設定も不要な場合が多い。
WiMAXとは?
WiMAXは、もともと職場や家庭にあるパソコンやタブレット、あるいはスマホ等の機器を、高速でネットに接続するためのデータ専用の無線通信技術の一つとして生まれたものです。有線ではなく無線なので工事不要、設置がとても簡単で楽というメリットがあります。
そして今では、auやUQコミュニケーションズが提供するモバイルWiFiのサービス名(UQWiMAXなど)にも、この名称が頻繁に使用されるようになりました。
ソフトバンクやワイモバイルのモバイルWiFiを「ポケットWiFi」と呼んでいるように、auやUQコミュニケーションズのモバイルWiFiを「WiMAX」と呼ぶイメージですね。
ちなみに技術的な観点でみると、WiMAXの利用が開始されたのは2009年。その後、WiMAX2、WiMAX2+へと高速化が図られています。
今ではその通信速度は、下りで最大440Mbpsと超高速!非常に快適な通信が可能になっています。
5G対応のWiMAXモバイルルーター(WiMAX+5G)も提供されています。
WiMAXのもっと詳しい情報は、



をご覧ください!
Pocket(ポケット)WiFiとは?
「Pocket WiFi」は、実は、ソフトバンクの登録商標です。モバイルWiFiルーターの中でソフトバンクが提供している機器が、このポケットWiFiルーターということになります。
ソフトバンクのサブキャリアであるワイモバイルも、「Pocket WiFi」という商標で商品を提供しています。
回線には、ソフトバンクやワイモバイルの携帯網を使用。電波が受信できるエリアであれば、比較的高速なモバイルアクセスが可能になります。
Pocket WiFi のもっと詳しい情報は、

をご覧ください。
クラウドSIMとは?
クラウドSIMは、モバイルWiFiルーターに採用されている仮想化SIMの技術で、この方式を採用したルーターは、それがだいじWiFiやAiR-WiFi、クラウドWiFi東京などの新興系のプロバイダーが取り扱っています。
(右がクラウドSIM方式を採用したU2sというモバイルルーター。左はiPhone 8ですが、大きさもiPhone8 より一回り小さくなっています)
通信事業者(ドコモ、au、ソフトバンク)のSIMカードに納められている回線情報や通信に必要な固有番号等を、専用のクラウドサーバー上に仮想化されたSIMカードとして格納しておきます。
このクラウドSIMに対応したルーターは、電源がONになると、現在地に最適な「仮想SIMカード」を上記のクラウドSIMサーバからダウンロードします。その後は、この仮想SIMカードの情報に基づいて通信を行います。
メリットとしては、
- ドコモ、au、ソフトバンクの中から最適なキャリアを選び、最適な通信サービスを受けることが出来る。
- 月間のデータ通信容量が100GBもしくはそれ以上と大容量にもかかわらず、月額料金は3,000円台からととてもお得なモバイルWiFiルーターです。
- 出張や旅行などの海外からでも、現地で契約した通信サービスとほぼ同等の料金で通信サービスを受けることが出来る。
が挙げられます。
クラウドSIMのもっと詳しい情報は、

をご覧ください。
持ち運び出来るモバイルWiFiルーターの選び方
ではここから、機種が多く回線サービスも多岐に渡るモバイルWiFiルーターの選び方についてご紹介していきます。
モバイルWiFiルーターを選ぶ時、ルーター本体とそのルーターが使用する回線の両方を考慮する必要があります。
の順にみていきましょう。
1. 回線はどこの携帯キャリアにするか?
モバイルWiFiルーターを選ぶにあたって、どこの携帯キャリアの回線を利用するか?は、とても重要です。これにより、
- サービスエリア
- 通信速度
が大きく違ってくるからです。
各モバイルWiFiルーターが使用する回線には、
- WiMAX+5G:
UQのWiMAX2+及びauの5G/4G LTE - Pocket WiFi:
ソフトバンク・ワイモバイルのAXGP及び5G/4G LTE - Rakuten WiFi Pocket:
楽天モバイルのUNLIMIT-VII - クラウドSIM:
ドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE
があります。
まず、これらを大まかに比較してみました。
モバイルWiFiルーターが使用する回線の比較 | ||||
---|---|---|---|---|
WiMAX +5G | ポケット WiFi | Rakuten WiFi | クラウド SIM | |
使用する 回線 | au、UQの WiMAX2+(※)、 au 5G、 au 4G LTE | ソフトバンクの のAXGP(※)、 5G、 4G LTE | 楽天モバイルの UN-LIMIT | ドコモ、au、 ソフトバンク の4G LTE |
データ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 最大100 ~ 150GB |
速度制限 | プラスエリア | 標準モードは 7GB/月まで。 アドバンス モードでも、 10GB/3日の 制限あり。 これを超えると 翌月まで 最大128kbps に制限される。 | 基本的には なし。 (但し、異常な 使い方をすると 制限される 場合あり) | 基本的には なし。 (但し、異常な 使い方をすると 制限される 場合あり) |
メリット | 5G対応 高速 | 5G対応 高速 | 月額3,278円と 安い | サービスエリア 月額3,267円 |
デメリット | WiMAX2+は エリアが狭い | AXGPは エリアが狭い | 5G未対応、 現在、エリア | 5G未対応。 サポートが |
(※)WiMAX2+及びAXGPは、独自のデータ専用回線です。
まず、導入前に、利用されるエリアの電波状況を確認しておきましょう。
■ au エリア
ただし、サービスエリア内だから問題なく使えるとは限りません。地下街が良い例ですが、地図上はOKでも、実際に地下街に入ってみると電波の届かないところはたくさんあります。近くに高いビルがあるところも同様ですし、奥まった部屋で使用すると電波が届かないかもしれません。
また、一つの基地局に多くのアクセスが集中してしまえば、通信速度は一気に落ちてしまいます。場所、時間、接続先のサーバー等によって通信速度は毎回変わるので、携帯キャリア選びは結構難しいと言えるでしょう。
そこで活用したいのが、契約前の「お試し」。お試し期間中に、自宅や外出先の接続状況や通信速度がテストできます。
WiMAX+5Gの「TryWiMAX」やGMOとくとくBBの「20日間お試し」で試してみましょう。
クラウドSIM方式でも「30日間のお試し」が出来ます。それがだいWiFiやAiR-WiFi、Mugen WiFi等で可能です。
クラウドSIMはトリプルキャリア対応!
その点、新興系の販売会社が扱うクラウドSIMのモバイルルーターは、3大携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE)というトリプルキャリアに対応しており、3社の中から一番最適なキャリアを選んでくれます。
また、自宅だけでなく外出先でも使用するなら、この最適なキャリアを選択してくれる機能(ネットワークの最適化)は、とても便利です。
通信速度は、場所、時間、接続先等によって大きく影響を受けるので、現在地で最適な携帯キャリアを選んでくれるクラウドSIMは、とても有り難いです。
ただ残念なのは、5Gへの対応がまだ見えてこないこと。5Gに対応したクラウドSIMのルーターを扱っているところはまだありません。
2. モバイルWiFiルーターの価格と回線の月額料金は?
モバイルWiFiルーターの価格は、
- ルーター本体の価格
- 使用する回線の月額料金
で構成されます。
モバイルWiFiルーターの本体価格
モバイルルーター | オンラインショップ | 代理店経由で 契約する場合 |
---|---|---|
UQコミュニケー ションズ WiMAX+5G | 有料 21,780円 | 回線の月額料金で 途中解約時は、残債が |
ワイモバイル Pocket WiFi | 有料 | – |
楽天モバイル WiFi Pocket | 実質0円 | – |
クラウドSIM | – | 端末代金0円。 レンタル方式をとっている |
モバイルルーターの回線月額料金
ルーターと回線は、携帯キャリア以外にも販売代理店経由で購入・契約できます。
モバイルルーター | オンラインショップ | 代理店経由で 契約する場合 |
---|---|---|
UQコミュニケー ションズ WiMAX+5G | 【期間条件なし】 | 販売代理店によって 【BIGLOBE】 |
ワイモバイル Pocket WiFi | 7GB/月までの データ容量無制限の | 【ギアWiFi】の場合 SIM50ギガ: 3,190円から SIM100ギガ: 3,740円から ルーター100ギガ: 3,190円から ルーター300ギガ: 3,938円から |
楽天モバイル WiFi Pocket | 3,278円 | – |
クラウドSIM | – | プロバイダーによって 【それがだいじWiFiの場合】 |
価格重視なら、おすすめはクラウドSIM
価格を重視される方には、プロバイダー(新興系販売会社)が販売しているクラウドSIM対応のモバイルWiFiルーターをおすすめします。
特徴としては、
- ドコモ・au・SoftBankのトリプルキャリアに対応しているものが多い。
- 端末代金0円が多く(レンタル方式)、月額料金も携帯キャリアの料金プランより安い。
- 小型・軽量で持ち運びに便利。もちろんご自宅でも使えます。
- 海外でも使えるものがある
があげられます。
3. ここは気をつけよう!
契約期間と縛り
モバイルWiFiルーターの契約で注意していただきたいのが、「契約の縛り」と「解約の際の解約料」です。
スマホの場合、契約違約金が2019年10月以降1,100円以下になりましたが、このモバイルWiFiルーターには、まだ適用されていないところが多いです。
契約の縛りがなく、解約の際の解約料が発生しないところは、
- UQWiMAX:期間条件なし、解約料0円が選べる。
- ワイモバイル:契約の縛りなし、解約料0円。
- 楽天モバイル:契約の縛りなし、解約料0円。
- ギアWiFi:契約の縛りなし。
- クラウドSIMのプロバイダーであるクラウドWiFi東京:契約の縛りなし、違約金0円。
です。
ただ、WiMAXやクラウドSIM対応のモバイルルーターを扱うプロバイダーや代理店には、「2年や3年縛り、契約自動更新」が多く、しかも「解約の際の解約料が高価」なところが多いので、契約される場合はご注意下さい。
au・UQWiMAXの場合は、「契約期間のあり・なし」が選択出来るようになっています。「契約期間なし」だと、その分月額料金が高くなりますが…。
スペックに記載の通信速度に惑わされるな!
製品とサービスの差別化を図るために、モバイルWiFiルーターのメーカーや携帯キャリアは、通信速度や通信速度を向上させるための新しい技術を前面に大きく謳っています。
今では、1Gbps(=1,000Mbps)を超える通信速度を達成する機種も出てきました。
但し、このような送受信の速度は、あくまでも最大値であり技術上のスペック値です(必ず、細かい字で注意書きがあります)。実際、表示されている最大速度が期待できるケースは殆どありません。
ただ、高速になる傾向にはあるようなので、
- PCやタブレットをつないで、ゲーム等の通信速度や応答速度に敏感なアプリの利用をお考えの方。
- 多くの台数の端末を同時に接続してネットにアクセスしたいとお考えの方
このような利用をお考えの方は、注目しておいたほうが良いスペック値ですね。
「一人で動画や映画を楽しみたい!」というような方には、上記のような高速性や高度な通信技術はそれ程必要ないでしょう(もちろん、速いに越したことはありませんが…)。動画や映画は、10Mbps程度あれば十分楽しめます。
「hulu」のサイトには、次のように記載されています。
パソコン:下り速度 6Mbps 以上を推奨
スマートフォン/タブレット:下り速度 3Mbps 以上を推奨
テレビ/ブルーレイプレーヤ/ゲーム機/メディアプレーヤー:下り速度 6Mbps 以上を推奨
データ容量と速度制限
「WiMAX+5G」には、スタンダードモードとプラスエリアモードがあります。
プラスエリアモードは、au回線のプラチナバンドを使用するモードですが、このプラスエリアモードには、月間のデータ使用量15GBという制限があります。15GBを超えると、翌月まで通信速度が最大128kbpsに制限されます。
ワイモバイルの「Pocket WiFi」には、標準モードとアドバンスモードがあります。
標準モードでは、月間のデータ容量が7GBまでという制限があり、これを超えると通信速度が最大128kbpsに制限されます。
アドバンスモードは、データ容量が無制限のモードですが、直近3日間のデータ容量が10GBを超えると、翌日18時から25時まで、通信速度が最大1Mbpsに制限されます。
楽天モバイルの楽天回線やクラウドSIM方式のモバイルWiFiルーターには、基本的にこのような制限はありません(但し、異常な使い方をすると制限がかけられることがあります)。
可能なら1ヶ月程度お試しを!
- どこの携帯キャリアが良いかよくわからない
- 実際、どれくらいの通信速度がでるの?
しかも、契約の縛りや違約金が発生する場合もあるので、モバイルWiFi選びは慎重にならざるお得ません。
このような疑問や不安に対しては、1ヶ月ほど「試してみる」ことです。
そこで、「お試し」ができるところはないか調べてみました。
WiMAX+5Gの場合、UQコミュニケーションズで「Try WiMAX」という15日間無料でお試しができるプログラムが用意されています。自宅や外出先で電波がつながるか、通信速度はどうか、実際にスマホやパソコンをつないでみて使用感(動画が問題なく再生できるなど)はどうかなどが事前に確認できます。
WiMAX+5GのプロバイダーであるGMOとくとくBBでは、「20日間のお試し」(但し、条件あり)が用意されています。
また、クラウドSIMのプロバイダーでは、それがだいじWiFiやAiR-WiFi、Mugen WiFiなどで1ヶ月のお試しができます。
モバイルWiFiルーターを徹底比較!
ここからは、
- au・UQコミュニケーションズのWiMAX+5G
- ワイモバイルのPocket WiFi
- クラウドSIM対応モバイルルーター
- 楽天モバイルのRakuten WiFi Pocket
を具体的に徹底比較しています。
モバイルWiFiルーター本体を徹底比較!
各回線サービスの中で代表的なモバイルWiFiルーターを取り上げて比較してみました。
au、UQ WiMAX+5G | ワイモバイル Pocket WiFi | クラウド SIM | Rakuten WiFi Pocket | |
---|---|---|---|---|
写真 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
機種 | Galaxy 5G mobile WiFi | 5G A102ZT | U2sなど | Pocket WiFi 2B |
メーカー | SAMSUNG | 不明 | T6、 uCloudlink | 不明 |
対応 ネットワーク | WiMAX 2+、 au 5G、 au 4G LTE | AXGP、 ソフトバンク 5G,4G LTE | ドコモ 4G LTE、 au 4G LTE、 ソフトバンク 4G LTE | 楽天回線 |
通信速度 | 不明 | 下り速度 5G:2.4Gbps 4G:838Mbps | 下り: 150Mbps 上り: 50Mbps | 不明 |
端末数 | 10台 | 30台 | 5台 | 16台 |
特徴 | au 5G対応、 高速通信が | 5G対応、 高速通信が | トリプル 中速 | 連続通信 10時間が可能 |
端末価格 (税込) | 21,780円 | 28,800円 | 0円 | 実質0円 |
モバイルルーターの仕様で重要なのは通信速度ですが、既に多くのモバイルルーターが最大値として1Gbps近くの性能をもっています。
しかし、これはあくまでもスペック上の話で、実際のモバイルアクセス環境ではここまでの数値は期待できません。
従って、モバイルWiFiルーター間での差は殆ど無いと思って差し支えありません。
モバイルWiFiルーターの回線サービスを比較!
モバイルWiFiルーターを提供している携帯キャリア及びプロバイダーの回線サービスの比較です。
au、UQ WiMAX+5G | ワイモバイル Pocket WiFi | クラウド SIM | Rakuten WiFi Pocket | |
---|---|---|---|---|
使用する 回線 | au、UQの WiMAX2+、 au 5G、 au 4G LTE | ソフトバンクの AXGP、 5G、4G LTE | ドコモ、 au、 ソフトバンク の4G LTE | 楽天回線の 4G LTE |
データ容量 | WiMAX2+: au 5G、 | 無制限 | 100GB/月、 20GB/日、 など様々 | 無制限 |
通信制限 | プラスエリア | 標準モードは 7GB/月まで。 アドバンス モードでも、 10GB/3日の 制限あり。 これを超えると 翌月まで 最大128kbps に制限される。 | 基本的には なし。 (但し、異常な 使い方をすると 制限される 場合あり) | 基本的には なし。 (但し、異常な 使い方をすると 制限される 場合あり) |
対象 ルーター | Galaxy 5G Speed WiFi | 5G A102ZT 803ZT 801 HW | T6 U2s U3 U4 など | WiFi Pocket 2B |
月額料金 | 期間条件なし: | 4,818円 (アドバンス | プロバイダー それがだいじ (レンタル | 3,278円 |
スマホ+ ルーターの 月額料金 | スマホプラン | – | – | – |
契約期間 | 期間条件なし | なし | 2年の自動更新 それがだいじ | なし |
違約金 | なし | なし | プロバイダー 10,450円、 | なし |
メリット | 5G対応 高速 | 5G対応 高速 | 月額料金が エリアが広い | 月額料金が 安い |
デメリット | WiMAX2+は エリアが狭い | AXGPは アリアが狭い | 5G未対応、 中速 | エリアが狭い (現在、拡大中) |
購入経路 (プロバイダ、 代理店なども 含む) | UQコミュニ Biglobe、 | ワイモバイル オンライン ショップ | それがだいじ WiFi、 AiR-WiFi、 クラウドWiFi 東京、 Mugen WiFi、 Fuji WiFi、 ゼウスWiFi、 限界突破WiFi、 THE WiFi、 など | 楽天モバイル |
詳細ページ | こちら | こちら | こちら | こちら |
au、UQ WiMAX+5G | ワイモバイル Pocket WiFi | クラウド SIM | Rakuten Pocket WiFi |
モバイルWiFiルーター回線のメリット・デメリットを比較
モバイルWiFiルーターで利用される回線サービスのメリット・デメリットについて、比較しててみました。
メリット | デメリット | ||
---|---|---|---|
au、UQの WiMAX+5G |
|
| |
ワイモバイル |
|
| |
クラウドSIM |
|
| |
Rakuten WiFi Pocket |
|
|
モバイルWiFiルーターそれぞれのもっと詳しい情報は、
■ WiMAX+5G

■ ワイモバイル Pocket WiFi

■ ギアWiFi

■ クラウドSIM方式のWiFiルーター

■ Rakuten WiFi Pocket

モバイルWiFiルーター比較まとめ
自宅だけでなく、外出先でもネットへのアクセスが可能になるモバイルWiFiルーターが人気です。
最大のメリットは、月額の料金が安いこと。
月間100GB近くのデータ量を使用すると、携帯キャリアが提供する料金プランは、6,000円~7,000円台。それが、モバイルWiFiルーターだと半額の3,000円台で使えるようになります。
モバイルWiFiルーターにも幾つかの方式があり、携帯キャリアをはじめプロバイダーや代理店からもいろんな機種が提供されており、機種や回線サービスの選定に戸惑ってしまいます。
ここでは、
- つながる。安定して使える。通信速度も満足できる!
- 契約の縛りがない。解約時の解約料が0円であることが望ましい!
というポイントを中心に、おすすめのモバイルWiFiルーターをランキングしてみました。
このページの内容を、モバイルWiFiルーターや回線サービスの選定の際に活かして頂ければ幸いです。