格安スマホ・格安SIMの種類と選び方

格安スマホ・格安SIMの種類と選び方

格安スマホの意味するところは、

□格安なスマホ本体(端末)を選ぶ。
□格安なデータ通信を行うための格安SIMの会社(MVNO)やSIMを選ぶ。

という2点があります。

ここでは、後者の格安SIMの会社(MVNO)やSIMの選び方について、詳細にご紹介したいと思います。

 

具体的な選び方は、

  1. NTTドコモ/au/ソフトバンク/楽天。どこの回線を使いたいか?
  2. 音声通話の有り・無し
  3. 月間の通信データ容量で選ぶ
  4. 価格もチェック
  5. SIMのサイズの確認も忘れずに!

の順に検討されていくのが一般的でしょう。

 

1.NTTドコモ/au/ソフトバンク回線別で選ぶ

格安スマホのデータ通信・通話サービスを提供している格安SIM(MVNOは、NTTドコモやau、ソフトバンクという携帯キャリアから回線を借り受けてそのサービスを提供しています。

携帯キャリアにおいては、通話・通信のサービスエリアやサービス内容・品質等、違いはほとんどありません。従って、どこのキャリア系が良いかは、ご自身の好みやご自身の事情に依るところが大きいと思われます。

ご希望のキャリアが決まったら、次は、格安SIM(MVNO)の選定です。

以下では、キャリア別の格安SIMの会社(MVNO)の特徴を簡単にまとめてみました。

ドコモ回線

OCNモバイルONE
  • NTTグループのNTTコミュニケー
    ションズ(株)が提供してる
    格安SIM。
  • 新料金プランでは、最安値級の
    料金を提供(但し、10GBまで)
BIGLOBEモバイル
  • ドコモ、auに対応。
  • 動画・映画・音楽といったエンタメ
    系中心のユーザーにおすすめ。
IIJmio
  • ドコモ、auに対応。
  • 最大10枚のSIMでシェア出来ます。
    ご家族みんなで乗り換えを検討中の
    方におすすめ。
mineo
  • ドコモ、au、ソフトバンクに対応。
  • 新料金プラン「マイピタ」で、超
    格安料金を提供中。
  • 1GBから20GBまでと、小・中容量
    ユーザーの方に使えます。
イオンモバイル
  • ドコモ、auに対応。
  • 500MBから50GBまでと、ライト
    ユーザーからヘビーユーザーまで
    使えます。

 

au回線

UQモバイル
  • 通信スピード、安定性に定評
    あります。
  • スマホプランは、シンプルで分か
    りやすい。
  • 国内通話かけ放題のサービスが
    あります(オプション)。
  • UQモバイルショップが利用でき
    ます。
楽天モバイル
  • 楽天回線(UN-LIMIT)、auに対応。
  • UN-LIMITは、データ容量無制限。
  • 楽天ポイントが貯まる・使える!
BIGLOBEモバイル
  • au、ドコモに対応。
  • 動画・映画・音楽といったエンタメ
    系中心のユーザーにおすすめ。
IIJmio
  • au、ドコモに対応。
  • 最大10枚のSIMでシェア出来ます。
    ご家族みんなで乗り換えを検討中の
    方におすすめ。
mineo
  • au、ドコモ、ソフトバンクに対応。
  • 新料金プラン「マイピタ」で、超
    格安料金を提供中。
  • 1GBから20GBまでと、小・中容量
    ユーザーの方に使えます。
イオンモバイル
  • ドコモ、auに対応。
  • 500MBから50GBまでと、ライト
    ユーザーからヘビーユーザーまで
    使えます。

 

ソフトバンク回線

ワイモバイル
  • 通信スピード、安定性に定評
    あります。
  • スマホベーシックプランは、シン
    プルで分かりやすい。
  • 国内通話かけ放題のサービスが
    あります(オプション)。
  • ワイモバイルのショップが利用
    できます。
mineo
  • ソフトバンク、ドコモ、auに対応。
  • 新料金プラン「マイピタ」で、超
    格安料金を提供中。
  • 1GBから20GBまでと、小・中容量
    ユーザーの方に使えます。

 

楽天回線

2020年4月8日、楽天モバイルから「UN-LIMIT」というサービスが始まりました。

楽天回線パートナー回線(=au)の2つがありますが、楽天回線の場合、データ容量無制限。「Rakuten Link」という通話アプリを使えば、国内通話が無料でかけ放題!なのに、月額2,980円(税抜)。

また、2021年4月からは、新しい料金プランの「UN-LIMIT VI」が始まります。データ容量が1GBまでなら無料。3GBまでなら月額980円(税込1,078円)、20GBまでなら1,980円(税込2,178円)と更にお得に!

サービスエリアの拡大も進んでおり、これから大いに期待できる携帯キャリアです。

詳細は、こちらをご覧ください。

 

 

 

2.音声通話の有り・無し

格安SIMには、音声通話機能の有無などによって、3つのタイプがあります。

  • 音声通話対応SIM
  • データ通信専用SIM(SMSあり)
  • データ通信専用SIM(SMSなし)

順番に説明します。

2-1.音声通話対応SIM

こんな方におすすめ

  • 音声通話機能は必須!
  • 現在利用中の携帯の電話番号を変えたくない(IP電話や格安電話はイヤ)。
  • 090/080/070で始まる電話番号を使いたい(IP電話や格安電話はイヤ)。

という方におすすめのSIMです。

音声通話対応SIMができること
音声通話データ通信SMS

 

今まで使っていた携帯電話の番号をMNPでそのまま使いたい・引き継ぎたいという方には、必須の格安SIMになります。

「090/080/070」の電話番号を利用したいという方にも必須。もちろん、動画やホームページの閲覧等のインターネット(データ通信)も同時に使うことができます。

最近では、格安SIM(MVNO)各社から様々な「かけ放題サービス」が提供されてきています。詳細は、

格安SIM(MVNO)も通話「かけ放題」。必見はワイモバイルとUQモバイル、楽天モバイル
格安SIMでは、かけ放題プランを提供するMVNOも増えてきました。中には、ワイモバイルやUQモバイルのように完全なかけ放題を提供するMVNOも現れています。この記事では、格安スマホのかけ放題について解説します。

をご覧ください。

おすすめの格安SIMの会社は?

音声通話対応SIMは、殆ど全ての格安SIMで提供されています。その中でもおすすめは、

  • ドコモ系:各社特徴があるので、特徴に合わせて選択されるのが良いでしょう。
  • au系:UQモバイル(auのサブブランド)
  • ソフトバンク系:ワイモバイル(SoftBankのサブブランド)

です。

ワイモバイルは、ソフトバンク自身が回線を運用していますので、通信速度や通信の安定性に定評があります。

さらに追加料金1,700円/月(税込1,870円)で、「通話時間に縛られない完全な国内通話かけ放題」が可能となっています。

UQモバイルは、auのサブブランドになり、KDDIが直接運営する格安SIMのブランドになりました。当然、au系の格安SIM(MVNO)の中では、通信速度や安定性において一番評価が高くなっています。

また、ワイモバイルと同様、「通話時間に縛られない完全な国内通話かけ放題」も提供しています。

 

2-2.データ通信専用SIM

SMS付きのものとSMSなしがあります。

こんな方におすすめ

  • 通話は「LINE」で十分。090/080/070等の電話番号は無くてもOK!
  • 格安SIMをインターネットのデータアクセス専用として使いたい。
  • 2台目のスマホ・タブレット用として、とにかく安く使いたい。
データ通信専用SIMが出来ること
音声通話データ通信SMS

(オプション)

 

音声通話は、既にお持ちのガラケーで行い、別のスマホやタブレットのデータ通信専用として考えているという方におすすめの格安SIMです。

電話番号を持つことはできませんが、月額料金は、前述の音声通話対応SIMに比べて非常に安くなります。

とにかく、安く利用したいという方におすすめの格安SIMです。

おすすめの格安SIM(MVNO)

■ドコモ系:IIJmioイオンモバイル

■ au系:BIGLOBEモバイルIIJmiomineoイオンモバイル

■ ソフトバンク系:LINEモバイルmineo

 

SMS(ショートメッセージサービス)
携帯電話で電話番号を宛先にして、文字メッセージを送受信できるサービス。「LINE」などのサービスを申し込むときの、本人確認としても使用されています。

「LINE」は、既に多くの方が使用していますが、格安スマホで「LINE」を使用するのであれば、このSMSは必須(但し、Facebookのアカウントを利用すれば、SMS機能なしでも認証を行うことはできます)。

「LINE」以外にも、「ツイッターの認証」や「位置情報の確認」などにも、このSMSが利用できます。

 

 

3. 月間の通信データ容量で選ぶ

各MVNOの料金プランには、特徴があります。大きく、2つのグループに分けられるようです。

  • UQモバイルワイモバイル のように、プランは3段階とシンプル(データ容量も3段階)。但し、データ容量25GBを超えるプランはないので、ライト・ミドルユーザー向き。
  • BIGLOBEモバイルmineoイオンモバイルのように、ライトユーザーに加え、20GB~30GBといったヘビーユーザー向けのプランも提供。

例えば、Youtubeの動画視聴中心で格安SIMを使いたい方は、20GB~30GBといった容量が必要になるでしょう。

逆に、通話中心で格安SIMを使うという方は、1GBや3GBのデータ容量があれば充分でしょう。

現在のキャリアの明細書をみて、現在自分が月間どれくらいのデータ容量を消費しているかがひとつの判断基準になると思います。

 

4. 価格やポイントで選ぶ

au系のUQモバイル、ソフトバンク系のワイモバイル以外は、通話・通信のサービス品質にほとんど違いは無いようですので、価格の違いにも注目したいですね。

ポイントの使い勝手が非常に良いと思えるのが、楽天モバイル。楽天会員やダイヤモンド会員の割引があったり(但し、ドコモ系のみ)、楽天ポイントが貯められるというメリットを活かして、楽天モバイルを選ぶ方も多いようです。

 

 

5.SIMのサイズ

使用する格安スマホ(本体)によって、格安SIMの物理的なサイズが異なります。

特に、端末を持ち込んで使いたいという方は、必ずチェックしておきましょう。

SIMのサイズには3種類があります。

 

標準SIM (25 mm x 15 mm)

3種類の中では、最も大きいSIMとなります。2011年頃までに発売されていたスマホやガラケーには、この標準SIMが多く使用されていました。

microSIM (15 mm x 12 mm

2014年頃までに発売された多くのAndroid機種で採用されていたSIMです。現役の端末でこのサイズのSIMがまだ使われていますが、対応機種は減りつつあります。

nanoSIM (12.3 mm x 8.8 mm

iphoneやiPadでいち早く採用されていた、最もサイズの小さいSIMです。最新のモデルになるほど、このnanoSIMが採用されています。

繰り返しになりますが、使用する端末によって対応するSIMのサイズが異なります。端末メーカーのサイトなどで、必ず確認しましょう。