3大携帯会社(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIM(MVNO)へ乗り換える最大のメリットは、毎月の通信料が大幅に安くなること!
ということは、逆に「安かろう悪かろうじゃないの?」と思われる方がいるかも知れません。でも、最近の格安SIMは、そのサービス内容がとても充実してきています。
もちろん、大手携帯会社にはかなわないところもありますが、「えっ、そんなサービスも格安SIMで提供しているの?」と、新しい発見にビックリすることがあります。
ここでは、格安SIMを8社に絞り、サービス内容別に徹底比較しランキングしてみました。
格安SIMを選ぶ基準は、一人ひとり違います。ご自身の選定基準を満たしてくれる格安SIMを、是非、このページから見つけてください。
お得情報:乗り換えが更にやりやすくなった!
数年前まで、格安SIMなどに乗り換えるには、
- MNP(Mobile Number Portability、携帯番号を持ち込んでの乗り換え)の手続きを行うだけで、3,300円の手数料が発生していた。
- 契約中の携帯・スマホサービスを解約するのに、最大10,450円の解約料が発生していた。
- 携帯会社のメールアドレスの持ち運びが出来なかった。
等の高い壁があり、格安SIMへの乗り換えがなかなか進まないという問題が発生していました。
でも、以下のように、これらの問題は解決済み!格安SIMサービスへの乗り換えが更にやりやすくなっています。
★ MNP転出料が0円に! ★
2021年4月1日より、MNP(※)転出手数料が無料となりました。
NTTドコモやau、ソフトバンクから格安SIM等へのMNPが、更にやりやすくなりました。
※)MNP:Mobile Number Portability。電話番号はそのままで携帯電話会社のサービスを乗り換えること。
◆◆ 契約解除料の免除について ◆◆
NTTドコモは、解約金や解約金留保の廃止を発表。2021年10月1日より適用されています。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
SoftBankも、2022年2月1日より解約金を廃止すると発表しています。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
auも、2022年3月31日をもって契約排除料を廃止すると発表しました。
詳細は、こちらの報道発表をご覧ください。
■ 格安SIMでも、そのままキャリアメールが使える! ■
携帯各社は、キャリアメールの持ち運びを可能にするサービスを開始しました。利用料は、月額330円。
- NTTドコモは、2021年12月16日から、
- KDDI(au)は、2021年12月20日から、
- ソフトバンクは、年額3,300円でも可能。2021年12月20日から、
これで、格安SIMへ乗り換えても、今まで使っていたキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)をそのまま使い続けることが出来るようになりました。
おすすめの格安SIMを比較ランキング
格安SIMを選ぶポイントは、人それぞれ様々です。価格重視の方もおられれば、とにかく通信速度重視という方も。
ただ、総合的にみておすすめは?という方のために、携帯各社(ドコモ、au、ソフトバンク)回線別に、おすすめの格安SIMを比較しランキングしてみました。
このサイトの後半では、個別の目的別におすすめの格安SIMを徹底比較しています。
NTTドコモ系の格安SIMを比較。おすすめは?
ラン キング | 格安SIM | おすすめポイント |
---|---|---|
No.1 | OCN モバイル ONE | ■新料金プランのスタートで ■ドコモ エコノミーMVNO ■最近通信速度が速くなった ■取り扱っている端末の種類 ■ミュージック系のデータが 公式サイトは、こちら。 |
No.2 | HIS モバイル | ■新料金プランの自由自在290は、 ■自由自在290の1GBは550円、 ■国内通話かけ放題も格安価格で ■容量追加の料金も200円/GB 公式サイトは、こちら。 |
No.3 | mineo | ■1GBから20GBまで幅広く、 ■ 小容量から中容量ユーザー ■様々なパケット節約モード ■コミュサイトのマイネ王の 公式サイトは、こちら。 |
No.4 | IIJmio | ■ ご家族みんなで乗り換えを ■国内通話かけ放題も格安 ■ 20GBのデータ増量 公式サイトは、こちら。 |
au系の格安SIMを比較。おすすめは?
ラン キング | 格安SIM | おすすめポイント |
---|---|---|
No.1 | UQ モバイル | ■ auのサブブランドとして ■自前の携帯網(MNO)なの 公式サイトは、こちら。 |
No.2 | IIJmio | ■ ご家族みんなで乗り換えを ■国内通話かけ放題も格安 ■ 20GBのデータ増量 公式サイトは、こちら。 |
No.3 | mineo | ■1GBから20GBまで幅広く、 ■ 小容量から中容量ユーザー ■様々なパケット節約モード ■マイネ王というサポート 公式サイトは、こちら。 |
ソフトバンク系の格安SIMを比較。おすすめは?
ラン キング | 格安SIM | おすすめポイント |
---|---|---|
No.1 | ワイ モバイル | ■ソフトバンクのサブブラン ■自前の携帯網(MNO)なの ■「国内通話かけ放題」等、 ■ 家族割やおうち割との併用 ■ガラケーもサポートしてい ■無料でYahoo!プレミアム 公式サイトは、こちら。 |
No.2 | mineo | ■1GBから20GBまで幅広く、 ■ 小容量から大容量ユー ■様々なパケット節約モード ■マイネ王というサポート 公式サイトは、こちら。 |
大手携帯会社と格安SIMの違いを比較
大手携帯会社と格安SIMのサービスの違いをもう少し詳しくみてみます。
格安SIMの料金の安さばかりに気を取られ、後になって後悔することのないよう、事前に両者の違いをしっかり押さえておきたいですね。
通信速度や安定性を比較
多くの格安SIMの会社は、大手携帯会社から回線を借り受けてサービスを提供しています(自前の網を持たない。MVNOと呼びます)。
従って、契約者の伸びに携帯網の増築や整備が思うようにタイミング良く出来ないというデメリットがあり、通信速度や通信の安定性に関して携帯キャリアにはかなわないというところがあります。
ですから、通信速度が重要で通信速度の変動が少ない安定性を求めるビジネスユーザーの方は、携帯キャリアの使用をおすすめします。ただ、これらが多少犠牲になっても毎月の月額料金が大幅に安くなるなら格安SIMでもOK!という方であれば、格安SIMのご利用をおすすめします。
ワイモバイルはソフトバンクの、UQモバイルはauのサブブランドとなりました。つまり、携帯会社と同じ自前のネットワーク網を所有し管理できることになり(MNOと呼びます)、通信速度や安定性は携帯会社並です!
ワイモバイルとUQモバイルが人気の理由はここにある、といっても良いでしょう!
ライトユーザーなら格安SIMがおすすめ!
携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と格安SIMの違いをもう一つあげると、
- データ使用量が小容量・中容量のライトユーザーなら、格安SIM。
- データ使用量が大容量のヘビーユーザー・ビジネスユーザーなら、携帯会社。
と言えます。
詳細は後述していますが、
- 毎月のデータ使用量がだいたい10GB以下であれば、格安SIMの料金の方が大幅に安くなることが期待できる。
- しかし、20GBを超える大容量の使用になると、携帯会社の料金の方が安くなることもある。
と言えます。
通話中心なら格安SIMがおすすめ!
格安SIMのサービスがスタートした当初、「格安SIMの弱点は通話」とも言われていました。格安SIMを使って通話をすると、22円/30秒の課金が当たり前だったからです。
でも最近では、OCNモバイルONE、HISモバイル、ワイモバイル、UQモバイルでキャリアと同様の「国内通話かけ放題」のサービスが行われており、
■ OCNモバイルONE((NTTドコモの回線を使用)は、キャンペーン価格にはなりますが、月額1,000円(税込1,100円)。基本容量1GBが付いて月額1,700円(税込1,870円)。
■ IIJmio(NTTドコモ及びauの回線を使用)は、「かけ放題+」というサービスを開始。月額1,400円(税込)で利用できます。
■ mineo(NTTドコモ/au/SoftBankの回線を使用)は、「時間無制限かけ放題」というサービスを開始。月額1,210円(税込)で利用できます。
■ イオンモバイル(NTTドコモ及びauの回線を使用)は、「フルかけ放題」というサービスを開始。月額1,650円(税込)で利用できます。
■HISモバイル(NTTドコモの回線を使用)も、「完全かけ放題」サービスを提供中。月額1,480円(税込)で利用できます。
ワイモバイルとUQモバイルは、追加料金として、
■ ワイモバイル:月額1,700円(税込1,870円)
■ UQモバイル:月額1,700円(税込1,870円)
と、キャリアと同等の料金になっています(携帯キャリアの月額料金は、1,870円~1,980円(税込)です)。
しかも、ソフトバンクやauと同じ携帯網を使用しているので、通話のサービス品質やサポートエリアはキャリアと同じです。
「通話が弱点」と言われてきた格安SIMですが、今では「通話中心の方は、格安SIMも引けをとらない!」と言えるようになりました。
新しいiPhoneの取り扱いで比較
残念ながら、格安SIMの各社では、最新のiPhoneを発売直後に購入することはできません。
最新のiPhoneを直ぐに使いたいなら、携帯会社の方がおすすめです。携帯会社経由なら購入可能。しかも分割で購入できますし、端末補償等も充実しています。
ただし、新しいiPhoneが格安SIMで使えないと言っているのではありません。
新しいSIMフリーのiPhoneは、Apple Store やAppleの実店舗で購入できます。そして、格安SIMでは、動作確認済端末として確認済。
新しいiPhoneは、端末セットで購入・契約ができないという弱点はありますが、格安SIMの「SIMのみの購入」で問題なく使用できます。
2022年9月にiPhone 14シリーズが携帯キャリアで販売開始されてから、格安SIMの会社でも、iPhone 13シリーズの販売を開始したところがでてきました。
今では、多くの格安SIM会社で、iPhone 13シリーズ以外にiPhoneSE3やiPhone12、iPhone12 miniも購入可能になっています。



一方、今使っているiPhoneを持ち込んで格安SIMに乗り換えたいという方もおられるでしょう。

の記事を参考にしてください(ワイモバイルへの乗り換え方法になっていますが、参考にはなると思います)。
格安SIMのおすすめ8選、徹底比較!
今では非常に多くの格安SIMの会社があります。このサイトでは、以下の人気のある8社に絞ってご紹介しています。
■ 楽天モバイル(UN-LIMIT VII)
■ UQモバイル
■ ワイモバイル
■ mineo
■ OCNモバイルONE
■ IIJmio
■ イオンモバイル
■ HISモバイル
どの携帯会社の回線に対応している?
このサイトでご紹介している格安SIMの8社が、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天のどの回線に対応しているかを図にしてみました。
- ドコモのみは、OCNモバイルONE、HISモバイル(新料金プラン「自由自在290」の場合)
- auのみは、UQモバイル(auのサブブランド)
- ソフトバンクのみは、ワイモバイル(ソフトバンクのサブブランド)
- 2020年4月より、楽天モバイルが独自の回線サービスを開始しました。
これらは、それぞれの携帯会社と深い関係にあります。
格安SIMの特徴で比較
このサイトでご紹介している格安SIMのサービスの特徴を簡単にまとめてみました。
楽天モバイル |
|
UQモバイル |
|
ワイモバイル |
|
mineo |
|
OCN モバイルONE |
|
IIJmio |
|
イオン モバイル |
|
HIS モバイル | ■新料金プランの自由自在290は、 ■自由自在290の1GBは550円、 ■国内通話かけ放題も格安価格の ■容量追加の料金も200円/GB |
ではここから、おすすめの格安SIM8社を徹底比較していきます。
以下の項目で比較してみました。
月額通信料で比較。おすすめの格安SIMは?
2021年に入って、各格安SIMの会社から新料金プランの発表がありました。以下では、この新料金をもとに比較しています。
特に、10GBまでの料金は、格安SIM各社が一番注力しているデータ容量です。そこで、データ容量を「10GBまで」と「10GB以上」に分けグラフで表示してみました。
各料金は全て月額基本料(税込)で比較しています。また、通話等のオプションや各種割引は考慮していません。
音声通話SIMで比較!
ドコモ回線系(10GB以下と10GB超)で比較
ドコモ系の料金比較(10GB以下)の場合
2021年2月以降に各格安SIMの会社から発表された新料金は、従来に比べて更に安くなっています。NTTドコモ回線系の格安SIM(MVNO)で料金が安いのは、HISモバイル、OCNモバイルONE、IIJmioとイオンモバイルですね。
ドコモ系の料金比較(10GB以上)の場合
10GBから20GBまでは、IIJmio、mineo、イオンモバイルが安く、NTTドコモのahamo(税込月額2,970円)よりも安くなっています。
20GB超の大容量になると、上のグラフでは表示していませんがイオンモバイルのみとなります。
au回線系(10GB以下と10GB超)で比較
au系の料金比較(10GB以下)の場合
UQモバイルがちょっと高めですが、「24時間国内通話かけ放題」が1,870円(税込)/月で追加できます。
通話中心の方には、この料金を3GBの1,628円に追加した3,498円(税込)/月で話し放題が可能になります。
NTTドコモ回線と同じくau回線系でも、特にIIJmioとイオンモバイルが安くなっています。
au系の料金比較(10GB以上)の場合
20GBまでは、IIJmio、mineo、イオンモバイルが安くなっています。
20GB超の大容量になると、イオンモバイルとUQモバイル(但し、25GBまで)のみとなります。
ソフトバンク回線系(10GB以下と10GB超)で比較
ソフトバンク回線に対応している格安SIMの会社は、
■ ワイモバイル
■ mineo
■ (LINEモバイルは、3月31日で新規受付終了)
の3社になりますが、下図ではLINEモバイルを省略し、SoftBank(メリハリ無制限)とLINEMOも同時に比較してみました。
ソフトバンク系の料金比較(10GB以下)の場合
特に10GB以下の料金では、ワイモバイルとmineoとも、ソフトバンクの約半額近くになっていることがお分かりでしょう。
ワイモバイルの強みは、ソフトバンクのサブブランドであることと通話の「かけ放題」があること。
通話中心の方は、3GB以下の2,178円(税込)/月に「24時間国内通話かけ放題」の1,870円/月をプラスした4,048円(税込)/月で、国内通話完全かけ放題が可能になります。
ドコモ系の料金比較(10GB以下)の場合
20GBまではmineo、20GB超から25GBまではワイモバイルがおすすめですが、25GB超の大容量になるとソフトバンクがおすすめになります。
楽天のUN-LIMIT VII
2020年4月8日、楽天モバイルは、楽天独自の携帯網を整備し「UN-LIMIT」という新しい携帯サービスを開始しました。
特長は、
1.楽天回線は、データ容量無制限で月額最大2,980円(税込3,278円。サービスと料金はこれだけ。とってもシンプルです)。
2.Rakuten Link という通話アプリを利用すれば、国内通話かけ放題。
3.現在、楽天回線のサービス提供エリアはまだ限定的ですが、パートナー回線(= au)もサポートしているので、将来、楽天回線へのスムーズな移行が可能。
4.パートナー回線の月額データ容量は、5GB。これを超えた場合、通信速度は最大1Mbpsに制限されるが、動画以外であれば結構使えます。
5.今なら、最大25,000楽天ポイント還元中!(ポイント数は、キャンペーン等のタイミングで異なります)
楽天モバイルは、2022年7月、さらに戦略的な料金プラン「UN-LIMIT VII」を発表しました。
- 0GB ~ 3GB:980円(税込1,078円)
- 3GB ~ 20GB:1,980円(税込2,178円)
- 20GB超:2,980円(税込3,278円)
この「UN-LIMIT VI」は、既に2021年4月1日から適用されています!
詳細は、

をご覧ください(アンリミットの楽天回線を実際に使ってみた口コミも掲載しています)。
通信速度や安定性で比較!おすすめの格安SIMは?
格安SIM各社のデータ通信速度やその安定性を比較するのは、結構難しいです。
ある人が、ある場所である時間帯に通信速度を計測して、速い・遅いと言ってもあまり意味がありません。その理由は…
スマホを利用した一般的なWEBの閲覧、Youtube等動画の視聴、現在地や地図のチェックなどのデータ通信は、「インターネット」という全世界の人との共有型ネットワークを経由します。従って、このインターネットの混み具合は、時間や場所等によって大きく変化します。
有名人のコンサートのチケット販売などでアクセスが極端に遅くなるのは、一気に大勢の人がインターネットを経由して特定のサーバーにアクセスが集中するからです。
12:00から13:00の時間帯、夕刻の18:00から20:00の時間帯は特に反応が悪くなります。場所によっても通信速度は変化します。東京の新宿駅周辺と地方都市ではアクセスの集中度が違います。これも同じ理屈で、インターネットへのアクセスが集中するからです。
既に、いろんな方がいろんなところで通信速度をテストされていて大変有り難いのですが、当然測定データの値は違いますし、違った結果が出ることも頻繁にあります。
通信速度や通信速度の安定性が気になる方は、以上のような事情から、出来るだけ多くのデータを参考にされるのが良いと思います。
ご参考:
⇨ 大手携帯キャリアからMVNOまで計11社の通信速度比較(xera.jp)は、こちら。
⇨ MMD研究所「2019年3月格安SIMサービス通信速度調査結果」は、こちら。
⇨ RBB SPEED TESTは、こちら。

総じて通信速度が良い・安定していると言われてる格安SIMの会社は、ワイモバイルとUQモバイルです。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド、UQモバイルもauのサブブランドなので、会員数の伸びに合わせてネットワークの増強がしやすいという利点があるためです。
ドコモ系には、ワイモバイルやUQモバイルに似た格安SIMの会社やブランドがないので、通信速度で目立って速いと言えるところがないのがちょっと残念(ただ最近、「OCNモバイルONEが結構速くなった」と評判のようです)。
格安SIMの会社を選ぶ際に通信速度にこだわりがあるのなら、ワイモバイル(ソフトバンク系)かUQモバイル(au系)がおすすめです。
ワイモバイルの詳細は、

UQモバイルの詳細は、

を参考にしてみてください。
国内通話かけ放題で比較。おすすめの格安SIMは?
格安スマホあるいは格安SIMは、そのサービスが始まったころは、「通話のサービスが貧弱」と言われ続けてきました。
大手携帯会社では当たり前だった「24時間国内通話かけ放題」がなく、22円/30秒で課金されていたからです。
このような事情から、スマホを通話中心で利用する方に、格安SIMの魅力を感じてもらうことはできませんでした。
でも今では、大手キャリアを凌駕する通話サービスが複数の格安SIMの会社から出てきています。下表にまとめてみました。
格安SIM | 使用 回線 | かけ放題サービス と月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル | 楽天 | Rakuten Link使用で無料。 15分(標準)通話かけ放題: |
UQモバイル | au | 最大60分/月の通話定額: 国内通話10分かけ放題: 国内通話かけ放題: |
ワイモバイル | SoftBank | 国内通話10分かけ放題: 国内通話かけ放題: |
OCN モバイルONE | ドコモ | OCNでんわ OCNでんわ OCNでんわ |
mineo | ドコモ au SoftBank | 10分かけ放題: かけ放題: |
IIJmio | ドコモ au | みおふぉんダイヤル みおふぉんダイヤル みおふぉんダイヤル |
イオンモバイル | ドコモ au | 5分かけ放題: 10分かけ放題: フルかけ放題: |
HISモバイル | ドコモ | 完全かけ放題: 5分かけ放題: |
ガラケーのサポートで比較。おすすめの格安SIMは?
「通話がメインの自分には、スマホは使いづらい。その点ガラケーは軽いしバッテリーの持ちも良いし、折りたたみ式で使いやすい。何と言っても、ドコモやau、ソフトバンクの最大の魅力は、このガラケーでかけ放題が出来ること。料金の安さが魅力!」
ガラケーユーザーがスマホや格安スマホに興味を示してくれない理由は、こんなところにあるようです。
でも、最近の格安SIMは、そんなガラケーユーザーにも魅力的になってきています。
- 上記のように格安SIMにも、国内通話が24時間かけ放題サービスがでてきた。ガラケーでも使える!
- 格安SIMの会社からも、ガラケーとSIMがセットで販売されるようになった
特にワイモバイルには、この2つが揃っているので、ガラケーユーザーにも格安SIMの魅力を感じて貰えそうです。
そしてもう一つ忘れてならないのが、ドコモ、au、ソフトバンクから「3Gのサービス終了」がアナウンスされたこと。
詳細は、

をご覧ください。
格安SIMをiPhoneの取り扱いで比較
iPhoneを格安SIMで使用するにあたり、2つのケースが考えられます。
- 格安SIMに乗り換えるので、iPhoneも新規で購入!
- 今まで携帯会社で使ってきたiPhoneをそのまま持ち込む
iPhoneを新規に購入する場合
最新のモデルを使いたいという方!
携帯会社から格安SIMへ乗り換えるにあたり、最新のiPhone(iPhone 14シリーズ)を使いたいという方もおられるでしょう。
TVのコマーシャルでも良く見かけるように、最新モデルは、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯会社で購入することができます。しかし、格安SIMでは、現在のところ購入することはできません。
端末のみの購入は、ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルのオンラインショップでも可能ですが、手続きがちょっと面倒。格安SIMで最新モデルのiPhoneを使うとなると、Apple Store で購入するか、Appleの実店舗で購入した方が安くなります。この場合、SIMフリーの端末を購入することになります。
SIMフリーの新しいiPhoneについては、既に多くの格安SIMの会社で動作確認ができているので、問題なく使用できます(念の為、格安SIM各社の「動作確認済端末」でご確認ください)。
型落ちiPhoneでも良いという方
各格安SIMで最新のiPhoneを購入することはできませんが、型落ちや中古品であれば、下表のように購入可能です(2022年10月中旬現在。入荷待ちや中古品の機種も含みます)。
搭載メモリや価格については、各格安SIMの公式サイトでご確認ください。
格安SIM | 販売中のiPhone |
---|---|
楽天モバイル | iPhone 14 Pro Max |
UQモバイル | iPhone 12 iPhone 11 |
ワイモバイル | iPhone 12 iPhone11 |
mineo | iPhone 13 iPhone12 iPhone12 iPhone SE2 |
OCNモバイルONE | iPhone 13 |
IIJmio | iPhone 13 |
イオンモバイル | iPhone XS |
格安SIM各社で購入するメリットは、
- 既に動作が確認されている
- 型落ちや中古品なので価格が安い
- 分割で購入できる
- 新規購入なので、SIMロック解除手続きの必要がない
といったことがあげられます。
乗り換え後もそのままiPhoneを持ち込んで使用する
現在、携帯会社で使用しているiPhoneを、乗り換え後の格安SIMでも継続して使用する場合です。
ワイモバイルへ持ち込む場合の例になってしまいますが、

に、乗り換えの際の手順や注意点などをまとめてみました。是非、ご覧ください。
格安SIMを目的別で比較
格安SIMへ乗り換える理由やきっかけは、一人ひとり違います。「へぇ~、格安SIMの魅力ってそんなところにもあるんだ」というところをご紹介していきます。
出来るだけ料金を抑えたい
「格安」と謳っているだけあって、多くの場合、月額料金を大きく削減することができます。中には、大手携帯会社の月額料金と比較して、1/2~1/3に削減できたという方も。
特におすすめは、データ通信量が少なめの方。だいたい10GB/月以下なら、月額料金を大幅に削減できます。逆に30GBから50GBといった大容量を消費される場合は、乗り換えないほうが良い場合もあります。
通話が中心という方におすすめは?
既に上記の「国内通話かけ放題で比較」でもご紹介していますが、ワイモバイル、UQモバイル、をはじめ殆どの格安SIMの会社が、携帯会社と同様の「24時間国内通話かけ放題」が可能になっています。
例えば、
ワイモバイル(ソフトバンク系)で1,870円(税込)/月、
UQモバイル(au系)で1,870円(税込)/月。
HISモバイル(ドコモ系)で1,480円(税込)/月。
IIJmio(ドコモ系、au系)で、1,400円(税込)/月。
大手携帯会社の場合、1,870円~1,980円(税込)/月なので、逆に通話中心の方は以上の格安SIMがおすすめです。
「格安SIMでガラケーを使いたい」という方には、ワイモバイルがおすすめ!
- ガラケー端末が購入できる
- 通話かけ放題が、1,934円/月(税込2,127.4円/月)から可能
といったメリットがあります。詳細は、

をご覧ください。
ご家族みんなで使いたいという方は?
この格安SIMの中にも、ファミリープランというご家族でご利用される際にお得になるものが幾つかあります。
大きく、
■ 容量シェアタイプ
■ 家族割
に分けられます。
容量シェアタイプ
大容量の月額データ(20GB、30GBなど)をご家族でシェアするというものです。
例えば、お父さんが月額20GBで契約。その容量を、お父さんには3GB、お母さんにも3GB、息子さんには8GB、娘さんには6GBと割り振ります。
上記の場合、容量の契約はお父さんの月額20GBのみ。お母さんと二人のお子様はSIMカードの追加料金ですむので、とってもお得です。
IIJmioなどが導入しています。
家族割
主回線と副回線という考え方を導入。主回線に対して副回線の月額料金がある一定額割り引かれるというタイプです。
ワイモバイルがこちらのタイプになります。
家族割引サービスの詳細は、

をご覧ください。
ポイントをとにかく貯めたいという方は?
ポイントを貯めるなら楽天モバイルです。
他のどの格安SIMも凌駕するお得さを見せています。料金から1%のポイント還元を受けることが出来ますし、楽天のポイントでの支払いも可能となっています。
ポイントを全て楽天ポイントに集約しているという人にとっては、見逃すことは出来ません。
もう一つは、ワイモバイルです。
ワイモバイルで「スマホ ベーシックプラン」を契約すると、無料で「Yahoo!プレミアム会員」になれます(通常は、月額462円(税抜)の有料サービスです)。
Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACOでのお買い物で、いつでも対象金額の5%相当(Tポイント1%+PayPayボーナスライト4%)が戻ってくるのでお得です!
タブレット向きの格安SIM。おすすめは?
データ通信対応のタブレット用として格安SIMを利用するなら、イオンモバイルのタイプ2プランがおすすめです。
データSIMのみとなりますが、1GBで480円/月(税込528円/月)、4GBのプランで880円/月(税込968円)と激安。通信速度も比較的安定しているのでおすすめです。
楽天モバイルもおすすめです。2022年2月現在、楽天モバイルは4Gの人口カバー率が96%に到達したことを発表しました(詳細は、こちら)。
地下街やビルの中で電波が届かないところもあるようですが、ご自宅等楽天モバイルの電波が届くところでタブレットを使用されるなら、おすすめです。
私も、レノボのタブレット「M10 FHD Plus(LTEモデル)」で試してみました。

カウントフリーで比較。おすすめは?
Youtubeを観すぎて毎月速度制限にかかってしまうという方。データチャージをして高い月額料金を支払う前に「カウントフリー」を検討してみましょう。
「カウントフリー」とは、対象となるサービスのデータ通信量を消費しない機能のことで、格安SIMによって呼び方が異なります。
OCNモバイルONEでは「カウントフリー」と呼んでいて、プラン料金内に含まれています。
毎月データチャージをして2,000円から3,000円も追加料金を払うくらいなら、このカウントフリーをうまく利用することで、思ったより安く済ませることもできますよ。
スマホの利用が、動画や音楽、あるいはSNSなどが中心の方は、是非検討してみてください。
カウントフリーのある格安SIMとフリー対象のパケット
格安SIM | SNS | 動画 | 音楽 | 電子 書籍 | ゲーム その他 |
---|---|---|---|---|---|
(プラン | なし | なし | Amazon Music AWA Spotify Google Play Music dヒッツ LINE Music | なし | 050Plus マイポケット OCN |
サポートで比較。おすすめの格安SIMは?
料金や機能にばかり気を取られて契約したのはいいけれど、いざ使い始めたら「こんなはずじゃ~」とならないためにも、サポートは重要です。
ここでは、
- 申込み・契約、購入後のサポートもしてもらえるリアルショップ
- 外出先でデータ通信量を削減できるWi-Fiの展開状況
についてご紹介します。
まだクレジットカードを持っていないという学生の方や若い方で気になる「口座振替」についてもご紹介しています。
リアル店舗を比較
格安SIM | 状況 |
---|---|
楽天モバイル | 楽天モバイルショップが、全国に 詳細は、こちら。 |
UQモバイル | UQモバイルショップが、全国に 詳細は、こちら。 |
ワイモバイル | ワイモバイルショップが、ソフト 詳細は、こちら。 |
mineo | mineoショップ、mineoお渡し店、 詳細は、こちら。 |
OCN モバイルONE | ヨドバシカメラ、GEO、ビックカメラ、 詳細は、こちら。 |
IIJmio | ビックカメラ、イオンのSIMコーナー、 店舗によりご契約方法やサポート可能な 詳細は、こちら。 |
イオン モバイル | 全国のイオン店舗で申込みが可能です。 詳細は、こちら。 |
HIS モバイル | 全国に131店舗あります。 詳細は、こちら。 |
Wi-Fiのサポートで比較
携帯各社の料金プランから格安SIMへ乗り換える最大の理由は、月額料金の削減!
格安SIMの料金プランでは、月単位の通信データ量とその料金が小刻みに設定されています。当然使用量が少なければ料金も安くなります。
なので、月額料金を出来るだけ抑えるためには、データ使用量を出来るだけ抑える!ことです。
そのデータ使用量を節約する方法の一つが、「公衆無線LAN(Wi-Fi)の利用」です。
特に外出する機会が多くて、外出先から頻繁にデータアクセスされる方は、駅やカフェ、コンビニ、ファストフード店頭などに設置されている公衆無線LANを最大限利用されるといいですね。
「格安SIMへ乗り換える。さらに通信量を減らし通信料を節約する裏技!」で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
口座振替で比較
「クレジットカードを所有していないので、口座振替で支払いたい」という方はたくさんいらっしゃいます。
なのに、格安SIMの支払い方法の主流は、クレジット決済。口座振替に対応しているところは少ない、というのが現状です。
特に、格安SIMを利用したいという方で多いのが、20歳未満や大学生。このような方は、銀行口座は持っているけど諸事情でクレジットカードは未所有という方が多いんですね。
そこで、格安SIMの会社で「口座振替」が出来るところは無いか調べてみました。
格安SIM | 状況 |
---|---|
楽天モバイル | 以下の3つの支払い方法に対応して
但し、口座振替の場合、端末代金の 詳細は、こちら。 |
UQモバイル | 口座振替は可能ですが、オンライン 詳細は、こちら。 |
ワイモバイル |
であれば、口座振替可能です。 詳細は、こちら。 ワイモバイルの正規代理店に ヤングモバイルの詳細は、こちら。 Yステーションの詳細は、こちら。 |
mineo | 「eo光ネット」の支払い方法を口座 支払いはクレジットカードのみと 詳細は、こちら。 |
OCN モバイルONE | クレジットカードのみ。 詳細は、こちら。 |
IIJmio | 支払い方法は、クレジットカード 詳細は、こちら。 |
イオン モバイル | 支払い方法は、クレジットカード 詳細は、こちら。 |
HIS モバイル | 支払い方法は、クレジットカード 詳細は、こちら。 |
このように、口座振替に対応している格安SIMの会社は少ないというのが現状です。
WEB経由のオンライショップで口座振替できるのは、
- 楽天モバイル
- ワイモバイル(但し、ヤングモバイル経由で契約の場合)
だけのようです。
おすすめ格安SIMを徹底比較!のまとめ
格安SIMのメリットは、単に毎月の通信料が安くなるだけではありません。
最近の格安SIMはそのサービスも充実してきており、格安SIMの弱点だった通話も、今では逆に格安SIMの方がおすすめ!と言えるようになってきています。
カウントがフリーになるようなサービスが増えたり、ポイントが貯まるサービスもあります。
驚きは、実店舗も増えてきて、格安SIMも各携帯会社のショップのように対面でサポートしてくれるところが増えてきたということ。
ただ、闇雲に格安SIMに乗り換えるのはよくありません。
ヘビーユーザーやビジネスユーザーの方は、そのまま携帯会社での利用を継続されたほうがよいかもしれません。
格安SIMに乗り換えた後に後悔することのないように、出来るだけ格安SIMのメリット・デメリットを理解し、「どこの格安SIMでどんなサービスを提供しているか?」もある程度把握しておくと、乗り換えもやりやすでしょう。