クラウドSIM(クラウドWiFi)を徹底比較。おすすめは?特徴や選び方、注意点等も解説

クラウドSIM(クラウドWiFi)を徹底比較。おすすめは?

モバイルWiFiルーターでは、auやソフトバンク等の回線あるいはWiMAXを利用される方が多いようですが、ここでご紹介するのは、クラウドSIMというトリプルキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に対応したWiFiルーター。こちらも、今、注目されています。

一時期、某販売会社のTV-CMで「無制限」が話題を呼び、申し込みが殺到。あまりの人気に供給が追いつかず、同様の販売会社でも新規申し込みの中止や出荷遅延などを招いていました。ようやく最近、幾つかの販売会社では「無制限」を止め幾つかの改善を加えて、安定的な供給が可能になってきました。

ここでは、そんなクラウドSIM方式を採用したモバイルWiFiルーターとサービスをご紹介します。

非常に使い勝手の良いモバイルルーターですので、是非、参考にしてみてください。

 

クラウドSIM(クラウドWiFi)おすすめは、これ!

まず、結論から先に申し上げておきます。

どのプロバイダーのクラウドSIMサービスが良いかは、人によって違ってきますので、いくつかの目的別におすすめのプロバイダーをあげてみました。

ここでは、

の3つのパターンで、おすすめのプロバイダーを選んでみました。

詳細な比較は、こちらをご覧ください。

「縛りなし」の契約があるプロバイダーは?

クラウドSIMのサービスを提供しているプロバイダーの多くは、契約期間に2年という縛りを設けています。この間に解約すると、高額の解約金が発生します。

そんな中にあって、最近、「縛りなし(解約金なしでいつでも解約できる)」を設けているプロバイダーも出てきました。

以下の4社は、「縛りなし」、もしくは「縛りあり」か「縛りなし」のどちらかを選べるようになっています。

1.クラウドWiFi

縛りなし」しかなく、月額料金は100GB/月で3,380円(税込3,718円)でご利用可能です(但し、最低1ヶ月はご利用いただく必要あり)。

>> クラウドWiFiの公式サイトヘ!

 

2.Mugen WiFi

縛りあり」の場合、100GB/月で月額3,380円(税込3,718円)。これに「縛りなし」のオプション月額料金600円(税込660円)を追加すると3,980円(税込4,378円)、「縛りなし」の契約が締結できます。

>> Mugen WiFiの公式サイトヘ!

 

3.Fuji WiFi

縛りなし」しかなく、月額料金は5GB/日で3,950円(税込4,345円)から、10GB/日で4,950円(5,445円)から。

>> Fuji WiFiの公式サイトへ!

 

4.ゼウスWiFi

縛りあり」のプランにオプション料金を追加すると、「縛りなし」になります。

■ 縛りありの場合、
20GB/月:1,980円(税込2,178円)
40GB/月:2,680円(税込2,948円)
100GB/月:2,980円(税込3,278円)から

■ 縛りなしの場合、
20GB/月:2,380円(税込2,618円)
40GB/月:2,980円(税込3,278円)
100GB/月:4,280円(税込4,708円)

>> ゼウスWiFiの公式サイトへ!

 

月額料金で選ぶなら

月額料金の安さを重視される方は、以下を参考にして下さい。

1.ゼウスWiFi

縛りありの場合、
20GB/月1,980円(2,178円)
40GB/月2,680円(2,948円)
100GB/月2,980円(3,278円)から

と格安になっています。

>> ゼウスWiFiの公式サイトへ!

 

2.クラウド WiFi

100GB/月が、3,380円(税込3,718円、しかも縛りがありません)で契約出来ます。

>> クラウド WiFiの公式サイトへ!

 

2.それがだいじWiFi

50GB/月が、2,680円(税込2,948円、2年の縛りあり)

100GB/月が、3,380円(税込3,718円、2年の縛りあり)で契約できます。

>> それがだいじの公式サイトへ!

 

3.Mugen WiFi

100GB/月が、3,380円(税込3,718円、縛りありの場合)で契約出来ます。

>> Mugen WiFiの公式サイトへ!

 

データ容量別で選ぶなら

データ容量は、1ヶ月単位あるいは1日単位で規定しているプロバイダーがあります。

1ヶ月の容量で選ぶなら、

  • 20GB/月:ゼウスWiFi1,980円(税込2,178円)から
  • 40GB/月:ゼウスWiFi2,680円(税込2,948円)から
  • 100GB/月:クラウドWiFiで、3,380円(税込3,718円)から

1日の容量で選ぶなら、

  • 5GB/日:FUJI WiFi3,950円(税込4,345円)から
  • 10GB/日:FUJI WiFi4,950円(税込5,445円)から

>> ゼウスWiFiの公式サイトヘ!

>> クラウドWiFiの公式サイトへ!

>> Fuji WiFiの公式サイトヘ!

 

 

クラウドSIMサービス7社を徹底比較

ここからは、クラウドSIM方式のサービスを提供しているプロバイダーのサービスを徹底比較していきます。

クラウドSIM7社のサービス比較

クラウドSIM方式のルーターとサービスを提供しているプロバイダーは、既に数10社ありますが、その全てをご紹介してもあまり意味がありません。

こちらで9社を厳選し、そのうち7社が現在申し込みの受付が可能となっています。

取り上げたプロバイダーは、

  • クラウドWiFi
  • Mugen WiFi
  • Fuji WiFi
  • ゼウスWiFi
  • 限界突破WiFi
  • THE WiFi
  • それが大事WiFi
  • ネクストモバイル(新規申し込み受け付け停止中)
  • ギガゴリWiFi(新規申し込み受け付け停止中)

です。

(価格の()は税込表記)

 

機種と
代金

データ
容量
月額
料金
契約期間
と解約金(最大)
クラウド
WiFi
U3
(レンタル)
100GB/月縛りなし:
3,380円
(3,718円)
縛りなし
0円
但し、最低
1ヶ月の利用
が必要。
Mugen
WiFi
U3とU2s
0円
(レンタル)
100GB/月

縛りあり:
3,380円から
(3,718円)

縛りなし:
3,980円から
(4,378円)

縛りあり:
2年
9,000円
(9,900円)

縛りなし:
0円

FujiWiFiH01
0円
(レンタル)
5GB/日
10GB/日
5GB/日:
3,950円
(4,345円)
10GB/日:
4,950円
(5,445円)
なし
ゼウスWiFiH01
0円
(レンタル)
20GB/月
40GB/月
100GB/月

縛りあり:
20GB/月:

1,980円
(2,178円)
40GB/月:
2,680円
(2,948円)
100GB/月:
2,980円から
(3,278円)

縛りなし:
20GB/月:
2,380円
(2,618円)
40GB/月:
2,980円
(3,278円)
100GB/月:
4,280円
(4,708円)

縛りあり:
2年
9,500円
(10,450円)

縛りなし:
0円

限界突破
WiFi
jetfon
P6
0円
(レンタル)

無制限
(但し1日の
容量に応じて
通信制限あり)

3,500円
(3,850円)
2年、
その後1年。
18,000円
(19,800円)
THE WiFiU2s
0円
(レンタル)
40GB/月
100GB/月
40GB/月:
2,980円から
(3,278円)
100GB/月:
3,480円から
(3,828円)
2年
9,800円
(10,780円)
それが
大事
WiFi
U3
1,000円/月
(1,100円/月)
(買取)
50GB/月
100GB/月

50GB/月:
2,680円
(2,948円)
100GB/月:
3,380円
(3,718円)

2年ごとの
自動更新
4,500円
(4,950円)
ネクスト
モバイル
現在、新規申し込み受け付け停止中
ギガゴリ
WiFi
現在、新規申し込み受け付け停止中

ご注意)上表は← スワイプ → できます。

 

クラウドSIM7社を細かく徹底比較

ここからは、既に申し込みが可能な7社について、

  • 月額料金
  • 2年間のトータル費用
  • データ容量
  • 契約期間と解約料

別に徹底比較していきます。

月額料金で比較

まず、月額料金で比較してみます。

格安スマホや格安SIMの場合、契約して半年後や1年後に料金が高くなるケースが多々見受けられますが、こちらのクラウドSIMモバイルルーターは、「ずーっと○○円」と、月額料金が一定という会社が多いです。

サポートする月間のデータ通信容量が違うので、月額料金だけをみて、単純に「クラウドWiFiが安い!」とは言えませんが、100GB/月もあれば充分という方には、大いに参考になる比較と言えるでしょう。

プロバイダー月額料金()は税込
クラウドWiFi
(100GB/月)
ずーっと3,380円(3,718円)
それが大事WiFi
(50GB/月、
100GB/月)
50GB/月:2,680円(2,948円)
100GB/月:3,380円(3,718円)
Mugen WiFi
(100GB/月)

U3の場合:3,380円(3,718円)から

G4の場合:3,880円(4,268円)から

Fuji WiFi
(5GB/日、
(10GB/日)

5GB/日3,950円(4,345円)
10GB/日4,950円(5,445円)
(他にSIMのみの販売もあり)

ゼウスWiFi
(データ容量は
3種類あり)

【ドバドバZuesプラン】
20GB/月:1,980円(2,178円)
40GB/月:2,680円(2,948円)
100GB/月:2,980円(3,278円)から

【フリーZeusプラン】
20GB/月:2,380円(2,618円)
40GB/月:2,980円(3,278円)
100GB/月:4,280円(4,708円)

限界突破WiFi
(無制限)
3,500円(3,850円)
容量は無制限。
(但し1日の容量に応じて
通信制限あり)
THE WiFi
(40GB/月、
100GB/月)

【THE WiFi】:
WiFiスポットあり
40GB:2,980円(3,278円)から
100GB:3,480円(3,828円)から

【THE WiFiライト】
WiFiスポットなし
40GB:ずーっと2,980円(3,278円)
100GB:ずーっと3,480円(3,828円)

クラウドWiFiの毎月3,380円(税込3,718円)で100GB/月も利用できるというのは、とっても魅力的なサービスです!

 

2年間のトータル費用で比較

契約期間が2年という会社が多いので(クラウドWiFiの契約期間は、最初の1ヶ月のみです)、2年間のトータルの費用(契約時の事務手数料が含まれています)がいくらぐらいになるか比較してみました。

プロバイダー

2年間トータルの費用
()は税込

それが大事WiFi
(100GB/月)
79,320円(87,252円)
(3,380 x 24 + 3,000 – 4,800)
初月4,800円キャッシュバック
実施中。
クラウドWiFi
(100GB/月)
84,120円(92,532円)
(3,380 x 24 + 3,000)
Mugen WiFi
(100GB/月)
84,120円(92,532円)から
(3,380 x 24 +3,000)
Fuji WiFi5GB/日:97,800円(107,580円)
(3,950 x 24 + 3,000)
10GB/日:121,800円(133,980円)
(4,950 x 24 + 3,000)
ゼウスWiFi
(100GB/月の場合)

【ドバドバZeusプラン】
100GB/月の場合85,020円(93,522円)
(2,980 x 3 + 3,480 x 21 + 3,000)

【フリーZeusプラン】
100GB/月の場合:105,720円(116,292円)
(4,280 x 24 + 3,000)

限界突破WiFi
(無制限)
87,000円(95,700円)
(3,500 x 24 + 3,000)
THE WiFi
(100GB/月の場合)

【WiFiスポットあり】
94,122円(103,534円)
(3,480 x 3 + 3,842 x 21 + 3,000)

【WiFiスポットなし】
86,520円(95,172円)
(3,480円 x 24 + 3,000)

 

データ容量で比較

2020年春の新型コロナの影響で急速にテレワークが広まった時、クラウドSIMモバイルルーターで起きた通信障害は、「データ容量無制限」も要因の一つと言われています。それを受けてか、今では殆どのメーカーがデータ容量に制限を設けています。

今後の通信の安定性という観点から眺めてみると、やはり制限を設けたほうが良心的ですね。

プロバイダー月間データ容量
クラウドWiFi100GB/月
それが大事WiFi50GB/月
100GB
/月
Mugen WiFi100GB/月
Fuji WiFi5GB/日(150GB/月相当)
10GB/日(300GB/月相当)
ゼウスWiFi

【ドバドバZeusプラン】
20GB
/月、40GB/月、100GB/月

【フリーZeusプラン】
20GB/月、40GB/月、100GB/月

限界突破WiFi容量は無制限
(但し1日の容量に応じて
通信制限あり)
THE WiFi40GB/月、
100GB/月

 

契約期間と解約料で比較

そして、もう一つ気になるのが、契約期間と解約時の解約料です。

プロバイダー契約期間と解約料
クラウドWiFi

縛りなし。

但し、最低1ヶ月の利用は必要。

Mugen WiFi

月額600円(660円)の追加で、
「縛りなし」が選択できる。

「縛りあり」の場合の
契約期間は2年。
1年未満:9,000円(9,900円)
1-2年:5,000円(5,500円)
それ以降:0円

Fuji WiFiいつでも解約可
(但し、解約したい月の15日前
までに解約手続きを行う。)
解約金:0円
ゼウスWiFi

【ドバドバZeusプラン】
2年(2年以降なし)
1~24ヶ月目:9,500円(10,450円)
それ以降:0円

【フリーZeusプラン】
契約期間なし
解約金:0円

注)端末は解約時に返却する

限界突破WiFi2年、その後1年。
18,000円(19,800円)
THE WiFi

2年(2年以降なし)

1~24ヶ月目:9,800円(10,780円)
それ以降:0円

注)端末は解約時に返却する

それがだいじWiFi

2年ごとの自動更新

4,500円(4,950円、更新月を除く)
(端末の返却は不要。
但し、端末の残債が発生する
場合があります)

クラウドWiFi、Mugen WiFi、Fuji WiFi、ゼウスWiFiを除いて、他社は2年縛り。途中解約すると多額の解約料が発生してしまいます。

最近では、いろんなキャリアやプロバイダーから新しい通信サービスが出てきています。一年後には他の通信サービスに乗り換えたいという方も多くなるでしょう。そんな時、解約金0円で解約出来るととてもありがたいです。

 

良い例が楽天モバイルのアンリミットです。

今でこそ、まだ通信エリアが限られていますが、一年後には、このアンリミットのサービスが使えるようになる方も多くなるでしょう。

アンリミットのデータ容量は無制限、なのに月額:2,980円というのは非常に魅力的です。加えて、契約期間の縛りなし、解約料0円!ユーザー数もまだそれほど多くないので、通信速度も爆速が期待できますよ!

このようなことを考えると、クラウドWiFiのように契約期間の縛りが無く解約料無料というのは、非常に有り難いサービスです!

 

 

 

クラウドSIMとは?

uCloudlink社の「G4」「U3」「U2s」というモバイルWiFiルーターが、Mugen WiFiをはじめとする多くのプロバイダーで提供されていますが、これらのルーターで採用されている仮想化SIMの技術がクラウドSIMです。

通信事業者(ドコモ、au、ソフトバンク)のSIMカードに納められている回線情報や通信に必要な固有番号等を、専用のクラウドサーバー上に仮想化されたSIMカードとして格納しておきます。

このクラウドSIMに対応したモバイルWiFiルーターやスマートフォンは、電源がONになると、現在地に最適な「仮想SIMカード」を上記のクラウドSIMサーバからダウンロードします。その後は、この仮想SIMカードの情報に基づいて通信を行います。

日本の場合は、3大携帯キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)に対応しているモバイルWiFiルーターが販売されているので、自宅だけでなく外出先でも「ネットワークの最適化」を行うと、その場所で最適な携帯キャリアを見つけます。

自宅だけでなく外出先でもモバイルアクセスをしたいという方にとって、この最適なキャリアを自動で選択してくれる機能(最適化)は、とても便利です。

モバイルアクセスの通信速度は、場所、時間、接続先等によって大きく影響を受けるので、より快適なモバイル通信を提供してくれるこの機能は、とても有り難いです。

実際の下りの通信速度は数10Mbps程度ですが、一人で動画を楽しむ程度であれば十分と言えるでしょう。

【ご注意】

昨今の国内情勢の影響によりテレワークが一気に浸透。モバイルルーターの供給量を遥かに超える申し込みが殺到し、多くの販売会社からの出荷が停止及び遅延していました。

特に、クラウドSIM方式を採用したモバイルWiFiルーターは、データ容量「無制限」を売りにしてそれが人気を呼び、他の方式を凌ぐ申し込み数だったようです。

しかし、この「無制限」という「売り文句」が通信障害を招いてしまい、データ容量の確保やSIMの調達に時間がかかってしまい、現在でも新規申し込みを中止している会社があります。

このような状況から、通信の安定性を保つためにも、今後はデータ通信容量に制限が設けられる可能性が大きいようです。

実際、ここでご紹介しているクラウドWiFiそれがだいじWiFiFuji Wifi等では、無制限ではなく100GB/月5GB/日(=150GB/月に相当)といった制限を設けています。

今後も、クラウドSIM方式のモバイルWiFiルーターを扱う販売会社が増えてくると思いますが、上記のようにデータ容量に制限を設けてくるものと思われます。

 

 

クラウドSIM方式のメリット

クラウドSIMのメリットを5つ挙げてみました。

1. サービスのカバーエリアが広い

このクラウドSIM方式のサービスは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの4G LTEが使えるエリアであれば、どこでも利用可能です(トリプルキャリア対応。但し、3Gエリアは除く)。

クラウドSIMは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE回線の中で、最も最適な回線を自動で見つけ出します(ネットワークの最適化)。auの4G LTEしか入らないところでも利用可能です。

モバイルWiFiサービスには、このクラウドSIM方式以外にも、WiMAXやソフトバンクのポケットWiFiがあります。

WiMAXは、WiMAX2+という専用の回線とauの4G LTEを使用しますが、クラウドSIM方式と比べるとサービスエリアは狭くなります。

ソフトバンクやワイモバイルのポケットWiFiも、ソフトバンクの4G LTEとAXGPという専用の回線を使用しますが、やはりクラウドSIM方式と比べるとサービスエリアは狭くなります。

クラウドSIM方式のサービスエリアは広い!

以下の総務省の資料をご覧ください。

平成30年度携帯電話・全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果及び評価結果の概要

資料の9ページには、各携帯キャリアの基地局数が示されています。それによれば、

  • NTTドコモのLTE/4G基地局数:202,400局
  • auのLTE/4G基地局数:119,100局
  • ソフトバンクのLTE/4G基地局数:126,500局

なのに対し、

  • UQのBWA(WiMAX)の基地局数:63,500局
  • Wilress City Planning(SoftBank/ワイモバイルのPocket WiFiの基地局数:63,000局

と、UQWiMAXPocket WiFiの基地局数は、各携帯キャリアのそれと比較して非常に少ないことがわかります。このことから、各携帯キャリアのLTE/4Gの電波を利用するクラウドSIMのサービスエリアは、WiMAXやPocket WiFiよりも広いことが分かります。

 

2. 月額料金が安い

クラウドSIMサービスは、データ容量100GB/月が月額2,980円(税込:3,278円、ゼウスWiFiの場合)から利用できます。他にも、100GB/月のサービスは、

  • クラウドWiFi3,380円(税込:3,718円)から
  • それが大事WiFi3,380円から(税込:3,718円)から
  • Mugen WiFi3,380円(税込:3,718円)から

と、100GBという大容量が格安で提供されています。

この料金は、NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯料金と比較しても非常に安いです。

 

3. データ容量が選びやすい

100GB/月のような大容量はいらない、20GB/月、40GB/月でも十分。その分安くなればもっと有り難い!」という方には、

ゼウスWiFi
20GB/月:1,980円(税込:2,178円)から
40GB/月:2,680円(税込:2,948円)から

THE WiFi
40GB/月:2,980円(税込:3,278円)から

というのがあります。

他にも、Fuji WiFiでは、
5GB/日:3,950円/月(税込:4,345円、月換算では150GB相当)
10GB/日:4,950円/月(税込:5,445円、月換算では300GB相当)

というメニューもあります。

このように、データ容量のメニューが色々あるので、ご自身に最適なデータ容量を選べば、その分料金も抑えることができます。

 

4. 持ち運びに便利

クラウドSIM方式のルーターの外観は、スマホ並。小型で軽量なので持ち運びに便利です。

自宅で使えるのはもちろん、出張や旅行先のホテル、海・山などでも、お仕事で外出するときも、ドコモ・au・ソフトバンクの4G LTEが届くところであればどこでも使えます。とっても便利です!

 

5. 海外でもそのまま使える

出張や旅行などで出かけた海外からも、現地で契約した通信サービスとほぼ同等の料金で通信サービスを受けることが出来ます。

 

 

クラウドSIMのデメリット

当然ですが、メリットばかりではありません。デメリットもあります。

サポートの質が良くない

上記のプロバイダーの名前をご覧になってもお分かりの通り、有名なところはありません。名前が知られていない新興系の販社やブランドが殆どです。

会社規模の小さいところが多く、サービスのサポート体制が大手のようにしっかりと整っているところは殆どありません。従って、電話しても繋がらない・繋がりにくい等、サービス品質がユーザーの要求に応えられない場合が多々あるようです。

 

契約期間と解約料

クラウドSIM方式のモバイルWiFiルーターの契約で注意していただきたいのが、「契約の縛り」と「解約の際の解約料」です。

スマホの場合、解約の際の解約料が2019年10月以降1,000円以下になりましたが、このクラウドSIM方式のモバイルWiFiルーターでは、まだ2年契約の自動更新」というところが多く、契約更新月以外で解約しようとすると、高額の解約料が発生するところが多いです。

また、契約時に支払う端末代金が0円なのは大変有り難いのですが、上記のような途中解約の際に、端末代金の残債が発生する場合もあるのでご注意ください。

 

データ容量と速度制限

以前、「データ容量無制限」と謳っていたことも通信障害を招いてしまった一因のようで、今後は、月間のデータ通信容量に一定の制限を設ける傾向にあるようです。

データ容量無制限」と謳っているところは、今後も同様の通信障害を招いてしまうかもしれません。販売会社選定の際は、100GB/月や200GB/月(あるいは7GB/日)といった制限を設けている販売会社のほうが安心と言えるでしょう。

また、上記のデータ容量を超えてしまうと、128kbps384kbpsという通信速度に制限がかかってしまうのでご注意ください(データ容量を超えた場合、この通信制限は翌月になるまで解除されません)。

 

ネットワークの最適化に時間がかかることも…

場所を移動して通信速度が遅い場合は、「ネットワークの最適化」を行うと良いでしょう。

通常は、2~3分ほどで、より最適な携帯キャリアを自動で見つけてくれます。但し、10分近く時間を要してしまうこともあります。そして挙句の果てには、「ネットワークの最適化に失敗しました」というメッセージが出て、がっかりしてしまうこともあります(実際、私も経験しました)。

この問題が改善されるかどうかは定かではありませんが、10分程度も掛かってしまうとイライラしてしまいます。特に、ビジネス等で急いでいる時は致命的かもしれません。

 

スペックに記載の通信速度に惑わされるな!

製品とサービスの差別化を図るために、モバイルWiFiルーターのメーカーや携帯キャリアは、通信速度や通信速度を向上させるための新しい技術を前面に大きく謳っています。

中には、NTTドコモのPremium 4GやUQコミュニケーションズのWiMAXのように、1Gbps(=1,000Mbps)を超える通信速度を達成する機種も出てきました。

でも、このような送受信の速度は、あくまでも最大値であり技術上のスペック値です(必ず、細かい字で注意書きがあります)。実際、表示されている最大速度が期待できるケースは殆どありません。

ただ、高速になる傾向にはあるようなので、

  • PCやタブレットをつないで、通信速度や応答速度に敏感なアプリの利用をお考えの方。
  • 多くの台数の端末を同時に接続してネットにアクセスしたいとお考えの方(ビジネスユーザーなど)

このような利用をお考えの方には、WiMAX等がおすすめの場合もあります。

単に、「一人で動画や映画を楽しみたい!」というような方には、上記のような高速性や高度な通信技術はそれ程必要ないでしょう(もちろん、速いに越したことはありませんが…)。

ここでご紹介しているクラウドSIMのモバイルルーターでも、数10Mbpsの通信速度は期待できます(ただし、電波やネットワークの状況に依存します)。動画や映画も十分楽しむことができます。

hulu」のサイトには、次のように記載されています。

パソコン:下り速度 6Mbps 以上を推奨

スマートフォン/タブレット:下り速度 3Mbps 以上を推奨

テレビ/ブルーレイプレーヤ/ゲーム機/メディアプレーヤー:下り速度 6Mbps 以上を推奨

出処:Hulu を見るには、どれくらいの回線速度が必要ですか?

 

 

クラウドSIM方式がおすすめの方は?

以上のようなメリット・デメリットを持ったクラウドSIMですが、これらのことを十分承知した上でご利用いただければ、快適なモバイルアクセス環境を構築できます。

特に、このクラウドSIM方式のサービスは、以下のような方におすすめです。

外出先でもモバイルアクセスを頻繁に利用する方

クラウドSIM方式は、使えるエリアが広いので様々なシチュエーションで使えます。しかも、大容量なのに月額料金が安い。スマホより安い!定額なのでデータ使用量を気にすることなく使えます。

自宅だけでなく、外出先(お仕事、出張、旅行、帰省など)でも十分使えます。大容量が使えるので、外出先の待ち合わせの時間で動画や映画を観るなどにも使えます。

 

月額料金をできるだけ抑えたい方

2020年12月18日に、NTTドコモから新プランの発表がありました。

4Gの場合、

  • Ahamo」の20GBで、2,700円/月(税込:2,970円/月)
  • ギガホ プレミア」の60GBで、6,650円/月(税込:7,315円/月)

と、クラウドSIM方式と比べると、まだまだ高いと言わざるおえません。これでも大幅に安くなった訳ですから、逆にクラウドSIMの料金が以下に安いかがお分かりいただけるでしょう。

 

海外へ出張する機会の多い方

クラウドSIM方式のメリットは、日本国内以外にも海外でも享受することが出来ます。

出張や旅行などで頻繁に海外におでかけになられる方は、現地で契約した通信サービスとほぼ同等の料金で通信サービスを受けることが出来ますので、大変有り難いですね!

 

 

クラウドSIMのモバイルルーターを試してみた!

クラウドWiFi(東京)

クラウドWiFi(東京)というサービスを提供している(株)ニッチカンパニー様から「U3」というモバイルWiFiルーターをお借りして、通信速度やサービスエリア等をレビューしてみました。

クラウドWiFi(東京)のサービスの特徴は、

  • データ容量100GB/月と大容量、なのにずーっと税込3,718円の格安料金。
  • 契約の縛りがないので、いつでも解約OK!なのにこの料金。

という、非常に使いやすいサービスになっています。

詳細は、

クラウドWiFi(東京)の評判・口コミ。実際に試して詳細にレビューしてみた!
クラウドSIM方式のクラウドWiFi(東京)が、今人気です。そこで、実際に試した口コミをまとめてみました。ネット上の評判もしっかりチェックしています。

をご覧ください。

 

それがだいじWiFi

それがだいじWiFiからモバイルルーターU2sをお借りして、実際に試してみました。

本モバイルルーターとサービスの特長は、クラウドSIMの採用によりトリプルキャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)に対応していることにあるのですが、

  • 設置場所を変えることによって、キャリアが切り替わるか?
  • だいたいどれくらいのデータ通信速度がでるのか?

についてレビューしています。

詳細は、

それがだいじWiFiの評判・口コミ。実際に試してみた!
それがだいじWiFiの口コミ・評判。実際にモバイルルーターのU2sを使って通信速度等を計測してみました。ネット上の評判や口コミも取り上げています。

をご覧ください。

 

Mugen WiFi

Mugen WiFiについても実際に試してレビューしてみました。

こちらも、上記の「それがだいじWiFi」と同じクラウドSIM方式のモバイルWiFiルーター(実際に試したのは、uCloudLink社の「G4」という機種)です。

詳細は、

Mugen WiFiの評判や口コミは?実際に試してみた。メリットやデメリットもご紹介
モバイルWiFiの新興系であるMugen WiFiの評判と口コミです。。ネット上の評判の他、実際に試して分かった口コミをご紹介。併せて、Mugen WiFiのメリット・デメリットもまとめました。

をご覧ください。

 

 

まとめ

モバイルWiFiルーターには、ここでご紹介してきたクラウドSIM方式以外にも、

  • auやUQコミュニケーションズのWiMAX
  • ソフトバンクやワイモバイルのPocket WiFi

があります。

参考記事:

ワイモバイルのポケットWiFiをWiMAXと徹底比較。おすすめはどっち?
ワイモバイル(Y!mobile)のポケット(Pocket)WiFiとWiMAXを徹底比較しました。おすすめはどっちかと言いたいところですが、細かく見ていくとそれぞれ一長一短があります。事前にお試しで確認するのが一番良いですね!

 

クラウドSIM方式を採用したモバイルルーターのメリットは、

  • 月額のデータ容量が大容量。なのに、月額料金が安い。
  • NTTドコモ、au、ソフトバンクといった3大携帯キャリアに対応しているので、使えるエリアが広い。
  • モバイルルーター自体がスマホ程度の小型軽量なので、持ち運びにも便利。自宅だけでなく外出先でもモバイルアクセスを楽しむことができる。
  • 実際の通信速度は数10Mbpsですが、一人で動画や映画を楽しむには充分な通信速度!
  • 設置が楽。設定も楽。届いたその日からすぐ使える。

と、他の通信キャリアが提供するモバイルサービスに全く引けをとらない、非常に使いやすいモバイルルーターです。

モバイル環境の構築に詳しくない方でも直ぐに使えて、映画や動画の長時間の視聴にもOKなモバイルルーターです。